毎年名古屋能楽堂で行われる野村萬斎さんの狂言会に行ってきました。
今年で19回目ですが、4月の開催は初めてです。

番組は狂言の「梟山伏」「鎌腹」「通円」の3曲に舞囃子の「頼政」。
「梟山伏」と「鎌腹」は狂言らしい笑いの多い曲ですが、「通円」はお能のパロディー。
そのもとになっているのが「頼政」という事で、2つを同時に上演されましたが、一つの番組でこの2つが並ぶ事はない事なのだそうで、かなり贅沢な番組だったという事になります。
その「通円」は宇治橋供養の折に大茶を点てて点て死にした様子を謡い舞う狂言で、今回、初めて拝見したのですが、謡いの響きと動きの美しさ、お茶を点てる演技のユーモラスな雰囲気などを楽しむ事ができました。
これは私の勝手な思いですが、萬斎さんは狂言らしい狂言よりも様式美を感じられる「通円」のような曲が似合うような気がするのです。
今回の通円は名古屋での会という事で旅の僧は野村又三郎さん、所の者は野村信朗さんでした。
来年の名古屋での「ござる乃座」は秋の開催になる予定との事で、かなり間が空いてしまいます。
これだけ間が空くと、何か狂言以外の仕事が入っているのでは?と思ってしまうのですが、何か心惹かれるものだと嬉しいなと思っています。
それはともかくとして、来年の「ござる」は20回目なので狸が上演されるとの事でとても楽しみ。
そして、もう一つ楽しみなのが「平家物語の世界」の名古屋公演。
ずっと気になっていたので是非、行きたいのですが、平日の夜で名古屋能楽堂なのが、ちょっと辛いなと思ったりしてますが、これを逃すとまずいかなという思いもあり、少々悩み中です。

今年で19回目ですが、4月の開催は初めてです。

番組は狂言の「梟山伏」「鎌腹」「通円」の3曲に舞囃子の「頼政」。
「梟山伏」と「鎌腹」は狂言らしい笑いの多い曲ですが、「通円」はお能のパロディー。
そのもとになっているのが「頼政」という事で、2つを同時に上演されましたが、一つの番組でこの2つが並ぶ事はない事なのだそうで、かなり贅沢な番組だったという事になります。

その「通円」は宇治橋供養の折に大茶を点てて点て死にした様子を謡い舞う狂言で、今回、初めて拝見したのですが、謡いの響きと動きの美しさ、お茶を点てる演技のユーモラスな雰囲気などを楽しむ事ができました。

これは私の勝手な思いですが、萬斎さんは狂言らしい狂言よりも様式美を感じられる「通円」のような曲が似合うような気がするのです。

今回の通円は名古屋での会という事で旅の僧は野村又三郎さん、所の者は野村信朗さんでした。
来年の名古屋での「ござる乃座」は秋の開催になる予定との事で、かなり間が空いてしまいます。

これだけ間が空くと、何か狂言以外の仕事が入っているのでは?と思ってしまうのですが、何か心惹かれるものだと嬉しいなと思っています。
それはともかくとして、来年の「ござる」は20回目なので狸が上演されるとの事でとても楽しみ。

そして、もう一つ楽しみなのが「平家物語の世界」の名古屋公演。
ずっと気になっていたので是非、行きたいのですが、平日の夜で名古屋能楽堂なのが、ちょっと辛いなと思ったりしてますが、これを逃すとまずいかなという思いもあり、少々悩み中です。
