森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

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【国立天文台】 6月28日22.30分、”” 冷たい輝きを放つ天王星の環""

2019-06-28 22:32:51 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ”” 冷たい輝きを放つ天王星の環""

2019.06.28

   天王星の環は大規模な望遠鏡でなければ観測できないため、1977年まで発見されることはありませんでした。しかし今回、チリのアタカマ砂漠にある2つの巨大望遠鏡、アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLT によって撮影された最新の画像では、天王星の環が驚くほど明るく目立っています。

 

 

 

    2017年12月にアルマ望遠鏡で撮影された、天王星とその環。天王星の大気に見える黒い部分には、電波を吸収する硫化水素(H2S)が広がっています。 Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO); Edward M. Molter and Imke de Pater)

 

◎  環そのものが放つ電波や赤外線の輝きは、天王星の環を研究する上で新たな方法を天文学者たちにもたらしました。これまでは、太陽のわずかな反射光である可視光線だけを観測していたのです。アルマ望遠鏡とVLTによって撮影された今回の新しい画像から、天王星の環の温度を初めて測定できました。天王星の環の温度はマイナス196℃(絶対温度77ケルビン)で、液体窒素の沸点と同じです。この観測では、イプシロン環と呼ばれる最も明るく密度の高い天王星の環が、太陽系のほかの惑星の環、特に壮観で美しい土星の環とは異なる性質を持っていることも明らかになりました。

 カリフォルニア大学バークレー校の天文学教授であるインキー・ド・ペーター(Imke de Pater)氏は、次のように述べています。「土星の環は主に氷でできていて、幅が広く、明るく見えます。粒子サイズはさまざまで、最も内側のD環にはマイクロメートルサイズの小さな粒子がある一方、他の主な環では数十mのものもあります。」「天王星の主な環には、マイクロメートルサイズの小さな粒子はありません。イプシロン環と呼ばれる最も明るい環は、ゴルフボールサイズかそれより大きい岩で構成されています。」比較してみると、木星の環は、主にマイクロメートルサイズの小さな塵でできています(1マイクロメートルは1000分の1㎜)。海王星の環も、大部分が塵で構成されています。

 大学院生のエドワード・モルター(Edward Molter)氏は、次のように述べています。「イプシロン環は少し変わった存在であることがわかっています。小さな塵が見当たらないのです。何かが小さな塵を一掃しているのか、あるいは塵どうしがくっついてしまっているのか、まだわかっていません。今回の観測は、天王星のすべての環が同じ源から来たのか、それぞれの環で異なるのかなど、環の構成を理解するためのステップといえます。」今日までに、天王星の周りには合計13本の環が確認されています。13本の主な環の間にはうすく塵が広がっていることもあります。これらの環は、土星の環の構造とは異なります。

◎ 天王星の環の起源には、諸説あります。かつて重力によって捕えられた小惑星、互いに衝突して粉々になった衛星の残骸、天王星に近づき過ぎたときにばらばらになった衛星の残骸、あるいは45億年前の惑星形成時から残った破片ではないかという考え方もあります。「天王星の環は、土星の主な環とは構成が異なります。可視光線の反射率が極めて低く、木炭のように本当に暗いのです。」と、モルター氏は語っています。「天王星の環は、土星に比べて極めて幅が狭いのです。最も幅の広いイプシロン環は、20km から100kmの幅がありますが、土星の環の幅は数百kmから数万kmにも及びます。」

今回の研究では、カリフォルニア大学のド・ペーター氏とモルター氏がアルマ望遠鏡による観測を主導し、レスター大学のマイケル・ロマン(Michael Roman)氏とレイ・フレッチャー(Leigh Fletcher) 氏がVLTによる観測を主導しました。「アルマ望遠鏡やVLTを使って本研究を行えることは素晴らしいですね。できる限りベストな状態で天王星の画像を得ようと試みたことで、環まで見えました。これには驚きました。」とモルター氏は語っています。VLTとアルマ望遠鏡による観測は、いずれも天王星の大気の温度構造を調べることを目的としたものでした。VLTは、アルマ望遠鏡よりも短い波長(赤外線)を観測しています。フレッチャー氏は、「初めてデータ処理をした際、天王星の環がはっきりと浮かび上がったのを見て驚きました。」と述べています。

