大阪のサンケイホールプリーゼで「ファーストデート」観て来ました。
ミュージカルコメディも翻訳ミュージカルの新作もサンケイホールもどれも本当に久しぶり。
お話はブラインドデートをする男女の会話を通して描かれる恋愛模様という所でしょうか。
リアルにその場のお話もあれば、過去のお話やそれぞれの頭の中での想像場面なども交錯して進行してゆくのですが、テンポがあり、音楽も良くてなかなか楽しい仕上がりになっていました。
何よりも7名のキャストがすべてが歌が上手くてお芝居もしっかりしているのですから。
まあ、皆さん主役が張れる方ばかりですからね。本当に豪華なキャストです。
でも、私の中では今回の出演者はコメディというイメージのある方は一人もなくて、どちらかといえば悲劇の似合うタイプなんじゃないかなと思うのですけどね。
まあ、それもあって最初、観ようかどうしようかかなり迷ったというのが正直な所。
だって一生懸命やってるコメディって、観てて辛いもの。
コメディって計算や演出だけでなくてセンスが大切だと思うから・・・。
結論から言いますと、良い意味で裏切られたといいますか、休憩なしのノンスップなのですが、同じパターンの演出が気になったぐらいで、最後まで楽しませていただきました。
気楽に観られる作品も素敵ですね。
キャストさんの事も少しだけ感想を書きます。
物語の中心のアーロンとケイシーを演じるのは中川晃教さんと新妻聖子さん。
中川さんは以前に比べるとお芝居がナチュラルになられて、とても自然に恋愛に臆病になっている若者を演じておられました。
中川さんも新妻さんもとても素晴らしい歌声をお持ちなのは周知の事実なので、お二人のデュエットってどんな感じなんだろうと期待感はマックスだったのですが、男女のデュエットの場合、男性は下のパートになるので中川さんのハイトーンボイスがあまり聞けなかったのはかなり残念でした。
ソロナンバーもこれぞ中川晃教という感じの曲がなくて、なんかもったいないなと思った。
逆に新妻さんは自分を変えたいのに一歩踏み出せない自分を語る歌は本当に素晴らしくて感動的でした。
歌で感動としては未来さんがアーロンの母に扮して歌われたナンバーも素敵でした。こういうタイプの歌は未来さんの独壇場ですね。安定していて素晴らしかったです。
最後に今回初めて、生で拝見した古川さん。
今回のレジーがゲイの役だと聞いた時に、王子キャラなのに大丈夫なんだろうかと思いましたが、いつもと違う役を楽しめるようになっておられてたみたいで、その頑張りに拍手です。
今年はこのファーストデートが観劇納めです。
例年は12月下旬に伝芸関係の公演があり出かけていたのですが、今年はその公演がないのでこんなに早くラスト観劇になりました。
少しさみしいですが、次の出会いに期待してます。
2015年はどんな作品に巡り会えるんでしょうか。
ミュージカルコメディも翻訳ミュージカルの新作もサンケイホールもどれも本当に久しぶり。
お話はブラインドデートをする男女の会話を通して描かれる恋愛模様という所でしょうか。
リアルにその場のお話もあれば、過去のお話やそれぞれの頭の中での想像場面なども交錯して進行してゆくのですが、テンポがあり、音楽も良くてなかなか楽しい仕上がりになっていました。
何よりも7名のキャストがすべてが歌が上手くてお芝居もしっかりしているのですから。
まあ、皆さん主役が張れる方ばかりですからね。本当に豪華なキャストです。
でも、私の中では今回の出演者はコメディというイメージのある方は一人もなくて、どちらかといえば悲劇の似合うタイプなんじゃないかなと思うのですけどね。
まあ、それもあって最初、観ようかどうしようかかなり迷ったというのが正直な所。
だって一生懸命やってるコメディって、観てて辛いもの。
コメディって計算や演出だけでなくてセンスが大切だと思うから・・・。
結論から言いますと、良い意味で裏切られたといいますか、休憩なしのノンスップなのですが、同じパターンの演出が気になったぐらいで、最後まで楽しませていただきました。
気楽に観られる作品も素敵ですね。
キャストさんの事も少しだけ感想を書きます。
物語の中心のアーロンとケイシーを演じるのは中川晃教さんと新妻聖子さん。
中川さんは以前に比べるとお芝居がナチュラルになられて、とても自然に恋愛に臆病になっている若者を演じておられました。
中川さんも新妻さんもとても素晴らしい歌声をお持ちなのは周知の事実なので、お二人のデュエットってどんな感じなんだろうと期待感はマックスだったのですが、男女のデュエットの場合、男性は下のパートになるので中川さんのハイトーンボイスがあまり聞けなかったのはかなり残念でした。
ソロナンバーもこれぞ中川晃教という感じの曲がなくて、なんかもったいないなと思った。
逆に新妻さんは自分を変えたいのに一歩踏み出せない自分を語る歌は本当に素晴らしくて感動的でした。
歌で感動としては未来さんがアーロンの母に扮して歌われたナンバーも素敵でした。こういうタイプの歌は未来さんの独壇場ですね。安定していて素晴らしかったです。
最後に今回初めて、生で拝見した古川さん。
今回のレジーがゲイの役だと聞いた時に、王子キャラなのに大丈夫なんだろうかと思いましたが、いつもと違う役を楽しめるようになっておられてたみたいで、その頑張りに拍手です。
今年はこのファーストデートが観劇納めです。
例年は12月下旬に伝芸関係の公演があり出かけていたのですが、今年はその公演がないのでこんなに早くラスト観劇になりました。
少しさみしいですが、次の出会いに期待してます。
2015年はどんな作品に巡り会えるんでしょうか。