2023年12月16日
喜びから人生を生きる!
~臨死体験者が教えてくれたこと~
アニータ・ムアジュアーニ 著
(ANITA MOORJANI)
奥野節子 訳
を読んでメモ
*****************************************************************************
著者アニータはシンガポールでインド人の両親のもとに生まれる。
2才の時に香港に移り、人生のほとんどを香港でくらしていた。
2002年4月に癌の宣告を受けるまでは企業で働いていたが、
2006年の初めに経験した臨死体験が人生を大きく変えた。
「向こう側の世界」から帰ってきたとき、癌はすっかり消滅していたのだ。
*****************************************************************************
https://www.anitamoorjani.com/
アニータさんHPより ↓
それは、意識睡状態に入ってから約 30 時間 2 月 3 日の午後のことでした。
午後 4 時頃から目がチカチカし始め、視界が非常にぼやけてきました。
途中にいる人物の輪郭がダニーであることはかろうじて見えましたが、
そのとき彼の声が聞こえました。
意識が戻って、癌は急いで治り始めました。
医師たちが驚いたことに、数週間以内に私から無数の腫瘍や癌のことがなくなりました。
*****************************************************************************
臨死体験についての質疑応答よりP246
Q この物質世界で無条件の愛を再現することは可能ですか?
A 私たちは、本質的には無条件の愛なのです。
けれど物質界でそれを表現すると、思考のフィルターを通すので
人間の感情として表現されます。
そして私たちは、感情のいくつかをネガティブと判断しますが、
そうすると本当の自分の一部を抑圧することになるのです。
すべての感情を表現する必要はありませんが、すべて自分の一部だと
受け入れなければなりません。
自分の感情のすべてを受け入れたときに、私たちは無条件の愛という
自分の純粋な本質とつながれるでしょう。
Q あなたはどうして癌になったのでしょうか?
A 以前の私は、自分のすばらしさをわかっていませんでした。
癌は、私が表現しなかった力やエネルギーで、それが外側ではなく
内側に向かってしまい、私の体に対抗したのだと認識しています。
臨死体験で、もう一度体に戻ったなら、癌はそこには存在しないと
わかっていました。なぜならエネルギーはもはやそのような自己表現は
しておらず、私の無限の自己として存在していたからです。
臨死体験の後、癌そのものは、敵でも病気でもなかったと考えるようになりました。
癌になったのは身体が私自身を癒そうとするやりかただったのです。
私にとって、癌の事をやっつけるべき敵とみることは、最初にそれを生み出した
根本原因を取り除く助けにはなりませんでした。結局、臨死体験中、より深い何かが
働き始め、癌細胞を消滅させたのです。
Q 信念体系や信仰心をどのように考えますか?
A 私の病気が治ったのは、これまで抱いていた信念や教えを完全に
捨て去ったからだと思います。私の場合、臨死体験がそのきっかけでした。
それらの強い思い込みは、私を狭い範囲に閉じ込め人生経験を狭めていました。
というのは、この世での知識は、身体的な感覚に制限されているからです。
このような強い思い込みを捨て去ることは無限の可能性につながります。
確実なものを求めれば、思いがけないことが起こる可能性が妨げられます。
「私は知らない」「何が起こるかみてみよう」と思っていれば、その拡大した
自己がシンクロニシティによる答えや解決法を与えてくれるのです。
病気を治してほしいという執着を手放したこと
=自由を受け入れるということ
=自分の神性とすばらしさを信頼すること
=ヒーリングの形態の一つともいえる
Q 全体の意思につながってヒーリングパワーに自由にアクセスできる場所があるのですか?