 1986年にボイジャー2号が天王星を通過して直接撮影を行った際、主な環に塵サイズの粒子が存在しないことが初めて指摘されました。しかし、ボイジャー2号では環の温度測定はできませんでした。今回の観測結果は、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡にとっても大きな可能性を秘めています。今後10年間で、天王星の環の分光観測によってより詳しい環の様子がわかることでしょう。   論文・研究チーム この観測成果は、E. M. Molter et al. “Thermal Emission from the Uranian Ring System” として、天文学専門誌『アストロノミカル・ジャーナル』に掲載されます。

この研究を行った研究チームのメンバーは、以下の通りです。 Edward M. Molter (University of California, Berkeley), Imke de Pater (University of California, Berkeley), Michael T. Roman (University of Leicester), and Leigh N. Fletcher (University of Leicester)

              

 

 

 

 

 


【国立天文台】 6月28日22:20分、""星空観望会と講演、2019年8月18日(日)開催!""

2019-06-28 22:20:10 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ""星空観望会と講演、2019年8月18日(日)開催!""

 

 
 
 
🌍 概要

星空観望会と合わせて、TMT推進室の岩田が講演を行います。

★ 日程

8月18日(日)

18:00~受付

19:00~ 第一部(講演会)

20:00~ 第二部(星空観望会)

★ 場所

朝倉運動公園 多目的グラウンド

※雨天の場合は、朝倉運動公園体育センター 2階 剣道場

★ 申込・問い合わせ

垂井地区まちづくり協議会 (電話 0584-23-1049)※火曜休館

観望会当日連絡先:090-6465-1409

 

 

 

 


【bloomberg】 6月28日15:42分、""日本株は小反落、米中摩擦の過度な進展期待が後退-輸出や石油安い""

2019-06-28 20:57:27 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 

① ""日本株は小反落、米中摩擦の過度な進展期待が後退-輸出や石油安い""

2019年6月28日 8:00 JST                                 
更新日時          2019年6月28日 15:42 JST                              
  • 米中首脳会談は前提条件なし、合意なければ追加関税もー米クドロー            
  • 中国はファーウェイへの禁止措置の撤回要求へーWSJ

 

(Photographer: Keith Bedford/Bloomberg )

 

   28日の東京株式相場は小反落。米中首脳会議を明日に控えて投資家がポジションを傾けづらい中、協議進展への過度の期待が警戒された。陸運や不動産など一部内需株のほか、鉱業など石油関連が売られた。

 

 (東証 Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg)

 

 

  • TOPIXの終値は前日比2.13ポイント(0.1%)安の1551.14
  • 日経平均株価は同62円25銭(0.3%)安の2万1275円92銭

 

〈きょうのポイント〉 

  • 大阪サミットでの米中首脳会談に前提条件なし-米クドローNEC委員長 
  • 中国、ファーウェイに対する禁止措置の撤回を米に要求へ-WSJ 
  • ドル・円相場は一時1ドル=107円56銭と、前日の日本株終値時点の108円07銭から円が強含み

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは、米中首脳会談を前に「投資家は両国が合意に至るかどうかのどちらかにスタンスを取りにくく、週末でもあるためポジション調整の売りが出やすい」とみていた。

 
     朝方は前日終値付近で取引開始後、為替の円高推移を背景にマイナス圏で推移した。セゾン投信の瀬下哲雄運用長は、米中首脳会談については「両国で行う事前の地ならしができておらず、通商協議が合意に向けて進展しないリスクもあることから、ややリスクオフの見方が強くなった」と指摘。きょうは前日に大幅上昇した反動から「利益確定の売りにも押された」と話した。
 
 
 (TOPIXチャート)

 

 

  • 東証1部33業種は石油・石炭製品、鉱業、不動産、陸運、鉄鋼、証券・商品先物取引、不動産、機械が下落率上位
  • 電気・ガス、精密機器、海運は上昇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【ロイター】 6月28日17:38分、""<話題>海外投資家のスタンスに注目""

2019-06-28 20:42:54 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(米ドル/円)

買・売107.67-107.70(19/06/28 20:21)
前日比-0.11 (-0.10%)
高値107.83 (06:23)始値107.78 (06:00)
安値107.55 (11:39)前日終値107.78 (19/06/27)

 

 

① ""<話題>海外投資家のスタンスに注目"" 

2019/06/28 17:38 

 🌤 今週(24-28日)目に付いたのは、27日のマーケット。現地26日の米国でNYダウは前日比11ドル安の2万6536ドルと続落したが、日経平均株価は251円高の2万1338円で高値引け。東証1部の値上がり銘柄数は1711銘柄と、全体の約8割に上った。

