このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

聖武天皇が引き出した国民和合の底力(後編)

2023年07月08日 | 日本
凶作、地震、伝染病に苦しむ民を救うために、聖武天皇は仏教によって一人ひとりが主体的に支える国を作ろうとした。(「だが予はその思いを具体的に民に伝える手段を講じてこなかった」)しかし、時代は聖武天皇にさらなる苦難をもたらします。天平7(735)年4,5月頃から、朝鮮半島から伝来した天然痘の流行です。翌々年の天平9年には、第二次流行がありました。この間にも、聖武天皇は民を救うための施策に追われました。 . . . 本文を読む
コメント