A 誰でも自由にアクセスできるのだと思います。
その邪魔をしているのが、私たちの集合的な神話だと思います。
この思い込みの蓄積が、この世界での分離や不調和を生み出しているのでしょう。
そこには私たちの身体の不調和も含まれます。
自分の神話を進化させ、私たちは宇宙エネルギーと一つであると理解させる
ミーム(思想的遺伝子)へと変えなければいけません。そうすれば、いつも
創造のエネルギーとつながっていると感じられ、周囲にもっとポジティブな
エネルギーをもたらせるでしょう。
Q 犯罪者は向こうの世界でどうなりますか?。
A 向こうの世界には、非難や糾弾は存在しません。
なぜなら、非難すべきものは存在しないからです。
私たちは、誰でも(犯罪者でも)純粋な存在なのです。
犯罪者は、自分の中心を見失っていて、彼らが他人にしたことは、
内側で自分について感じていることの反映なのです。
私たちは、加害者と被害者を「彼ら」と「私たち」に区分したがりますが
実は、すべてが私たちなのです。もし、今日の世界に多くの殺人者がいたら
それは病んだ社会だということです。彼らを投獄することは、癌の病状への対処のように
短期的には社会のためになるかもしれません。でも、私たちが
社会の内側にある核心的問題に取り組まない限り問題は解決しません。
誰もがこのことを知っていれば、法律も刑務所も必要ありません。
でもこの世ではそれが理解されていないのでそれらが必要なのです。
Q カルマについて教えてください。
A カルマは、因果応報というよりもバランスの概念だと思います。
人生のあらゆる側面が全体を想像するのに必要なので、いわゆる「悪いカルマ」は
ないと思っています。
さらに私は、直線的な時間の中で生まれ変わって異なった人生を生きるということも
もはや信じていません。それはカルマの概念で私もその中で育ちました。ところが、臨死体験中、
私たちの人生におけるあらゆる瞬間~過去・現在・未来~は、同時に存在していたのです。
Q 「私たちが現実だと思っているものは、夢(幻想)と大差ない」という人もいますが?
A「この世はこういう世である」という自分の思い込みによって、
私たちは自分の現実を作り上げていると思います。
Q この瞬間に私たちが行う選択によって、未来と同じように過去も変えられる?
A 私がこの世に戻るかどうかの選択をすることが出来ました。
私は戻る選択をして、私の癌は消滅しました。
もし、私が戻らない選択をしたならば、私は癌が原因で死んでいました。
このように現在の私の選択は過去(検査結果)をも変えることが出来たのです。
臨死体験の時に、過去も未来も流動体のように感じられました。
Q エネルギーについて
A (臨死体験中)私は個体として存在しておらず、純粋なエネルギーだった。
誰もが同じように素晴らしい存在。
(三次元) エネルギー(生命力)がどのくらい表れているかのバロメーターが身体。
「高い波動をもつ」と言われている人はそのバロメーターの指数がとても高く、
その結果、その人のポジティブなエネルギーや存在感が強力であるのではと思う。
喜びから人生を生きる!
~臨死体験者が教えてくれたこと~
アニータ・ムアジュアーニ 著
(ANITA MOORJANI)
奥野節子 訳
を読んでメモ
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著者アニータはシンガポールでインド人の両親のもとに生まれる。
2才の時に香港に移り、人生のほとんどを香港でくらしていた。
2002年4月に癌の宣告を受けるまでは企業で働いていたが、
2006年の初めに経験した臨死体験が人生を大きく変えた。
「向こう側の世界」から帰ってきたとき、癌はすっかり消滅していたのだ。
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https://www.anitamoorjani.com/
アニータさんHPより ↓
それは、意識睡状態に入ってから約 30 時間 2 月 3 日の午後のことでした。
午後 4 時頃から目がチカチカし始め、視界が非常にぼやけてきました。
途中にいる人物の輪郭がダニーであることはかろうじて見えましたが、
そのとき彼の声が聞こえました。
意識が戻って、癌は急いで治り始めました。
医師たちが驚いたことに、数週間以内に私から無数の腫瘍や癌のことがなくなりました。
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臨死体験についての質疑応答よりP246
Q この物質世界で無条件の愛を再現することは可能ですか?
A 私たちは、本質的には無条件の愛なのです。
けれど物質界でそれを表現すると、思考のフィルターを通すので
人間の感情として表現されます。
そして私たちは、感情のいくつかをネガティブと判断しますが、
そうすると本当の自分の一部を抑圧することになるのです。
すべての感情を表現する必要はありませんが、すべて自分の一部だと
受け入れなければなりません。
自分の感情のすべてを受け入れたときに、私たちは無条件の愛という
自分の純粋な本質とつながれるでしょう。
Q あなたはどうして癌になったのでしょうか?