 大阪のG20(20カ国・地域)首脳会議における米中貿易摩擦の緩和期待が表向きの材料だが、伏線はあった。一つは、現地25日の講演で、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が7月利下げを決定同然とする市場の見方をけん制したと受け取られ、円高・ドル安に歯止めがかかったこと。
 
 また、25日引け後に東京証券取引所が発表した6月21日申込み現在(2市場合計)の信用残高(金額ベース)によると、信用倍率が2.24倍まで低下していたこと。日経平均が3週連続高する間に、「売り残高」は1214億円増加していた。

 🐓 つまり、円高、日本株安にかけた向きの当てがはずれ、踏み上げられたという印象だ。しかし、それにしても「事業法人」の買い意欲は旺盛だ。27日引け後に東証が発表した6月第3週(17-21日)の投資部門別売買状況(2市場1・2部等)によると、「事業法人」は1294億円の買い越しで、11週連続の買い越し。これに対し「海外投資家」は1126億円の売り越しで、7週連続の売り越し。果たして、来週以降、「海外投資家」のスタンスに変化がみられるのかどうか、注目したい。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
                      提供:モーニングスター社  (2019-06-28 17:28) 

 

 

 



【ロイター】 6月28日18:12分、""東京マーケット・サマリー・最終(28日)""

2019-06-28 20:16:20 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(TOPIX)

現在値 1,551.14 (19/06/28 15:00)
前日比 -2.13 (-0.14%)
始値 1,550.51 (09:00) 前日終値 1,553.27 (19/06/27)
高値 1,554.59 (09:03) 年初来高値 1,633.96 (19/04/17)
安値 1,544.62 (12:30) 年初来安値 1,446.48 (19/01/04)

 

① ""東京マーケット・サマリー・最終(28日)""

2019/06/28 18:12

     ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

    

 <外為市場>                  

🌼  ドル/円<JPY=>      ユーロ/ドル<EUR=>      ユーロ/円<EURJPY=>

  午後5時現在       107.63/65           1.1385/89               122.56/60

  NY午後5時         107.78/81           1.1368/72               122.54/58    

 

💲¥   午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高 の107円後半。米中首脳会談を29日に控え、慎重な見方が広がりつつある。為替市場で は今回の会談で両国が通商面での話し合い継続を確認するとの見方が大勢だが、警戒感を反 映した株安や米長期金利の低下で、ドルの上値は重くなっている。
 
<株式市場>

🌼  日経平均             21275.92円                 (62.25円安)

  安値─高値         21199.85円─21324.93円                         

  東証出来高           11億5127万株                                   

  東証売買代金         2兆0621億円                                        

☁   東京株式市場で日経平均は反落した。

 前日上昇した分の利益確定や週末を控えたポジシ ョン調整の売りが優勢だった。米中首脳会談をあすに控えて様子見ムードが強く、日中は膠 着した状態が続いたが、朝方に日米首脳会談を波乱なく通過したことや、為替が1ドル10 7円台後半で落ち着いたことで、下値は限定的だった。

🌤 東証1部騰落数は、値上がり800銘柄に対し、値下がりが1235銘柄、変わらずが11 3銘柄だった。     


🌼 <短期金融市場> 18時07分現在  無担保コール翌日物金利(速報ベー ス)     -0.076%     

  ユーロ円金先(19年9月限)         99.995              (+0.010)

  安値─高値                        99.990─100.000                           

  3カ月物TB                       ───                    

   無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.076%になった 。実質的四半期末であり、資金調達を控える動きがみられたという。ユーロ円3カ月金利先 物はやや強含み。
 
🌼 <円債市場> 

  国債先物・19年9月限               153.85              (+0.11)

  安値─高値                        153.75─153.89                           

   10年長期金利(日本相互証券引け値)  -0.165%            (-0.020)

  安値─高値                        -0.150─-0.165%                               

   国債先物中心限月9月限は前営業日比11円高の153円85銭で反発して取引を終え た。前日の米債高やこの日の株安を背景にしっかりした展開。日銀の長期・超長期債対象の 買い入れ額が前回から据え置きとなったことも、買い戻しを誘った。

 ただ、全般的には米中 首脳会談を前に様子見ムードが強かった。 現物市場もしっかり。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp 低下のマイナス0.165%。超長期ゾーンも総じて金利が低下した。    

 🌼   <スワップ市場> 16時12分現在の気配

  2年物     -0.05─-0.15

  3年物     -0.07─-0.17

  4年物     -0.07─-0.17

  5年物     -0.06─-0.16

  7年物     -0.01─-0.11

 10年物    0.07─-0.02