雪山遭難報道に思う・・・

　日本列島を寒波が見舞った週明けは、必ずと言っていいほど、北アルプスあたりでの雪山遭難報道がある。昨日も、何件か報道されていた。ああ、やっぱり・・・と思う反面、最近は知り合いじゃないか？とドキドキするようになった。

　ランニングを趣味とする仲間の中には、山愛好家もいればトレイルランニングが興じて山に通うようになった人たちもいる。

　新田次郎の小説が好きでよく読んでいた母は、「あんたが山に興味を持たなくてよかった。」と言っていた。（注：過去形になっておりますが、まだ健在です。）

　でも、雪山に興味は無くとも、私には彼らの気持ちがわかる。危ないから行ってはダメ。いや、だからこそ行きたい。チャレンジしたい。自分を試したい・・・自分なら、きっと帰ってくる！そう信じて・・・

　でも、忘れてはいけないことが一つだけある。人間よりも偉いものがあるとすれば・・・それは、神と自然である。所詮、人間は自然の偉大さには勝てないのだ。

　そうとは知りつつも、チャレンジしたい気持ちは抑えられない・・・