以前、政府の高官が沖縄のことを「ゆすり・たかりの名人」と称して沖縄県民の反感を買ったけど・・・あながちウソではない。
そんなことを思い出させる一件が、今日、職場であった。
その品は30日土曜日に届いているはずだった。私は、その品をもって、さらに別な先へ回る予定であった。ところが、本日、午前中、まだその品が届いていないことが判明した。即、その業者に言って、午後2時には使うので、なんとか間に合わせてほしい・・・とお願いした。
結局、その品が届いたのは2時を回ってからであった。仕方なく、私は第3者に用を依頼した。私自身の仕事は、大したことをしていないので、及ぼす影響なぞ、微々たるものである。
ここで問題にしたいのは・・・納期に間に合わなかった品は、すでにその時点で価値を失う、ということである。
すでにその時点で、商品としての価値は無いわけである。一日遅れの新聞と一緒である。
沖縄特有の「なんくるないさあ~」もいいけれど、時に軽重を判断して事を急いでほしいものである。
私の生まれ故郷、北海道も沖縄同様、自分以外の土地のことを「内地」と呼ぶ。だが、厳しい北国の自然は、年度の後半3か月は雪にとざされる。だから、すべては雪が降る前に終わらせなければならない。だから、一年は9か月しかない。逆に、雪が降ることによって、今までしなくて済んだことをしなければならない。(朝起きて家の前の雪かき、クルマの雪かき、職場に行って職場の雪かき・・・と大雪の日は雪かきで一日が終わってしまうのである。)
そんな北海道に比べたら、沖縄は実に恵まれている。それに甘んじずに、もう少し、自助努力をしてほしい。政府の支援以上に自分たちが努力しないと、単なる見返りを求める集団、はたから見れば「ゆすり・たかり」に何ら変わりはなくなってしまうのだから・・・