野村萬斎さん主催の狂言会。ござる乃座の名古屋での公演に行ってきました。
今年で21回目です。
雨予報だったのに、地下鉄の出口を出たら晴れてて、とても暑かったです。
狂言会の番組は 狂言「佐渡狐」「入間川」「千鳥」「獅子」と素囃子「盤渉楽」
「佐渡狐」「入間川」「千鳥」はわかりやすくて楽しい狂言らしい曲。
「佐渡狐」「千鳥」は何度も拝見しているのですが、ここ最近はあまり観る機会が無かったので、どこか懐かしく感じながらの観劇でした。
中でも「千鳥」は萬斎さんと石田さんの掛け合いが絶妙で心地よく拝見しました。
お二人の掛け合いを拝見する機会も減ってきているので楽しかったです。
今回の狂言会のメインともいえる「獅子」は狂言の「越後聟」のクライマックスで聟が舞う獅子舞を舞のみの単体として萬斎さんのが工夫されたものとの事で、二人で演じる「双之舞」となっていました。
舞には倒立、飛ビ返リなどの曲芸的な要素があり、狂言師の方の身体能力の高さを感じました。
この舞に使われた譜は名古屋の笛方・藤田流の秘曲「獅子」の譜。
先日、亡くなられた藤田六郎兵衛さんもお元気であれば出演される予定でした。
それが叶わなかったことはとても残念ですが、きっと、能楽堂のどこかにいらして見守っていてくださったと思います。
能楽の笛のことは全くわかりませんが、藤田さんの笛の音が好きだった私は笛方に藤田さんのお名前を見つけると嬉しくなっていましたので、今回の公演も楽しみにしていました。
もう、あの笛を聞くことはできませんが、藤田さんの思いはいろいろな形で受け継がれてゆくことと思います。
久しぶりに最前列での観劇でしたが、色々な意味で心に残る観劇でした。
今年で21回目です。
雨予報だったのに、地下鉄の出口を出たら晴れてて、とても暑かったです。
狂言会の番組は 狂言「佐渡狐」「入間川」「千鳥」「獅子」と素囃子「盤渉楽」
「佐渡狐」「入間川」「千鳥」はわかりやすくて楽しい狂言らしい曲。
「佐渡狐」「千鳥」は何度も拝見しているのですが、ここ最近はあまり観る機会が無かったので、どこか懐かしく感じながらの観劇でした。
中でも「千鳥」は萬斎さんと石田さんの掛け合いが絶妙で心地よく拝見しました。
お二人の掛け合いを拝見する機会も減ってきているので楽しかったです。
今回の狂言会のメインともいえる「獅子」は狂言の「越後聟」のクライマックスで聟が舞う獅子舞を舞のみの単体として萬斎さんのが工夫されたものとの事で、二人で演じる「双之舞」となっていました。
舞には倒立、飛ビ返リなどの曲芸的な要素があり、狂言師の方の身体能力の高さを感じました。
この舞に使われた譜は名古屋の笛方・藤田流の秘曲「獅子」の譜。
先日、亡くなられた藤田六郎兵衛さんもお元気であれば出演される予定でした。
それが叶わなかったことはとても残念ですが、きっと、能楽堂のどこかにいらして見守っていてくださったと思います。
能楽の笛のことは全くわかりませんが、藤田さんの笛の音が好きだった私は笛方に藤田さんのお名前を見つけると嬉しくなっていましたので、今回の公演も楽しみにしていました。
もう、あの笛を聞くことはできませんが、藤田さんの思いはいろいろな形で受け継がれてゆくことと思います。
久しぶりに最前列での観劇でしたが、色々な意味で心に残る観劇でした。