生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

言葉の宝石

2019-06-10 10:54:46 | 日々の暮らし

今日はプール開きです。 私はよくプールで一息25メートルを潜って何度も泳ぎます。 今も50メートルは一息で潜って泳げるかな。 水面に上がり両手で掴んだ水の宝石をじっと見つめたりします。 すると、お釈迦様が説いた「法華経」の「衣の裏の宝石」を思い出します。 長いこと貧乏暮らしをつづけた人が、かつての親友の家を訪ねました。 親友は立派な身分になっていました。 親友はごちそうを並べ、最高級のお酒を出してもてなしました。 貧しい友はすっかり飲み過ごして眠りこけてしまいました。 急用ができた親友は、酔いつぶれた友人の 着物の裏に高価な宝石を縫い込んでやりました。 貧しい友は目を覚まし、またあちこちとさ迷い相も変わらぬ貧乏暮らしをつづけていました。 ある日、ぱったりと親友に会いました。 「きみの着物の裏に一生暮らしに困らない 値打ちのある宝石を縫いつけておいてあげたのに」 という話があります。 この宝石が仏様なのです。 私たちの1人ひとりにその高価な宝石が縫いつけられているのです。 それに気づいて、自分でとり出しさえすれば 、宝物はすぐ自分のものになるのです。 皆様に「言葉の宝石」を縫い付けました。 皆様が気づかれますようにと願って。        合掌

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紫陽花の道

2019-06-10 04:11:49 | 日々の暮らし

姉の見舞いに葛飾柴又にいきました。 綺麗な姉さんも歳をとったね。 苦労したのかな。 目を開けていましたが、私を見て涙流していました。 若い時に心臓手術をしていましたが、不整脈があり心臓に詰まった血が脳に行き脳梗塞になったとの事。 出来るだけ行こうと思います。 葛飾柴又この町の風景はしばらく私と関わるのですね。 家路に紫陽花が出迎えてくれました。 「紫陽花(あじさい)や藪(やぶ)を小庭の 別座敷(べつざしき)」       (芭蕉) この句のように 毎日通る小路に 竹やぶがあります。 いつものように いい竹があると足を止めて眺めながら行くと、突如と紫陽花が花を咲かせている道になります。 いつも素通りしていたのに特別のお座敷ができたように迎えてくれます。 芭蕉の気持ちに深く共鳴しました。 皆様もきっと足を止めて感動することでしょう。 別名「七変化」のとおり、さまざまな色を見せて楽しませてくれることでしょう。 「紫陽花や 小路の角に 花屋敷」 お帰り! お疲れ様と 出迎えてくれました。 すると誰かが目の前を早足で通り過ぎました。 見ると消えていません。 ズボンをはいた女性でした。 ごめんなさい目の手術後不思議な現象が見えてしまうので。         合掌

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