
【今月の2冊目は...】
ひと月に本を8冊、週に2冊読む📖👓
を目標に(^ー^)💖
1月は無事、クリア🎵
2月は7日で2冊目、ほぼ予定通り?(^_^)
今月の2冊目は、湊かなえ「ユートピア」でした🎵

湊かなえさんの作品は初めてだけど...
むろん、お名前も、タイトルの「ユートピア」も知っていた🎵
⬅山本周五郎賞受賞作🎵
【実を言うと...読みにくかった(^_^)】
率直に言うと...読みにくかったデス(^_^)
日頃、愛読している柚木麻子のアップテンポに馴れているせいか?
なんとも、ストーリー展開がもどかしい(^_^)
加えて、小学生の子供を持つ主婦が主人公?
といったコトから、私としては「働く女性」が主人公の方が、より共感でき、前のめりで読めるのかな?とも思った(^_^)
さらに、単行本にして300ページ強...という、今年読み始めた本の中でイチバンの長編だったコトもある。
【思わず、そごうの正月広告を思い出した🎵】
そんな"読みにくさ"と闘いながら(^_^)たどり着いた顛(てん)末は...
思わず、そごうの正月広告を彷彿とさせるモノでした(^_^)
ご存じの方も多いと思いますが...
そごうが元旦の新聞広告として掲載したネガティブな広告が話題となりました。
正月早々、なんてネガティブな広告を掲載するのだろう?
と思わず、顔をしかめた方もいるかもしれません。
しかし、この広告には、ある仕掛けがあって...
下から読むと⬆
完全に上から読んだコトを打ち消す、ポジティブな広告に🎵
湊かなえ「ユートピア」は、交通事故で車椅子生活になった小学生の女の子と、その友達の女の子二人の友情を中心に、ユートピアと言われる田舎の海辺の街で暮らす人々の交流を描いたストーリーです。
ユートピア、というと何だか夢があって、毎日好きなコトしてワクワクo(^o^)oなイメージですが...
実際には殺人事件があったり、火事があったり、人々の間で些細ないざこざがあったり、ネット上での誹謗中傷があったり...
と、私たちの暮らす現実社会そのものが写し出されます。
最後まで、この物語の主軸は何なのだろう?
作者はナニを伝えたかったのだろう?
と、小首をかしげながら300ページ超を読んできた私ですが...
最後のページを読んで、ウオー、となりました(^_^)
まさに、そごうの広告...というか(^_^)
大人の目線で読んできた物語が、実は子供たちの視点からすると、真実は別のモノだった...
というコトを知らされました。
作者が伝えたかったのは、まさしく、そごうの広告のように、視点を変えると同じ出来事も全く違うモノになる...
だから、一方向から見て、それが真実だ❗と決めてかかるのはキケン、といったコトだったのでは?(^_^)
レビューにあるように、次は子供たちの視点から「再読」が必要な作品だと思いました(^_^)
時間が無いので、再読は後回しにして(^_^)...次の作品に行きたいと思います(^ー^)💖
次の作品は、コレ🎵
待望の?(^_^)

なんとも、脱力感を感じさせるタイトルが...ステキ💖
働きすぎな人々に読んでほしいですね(^_^)
って、まだ1ページも読んでいませんけど(^_^)
今日からじっくり読んでみたいと思います(^ー^)💖
すぐに読んでしまいそう🎵