国境の島で考えたこと．．

一泊二日で与那国島へ行って来た。空港からレンタカーで反時計周りで島を一周．．最初の島民発見！土砂降りの中、歩いてどこへ行くのだろう？人口１６００人ほどと聞いているが、馬や牛の数が多いような気がする．．島に信号は２～３ヶ所、小学校の学校教育用。海底遺跡とドクターコトーで有名になったこの島は、沖縄県に位置しながら台湾の方が近い。２０年前に２度訪れた時は、まだ活気があった。いや、戦前、それ以上昔は更に活気があった。ふと、同じ国境の島・尖閣を思い出した。かつては日本人が住んでおり、カツオの加工場があった。住所は沖縄県石垣市字登野城で登記されている。無人島になって中国がひんぱんに領有権を主張している。やがて、与那国島も第二の尖閣になるのだろうか？そして尖閣ビデオ流出事件を思い出した。当初から思っていた。元海上保安官が意図的に流したものだと。そして国境の島を目の当たりにした時、彼のメッセージが伝わってきた。事件は現場で起きているんだ。と。彼は中央の役人に、そして国民一人一人にそのメッセージを伝えるべく自らの首を差し出したのだ。そう確信して私は国境の島をあとにした。