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生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

天辺の月

2019-03-26 02:12:19 | 日々の暮らし

禅語に 『八風吹けども 動ぜず天辺の月』 という句があります。 八風とは 利(り・利益が増大すること) 衰(すい・利益が減退すること) 毀(き・陰でそしること) 誉(よ・陰でほめること) 称(しょう・面前でほめること) 譏(き・面前でそしること) 苦(く・意思に逆らうこと) 楽(らく・意思に添うこと) このように、八風の有無にかかわらず、清らかに輝いている月のように動揺せずにせいせいとして生きる心境を 句にしたものです。 まだまだ未熟な私は一喜一憂、動揺する毎日です。 それが人間らしいのではと感じていましたのでまだまだですね。 震災やいろんな苦しみに耐えながら生きている人々のことを感じながら生きていくことが大切との意味もあるので自戒の句にしたいと思います。       合掌

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パドレ・ピオ神父

2019-03-25 12:46:16 | 日々の暮らし

「希望の人」パドレ・ピオ神父の本を半分まで読みました。 1933年に11年間もバチカンの一室に閉じ込められていました。 キリストが処刑された箇所と同じ所に傷を持っていたから(聖痕)と汚職がはびこるバチカン幹部が彼の力を恐れ表に出さなかった為のようです。 多くの嘆願書や捜査が入って幹部が追放され無事解放されました。 ピオ神父の聖痕を科学的に研究した医師ジョルジオ・フェスタは朝の体温は36.1度、夕方は36.5度、体調不調を訴える時は47.7度~48.8度だった。 また、身体や衣服、神父が触れた物すべてから甘い芳香が漂い、通った場所に芳香を残したと記録されていた。 その芳香はピオ神父の身体からではなく、聖痕から流れ出る血液から発せられていたという。 また、バイロケーション(二ヶ所に同時に存在する能力)があったという。 教会に一人の男が入って来た。 ある戦場で猛烈な砲火の中一人の修道者が現れ大声で「大尉さんそこを離れなさい。すぐ私の所へ来なさい」と言いました。 私は彼の方へ歩き出しましたが、そこまで行き着かないうちにもといた場所で手榴弾が爆発し地面に穴が開いていました。 振り返るとその修道者が消えていました。 あなたは命の恩人ですと何度もお礼を言って帰ったといいます。 勿論神父はそんな戦場に行ける身体ではないと医師は述べています。 私はピオ神父が着ていた衣服の切れ端をお守りに身につけています。 その為か甘い芳香を嗅ぐときがあります。 それを霊魂の匂いというそうです。 パドレ・ピオ神父が愛した聖母マリア様と共に私の守り神となっています。 この本を監修したぺトロ神父様に表紙裏にサインを頂いたのも感謝です。 皆様にも「希望の人」パドレ・ピオのお力をお裾分け致します。     アーメン

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命ごい心理テスト

2019-03-25 02:36:18 | 日々の暮らし

心理テストです。 あなたはまな板の上にいる魚です。 包丁で刺身にされそうです。 その時の助けて下さい!との 「命乞い(いのちごい)」です。 A「家族がいるんです」とひたすら同情を誘う泣き落とし戦術に出る。 B「助けてくれたら、お礼に竜宮城の宝物を差し上げますよ」と取引する。 C「いつかきっと、私にしたことを後悔する時が来るでしょう」と脅す。 〈診断〉 あなたの一番の 「精神的な強み」が分かります。 Aを選んだ人。 繊細な心くばりが、多くの人を感動させる原動力になるタイプです。 自分を弱く見せて、相手の同情を買おうとする泣き落とし戦術。 それは相手の感情に粘り強く訴えようとする方法です。 人の気持ちを汲み取る繊細な感受性があり、 コツコツと根気よくやり遂げることで、多くの人が感動するようなものを生み出す可能性を秘めています。 Bを選んだ人。 成功イメージを描くことで、人もうらやむ成功者になるタイプです。 「こうしたほうがあな たにとっても得だよ」と相手の欲やエゴをくすぐる取引。 確かな勝算がなければできないことです。 あなたの中に「やればできる」という楽天的なプラス思考に裏打ちされた自信があります。  人から憧れを持って見られる人間になれる 可能性を秘めています。 Cを選んだ人。 自分の力を信じることで、多くの人に影響を与える人物です。 つまり復讐で相手を屈服させようとする。 それは、自分の中の パワーを信じていなければ出来ないことです。 あなたは困難なことに 挑戦するチャレンジ 精神と、逆境からはい 上がることのできる 強力なパワーとエネルギーが備わっているのです。 人を動かし、周りに影響力を与える人物に なれる可能性を秘めています。 私は迷わずCと答えました。 皆様の精神的強みの気づきになれば。        合掌

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花野

2019-03-24 05:24:39 | 日々の暮らし

千草(多くの草)の花の咲き乱れる野の事を花野といいます。 犬の散歩道の野にも可愛らしい花が咲き出して来ました。 待ちわびた春の到来を実感しています。 春になると、人の移動が多くなります。 人の心にとりついてなんとなく人を旅に誘う 漫ろ神(そぞろがみ)が目を覚ます。 何かを求めて旅に出るのもいいかも。 とりあえず、近くの花野を散策に行くとしよう。 それから、千草咲く君住む国へ旅しよう! 歓迎してくれますか。         合掌

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死の宣告

2019-03-23 22:04:30 | 日々の暮らし

口から出た言葉には魂が宿るといいます。 「ありがとう」 「感謝します」と言えば ありがとうの心が出て来ます。 逆に言ってはいけない言葉があります。 これを言うと、今までにあなたが積み上げてきた徳とかツキとか 幸運が全部吹っ飛んでしまいます。 それは、「てめぇ」 「ばっきゃろ!」 「死んじまえ」 という言葉です。 発した言葉通りに、 人生を歩むものと覚悟しましょう。 そのような上司につかえたことがありました。 本人も周りも暗い思い出しかありません。 今日はアメリカの病院の話をしたいと思います。 『見返りを求めない』 その病室は死の宣告を受けた7名の患者が入っておりました。 ジミー・カーチスは、その一番窓に近いベッドに寝ていました。 自分で動くことができない患者の中で、ジミーだけが、唯一、窓の外を見ることができました。 死と隣り合わせの同室の患者は、みんな心がすさんでいました。 その患者を前にして、ジミーは窓から見える光景を、みんなに語り伝えるのです。 「おーい、みんな、 今日は子供達が遠足だよ。 黄色いカバンをさげている子がいるな。 いやぁ、ピンクの帽子をかぶっている子もいるよ。 かわいいな。 3番目と4番目の子が 手をつないで歩いている。 きっと仲良しなんだろうなぁ。 あ、空には黄色い蝶々が飛んでいるよ」 そして、ある朝、窓側に寝ていたジミーがいません。 昨晩亡くなったのです。 すると、入り口から2番目のベッドに寝ていたトムが 「俺をジミーが寝てい た窓際にやってくれ」 と頼むのです。   しかし、看護婦さんたちは、顔を曇らせて、 なかなかいうことを聞いてくれません。 業を煮やしたトムは、 声を荒げて怒鳴ります。 それで、仕方なく、看護婦さんたちは、トムを窓際に移します。 喜んだトムは、 「俺はジミーみたいに 外の景色をみんなに話 してなんてやらないぞ。 自分だけで楽しむんだ」 そう思って窓の外を見たのでした。 ところが、窓から見えたのは、 灰色の古ぼけた 壁だけだったのです。 その瞬間、トムはジミ ーの思いがすべて 分かったのでした。  「ジミーは、壁しか見えないのに、 自分たちのすさんだ心を励ますために、 その壁の向こうに広がるであろう素晴らしい世界を、 ああやって語り聞かせてくれたんだ。 それに引き換え、自分ときたら、 自分だけ楽しもうなんて、なんと浅ましい心の持ち主であろうか。 なんという恥ずかしい 自分であろうか」 心から懺悔したトムは、ジミーに負けないくらい、素敵な思いやりを持って、 次のように語り聞かせるようになったのでした。 「おーい、みんな、 今日は花屋さんが通るぜ。 車の中はバラの花でいっぱいだ。 前のほうは、あれは パンジーの花だな。 あの隣の黄色いバラは 甘い香りがするだろうな」 これは実話です。 ジミーの「与える心」のおかげで、 トムの人生は最後の 最後に大きく変わったのでした。  人生の最後に 「与える心の喜び」を 知ったと述べたといいます。 与える者は 与えられる。 合掌

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