(正しい信仰観を持つことには、霊人をも悟らしめる力がある)
信仰にもいろいろあり、信仰の選び方によって人生の幸・不幸もあるのですが、「人として賢く生きる」ためには、唯物論や無神論は論外です。現代の学問が何であろうと、科学がどれほど進歩しようとも、やはり、それを超えたものがあるのです。
もちろん、「いくら信仰したところで、神がロケットをつくってくれるわけでもなければ、宇宙船をつくってくれるわけでもないだろう」という意見もあると思います。それは、人間がロボットや人工知能を使ってつくらないと、できないものではあるから、人間がつくらないで奇跡でロボットがポッと現れたりはしないかもしれません。
ただ、そうは言っても、昔は、「神様に祈っておれば、神様は天候を司(つかさど)ったりして、やってくれる」と思っていたかもしれないけれども、現代においても、やはり、神は存在するのであり、神を否定してはいけないのです。
ただし、信仰のなかにもやはり種類がたくさんあるので、これについてはもう少し明確にされなければなりません。
日本のホラーものでも、霊界ものになると、だいたい祟りや悪霊の話ばかりですし、アメリカやヨーロッパのものであっても、基本的には、幽霊屋敷その他において、不成仏霊かもっと大きな悪魔が力を及ぼしてきて、神父たちと戦ったりするようなものが多いのです。
だいたいそのようなものばかりであり、高級霊界の霊人たちの姿やその教えは、映画等では教えてくれないことが多いです。メジャーな霊界の教えや姿は、世界ではあまり知られていないのです。
霊界に生きている人たちであっても、「自分たちは、今、どういう位置づけで、どのようなことをしていて、どのように判定されているか」ということを分かっていない人が大勢いるので、これを教える必要があるのです。
霊界の人たちもこの世を見ているので、教えを広げることによって、霊界にも影響を与えることができます。霊人は、地上の人を見ていたり、守護霊や指導霊をしていたりすることもありますし、憑依(ひょうい)霊をしている場合もありますが、この世の人たちがそうした「正しい世界観」や「信仰観」を持つことには、あの世の人をも悟らしめる力があるのです。
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます