介護問題についてはことし古希を迎えた
自分自身にとっても、身近な問題として
考えるようにたってきた。
介護保険料の不正請求や、コンプライアンスの遵守
などで、マスコミ界を騒がせているのを見るにつけ、
人間の老後、終末をすべて金でかたづけようとする
無味乾燥的、無情緒的な、エコノミックアニマル化社会の
縮図に思えてならない。
核家族時代になって、親子のつながりも、希薄たになって
しまった。
要介護状態になったとき、見ず知らずの人の介助をうけて、
はたして幸せだろうか?
できうれば家族の世話になりたい。
がしかし、家族には迷惑かけたくない。
人間身勝手なものだ。
要介護状態になったときその家族が介護を
する場合に介護保険から月々一定額の介護手当
がうけられ又その補助者としての介護ヘルパー
も派遣してもらえればありがたのだが・・・・
いまの介護保険制度では無理か・・・・・
誰にも介護されることのないように頑張って
元気に死ねることを祈る今日この頃である。