A 以前の私は、自分のすばらしさをわかっていませんでした。
癌は、私が表現しなかった力やエネルギーで、それが外側ではなく
内側に向かってしまい、私の体に対抗したのだと認識しています。
臨死体験で、もう一度体に戻ったなら、癌はそこには存在しないと
わかっていました。なぜならエネルギーはもはやそのような自己表現は
しておらず、私の無限の自己として存在していたからです。
臨死体験の後、癌そのものは、敵でも病気でもなかったと考えるようになりました。
癌になったのは身体が私自身を癒そうとするやりかただったのです。
私にとって、癌の事をやっつけるべき敵とみることは、最初にそれを生み出した
根本原因を取り除く助けにはなりませんでした。結局、臨死体験中、より深い何かが
働き始め、癌細胞を消滅させたのです。
Q 信念体系や信仰心をどのように考えますか?
A 私の病気が治ったのは、これまで抱いていた信念や教えを完全に
捨て去ったからだと思います。私の場合、臨死体験がそのきっかけでした。
それらの強い思い込みは、私を狭い範囲に閉じ込め人生経験を狭めていました。
というのは、この世での知識は、身体的な感覚に制限されているからです。
このような強い思い込みを捨て去ることは無限の可能性につながります。
確実なものを求めれば、思いがけないことが起こる可能性が妨げられます。
「私は知らない」「何が起こるかみてみよう」と思っていれば、その拡大した
自己がシンクロニシティによる答えや解決法を与えてくれるのです。
病気を治してほしいという執着を手放したこと
=自由を受け入れるということ
=自分の神性とすばらしさを信頼すること
=ヒーリングの形態の一つともいえる
Q 全体の意思につながってヒーリングパワーに自由にアクセスできる場所があるのですか?
A 誰でも自由にアクセスできるのだと思います。
その邪魔をしているのが、私たちの集合的な神話だと思います。
この思い込みの蓄積が、この世界での分離や不調和を生み出しているのでしょう。
そこには私たちの身体の不調和も含まれます。
自分の神話を進化させ、私たちは宇宙エネルギーと一つであると理解させる
ミーム(思想的遺伝子)へと変えなければいけません。そうすれば、いつも
創造のエネルギーとつながっていると感じられ、周囲にもっとポジティブな
エネルギーをもたらせるでしょう。
Q 犯罪者は向こうの世界でどうなりますか?。
A 向こうの世界には、非難や糾弾は存在しません。
なぜなら、非難すべきものは存在しないからです。
私たちは、誰でも(犯罪者でも)純粋な存在なのです。
犯罪者は、自分の中心を見失っていて、彼らが他人にしたことは、
内側で自分について感じていることの反映なのです。
私たちは、加害者と被害者を「彼ら」と「私たち」に区分したがりますが
実は、すべてが私たちなのです。もし、今日の世界に多くの殺人者がいたら
それは病んだ社会だということです。彼らを投獄することは、癌の病状への対処のように
短期的には社会のためになるかもしれません。でも、私たちが
社会の内側にある核心的問題に取り組まない限り問題は解決しません。
誰もがこのことを知っていれば、法律も刑務所も必要ありません。
でもこの世ではそれが理解されていないのでそれらが必要なのです。
Q カルマについて教えてください。
A カルマは、因果応報というよりもバランスの概念だと思います。
人生のあらゆる側面が全体を想像するのに必要なので、いわゆる「悪いカルマ」は
ないと思っています。
さらに私は、直線的な時間の中で生まれ変わって異なった人生を生きるということも
もはや信じていません。それはカルマの概念で私もその中で育ちました。ところが、臨死体験中、
私たちの人生におけるあらゆる瞬間~過去・現在・未来~は、同時に存在していたのです。
Q 「私たちが現実だと思っているものは、夢(幻想)と大差ない」という人もいますが?
A「この世はこういう世である」という自分の思い込みによって、
私たちは自分の現実を作り上げていると思います。
Q この瞬間に私たちが行う選択によって、未来と同じように過去も変えられる?
A 私がこの世に戻るかどうかの選択をすることが出来ました。
私は戻る選択をして、私の癌は消滅しました。
もし、私が戻らない選択をしたならば、私は癌が原因で死んでいました。
このように現在の私の選択は過去(検査結果)をも変えることが出来たのです。
臨死体験の時に、過去も未来も流動体のように感じられました。
Q エネルギーについて
A (臨死体験中)私は個体として存在しておらず、純粋なエネルギーだった。
誰もが同じように素晴らしい存在。
(三次元) エネルギー(生命力)がどのくらい表れているかのバロメーターが身体。
「高い波動をもつ」と言われている人はそのバロメーターの指数がとても高く、
その結果、その人のポジティブなエネルギーや存在感が強力であるのではと思う。