【一週間を長いと感じる理由】
昨日の朝、起きて「今日は金曜日かな?」
なんて思ったら...アレ?まだ「水曜日」(笑)
いつもは短く感じられる一週間が、なぜか長く感じられる今週...
その理由(ワケ)は...?
いつもは月曜日と金曜日の週2回の授業が、今週に限って振り替えを含めて週3回、月・水・木とあるため?(^_^)
教えるコトは好きだし💖、むしろ学生を相手にズンバするのは他の何処よりも、ある意味楽しくもある(^ー^)💖
なんだけど...
毎日のように、同じ場所に通う、同じ行動を取る...
そうすると一週間を長く感じてしまうらしい。特にこの私は(^_^)
だから、仕事はランチメニューのように、日替わりに限る(^ー^)💖
だよな(^_^)
かと言って、派遣は御免だ。
かつてお世話になって、それこそ毎日、働きに行く場所が違って、最初はワクワクしたけど...
派遣先の派遣に対するぞんざいな扱いや、同じ派遣で働く人たちの意識の低さに失望した。特に男子の意識の低さにね(T-T)
私にとっては、そもそも仕事に優劣は無い。
与えられた役職やポジションでその人を計るのではなく、いざ❗という時にどういう行動を取れるか?それがその人自身の価値を映し出す...そう私は思っている。
でも、コレはコレで私にとってはイイ社会勉強になったし、何より柚月麻子さんの本に出てくる人たちの気持ちがよくわかるようになったのだから(^_^)
【なんてタイムリーな❗】
先々週に引き続き、図書館で柚月麻子の長編「ナイルパーチの女子会」を探す。
またしても"貸出し中"?
タイミングが悪いのか?(^_^)
仕方がなく前回は同じ著者の「ランチのアッコちゃん」を借りてきたのだけど...
コレが実に心にヒットした🎵
だから今回も迷わず、同じ登場人物が出てくる短編集「3時のアッコちゃん」を借りてきた🎵
第一話は、クリスマス商戦に向け、シャンパンを売り出す商社の話だ。
クリスマス?まるで今の季節そのままではないか?
そして前回同様、今回も主人公は私と同じ名字の澤田美智子(笑)
その彼女が勤める商社の会議にイギリス帰りのアッコさんが、3時のティータイムとしてケータリングサービスを行いに来る🎵
アッコさんは、澤田に毎日午後3時に会議を開くよう促す。
その会議の席で、始まる直前にティーサービスを行うのだ。
会議の議題は、専ら、当社で扱うクリスマス用シャンパンをどう売り出すか?
というテーマで行われる。
実は同様の企画を他の商社に持っていかれ、企画が手詰まりになっていた。
会議、と言えば私自身、苦い思い出がある。
現役最後の勤務地は駐屯地司令という、そこの駐屯地で一番偉い人を抱える本部勤務だったが、ちょうど与那国島や奄美大島に隊員や装備を充当する為の会議が連日のように行われていた。
金曜日の午後の会議でも決まらなくて(^_^)、「では、次の会議は夜8時から」なんて言い渡されたり、「澤田、土日は出勤できるか?」なんて聞かれた時は、愕然としたものである。
だから、会議は長引けば長引くほど...
無駄である、というコト(^_^)
そして、そこの長が威圧的であればあるほど、会議の出席者は萎縮して意見を言わなくなる...というコトを肌で経験している(^_^)
だからこそ、第一話から思わず、うんうんと何度も首を縦に振ってしまった(笑)
ティーブレイクは人の心を和ませ、30分という会議にしては短めの設定は、より建設的な意見を促させる(^ー^)💖
奇しくも(^_^)、前夜に誰かがFacebookであげていたオモシロ投稿を思い出して、吹き出しそうになる。
コレはなんのサイン?
の問いに私はこう答えた。
「国会もおやつの時間です🎵」
まさにこの投稿をした数時間後に電車の中で第一話を読んで...
ひょっとしたら国会でも中継が無い時は、3時のティーブレイクが行われているのでは?
なんて思ってしまいました(笑)
そして第二話は...
東京メトロの地下2階のホームに開業したアッコさんのスムージー屋さんのお話し💖
ココで、アッコさんは一人のOLに毎日日替わりのスムージーを試飲させる。
そう、第一話でもティータイムのお茶とお菓子は日替りだったけど、ココでもスムージーは日替りなのだ🎵
だから、仕事も日替りで💖
という私の考えは決して間違ってはいない、そんな気がした(^ー^)💖
登場するOLは睡眠時間も三度の食事の時間もままならないブラックなコールセンター勤務...
奇しくも、前日、フリースクールでコールセンター勤務を希望する男子の面接指導にあたっていたところだ。
そして、この日が彼の面接の日...
「ちゃんとスーツにアイロンかけたか?靴は磨いておけよ」
「わかってますよ、お母さんですか?(笑)」
実はこのホームは自殺者が多い駅のホームでもある。
私自身、専門学校で将来は鉄道関係に進む学生たちに教えているコトから、毎日SNS上に上がる駅ホームや踏切での人身事故に心を痛め、どうか教え子たちがこのような目に遇わないように、頼むから彼らの運転する車両には飛び込まないでくれ❗
そう思わずにはいられない。
SNSというのは不思議なモノで、その人が興味や関心を抱いたモノを次々とあげてくる。
だから私のスマホには、今朝も日本の何処かで人身事故があったコトを知らせてくれる。
そう、この国では毎日、何処かで誰かが電車に飛び込んで自らの命を断っているのだ。
物語の中ではなくて、現実の話...なのだ。
だからこそ、今回も作者に私の心の中を見透かされたような...そんな気がした(^_^)
そして昨夜、帰宅する直前に読んでいた第三話は...
舞台は東京から神戸へ🎵
そして、なぜかイノシシ🐗が登場する。
そりゃ、六甲山があるから(^_^)神戸の街中や住宅街に出没しても不思議はないけど...
それにしても唐突過ぎやしないか?(^_^)
そして、どうやらアッコさんのスムージー屋は関西にも出店しているようなのだ🎵
コレから先、アッコさんがどう絡んでくるのか?
楽しみだ(^ー^)💖
【良い意味で心に刺さるコトバ】
彼女の短編は、ある意味、読むビタミン💖
良い意味で心に刺さる(^ー^)💖
第一話と第二話の中から、私の心に刺さったコトバを紹介しよう(^ー^)💖
〈第一話〉
これだけ時代が変わったのに、未だクリスマスは外に出るもの、カップルで過ごすべきもの、という考え方が定番です...その定義にどうしても寄り添うことが出来ずに傷つく人、コンプレックスを持つ人が多いということを誰もが知っているとしてもです。
無理して幸せぶらない、世の中の流れについて行こうとあくせくしない。
〈第二話〉
毎日の睡眠と最低限の生活、三食を確保できる労働環境。寝ることと食べることとしゃべること。それを欲するのは、甘えでもわがままなことでも身の程知らずなことでも何でもない。真剣に働きたいからこそ、誰かの役に立てる人間になりたいからこそ、必要不可欠なものなんだ。
まだ、三話の途中だけど(^_^)、今回も心にいっぱいのビタミン(^ー^)💖
ありがとう😆💕✨