前田先生は、中学校の時の歴史の先生で、信孝というお名前だった。
ある日、先生は授業中に、「私の信孝という名前ですが・・・」と切り出された。
んん?と私たち。
『・・・歴史に残る人で誰かいるかと調べたら、一人いました。 その人は△△で・・・』とその話は続いたのです。
その時の先生の楽しそうなお顔!
その瞬間、私は歴史が好きになりました。
あんなに楽しそうだから、歴史って勉強したらおもしろいかも、と思ったんだろうね。
単純に、前田先生ってなかなかお茶目でおもしろい! と思ったのかもしれない。
どちらにせよ、前田先生は、授業中の脱線話で、歴史好きの生徒を少なくとも一人ゲットに成功されました。
中学校の楽しい思い出の一つです。