森羅万象・考える葦  インターネットは一つの小宇宙。想像、時には妄想まで翼を広げていきたい。

好きなアニメ・漫画、趣味の語学・数学・宇宙、真剣に防災・政治・少子高齢化まで興味の赴くまま自由に大胆に考えていきます。

ロイター ; 9月01日18:11分、  東京マーケット・サマリー・最終(1日)

2020-09-01 22:54:38 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

  

◎◎  東京マーケット・サマリー・最終(1日)

 

2020/09/01 18:11

  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
    
<外為市場>


                      ドル/円<JPY=>       ユーロ/ドル<EUR=>       ユーロ/円<EURJPY=>


 午後5時現在          105.64/66            1.1989/93                126.67/71
 NY午後5時            105.89/92            1.1936/37                126.40/44
 
    午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の105円
後半。ドル安地合いの下でクロス円が底堅い展開となった。

 

<株式市場>


 日経平均               23138.07円                   (1.69円安)
 安値─高値           23047.77円─23206.66円                             
 東証出来高             10億2769万株                                       
 東証売買代金           1兆8612億円                                        
 
    東京株式市場で日経平均は小反落。注目の自民党総裁選挙は両院議員総会での選出となる中で
、安倍首相の後継に菅官房長官が有力視されていることで、政策継続への期待が高まり市場に安心
感が生じている。ただ、「菅首相」は前日の上昇で織り込んだとされ、上値を買う新たな材料が不
足しているとの指摘があり、模様眺めムードが強い。東証1部の売買代金は再び2兆円を割り込ん
で薄商いとなった。
    東証1部の騰落数は、値上がり915銘柄に対し、値下がりが1162銘柄、変わらずが94
銘柄だった。
  
 

<短期金融市場> 


 無担保コール翌日物金利(速報ベース)  -0.052%                                    
 ユーロ円金先(20年12月限)          100.055              (変わらず)
 安値─高値                          100.040─100.055                            
 3カ月物TB                         -0.124               (+0.003)
 安値─高値                          -0.124─-0.127                              
 
    無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.052%になった。前営
業日(マイナス0.057%)から上昇した。「月末要因がなくなって一部のビッドが復活し、前
々日の水準に戻った感じ。大手行は依然として調達にあまり積極的ではない」(国内金融機関)と
いう。ユーロ円3カ月金利先物は横ばい。
    
 

<円債市場>

 
 国債先物・20年9月限                 151.70               (+0.11)
 安値─高値                          151.56─151.80                              
 10年長期金利(日本相互証券引け値)    0.040%              (-0.005)
 安値─高値                          0.045─0.035%                              
  
    国債先物中心限月9月限は前営業日比11銭高の151円70銭となり、続伸して引けた。前
日の米長期金利が低下したことや日本株が弱含んだことで、1日を通して小じっかりで推移した。
10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp低下の0.040%。

 
<スワップ市場・気配> 


 2年物      0.01─-0.08
 3年物      0.01─-0.08
 4年物      0.02─-0.07
 5年物      0.02─-0.07
 7年物      0.05─-0.04
 10年物     0.11─0.01


ロイター ; 9月01日14:11分、 〔焦点〕ドル安はまだほんの端緒か、市場で勢いづくドル弱気派

2020-09-01 22:44:38 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

  

◎◎  〔焦点〕ドル安はまだほんの端緒か、市場で勢いづくドル弱気派

 

2020/09/01 14:11

    [ニューヨーク 31日 ロイター] - 

 

■■  ドル弱気派と言えばこの人だ。外貨運用のAGビセットのウルフ・リンダール最高投資責任者(CIO)はドルが来年ぐらいにかけて対ユーロで36%下落し、十年以上ぶりの安値を付けると見込んでいる。
    リンダール氏によると、最近のドル安は「非常に大きな動きの始まり」の場面にあり、多くの投資家は米株や米債券の保有を通じてドル下落にさらされ、打撃を受ける可能性がある。

◇◇     米国の市場には今、ドル弱気派がうようよしている。しかし、リンダール氏ほど極端な予想は少ない。ドル<=USD>は現在、27カ月ぶりの安値水準にあり、対主要通貨バスケットでも今年の高値から約11%下落。ゴールドマン・サックス、UBS、ソシエテ・ジェネラルなども、さらにドル安が進むと見込んでいる。

¤¤¤⇨    米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドの先物市場でのドル売り手口は約10年ぶりの高水準。バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチの最近の調査によると、下半期の外為手口のトップをドル売り持ちとしたファンドマネジャーは全体の36%いる。
        
💲    ドル相場は企業業績から原油や金などを通じた素材価格などあらゆるものに影響するだけに、投資家にとって適切なドル保有は必須だ。


¤¤¤⇨    リンダール氏の調査陣がドルの過去数十年の動きを15年のサイクルに分けて分析したところ、ドルは対ユーロでいったん急落しないと、その後に下落の大部分を回復する動きになっていなかった。つまり同氏によると、ドル下落がこの数週間で減速しているのは、今がまさにドル買いポジションから抜けるチャンスだ。    
 

 ●●   ドルに弱気な投資家の大半は、その理由として米国よりも他国の経済見通しの方が強いことや、米国の超低金利、新型コロナウイルス対策の財政出動で財政赤字が膨れ上がる懸念を見込んでいる。
    
¤¤¤⇨    ゴールドマン・サックスは、世界経済が着実に回復していく一方で、米国の実質金利がマイナスであることが「ドル安の持続」をもたらすとみる。足元で1ユーロ=1.196ドル近辺のドルの対ユーロ相場が2023年までに1.300ドルに下落すると予想する。


¤¤¤⇨    TDセキュリティーズのアナリストは、米連邦準備理事会(FRB)がインフレへのアプローチを見直し、金利がより長期的により低い水準を続けることを示唆しているため、ドルには下落圧力がかかり続けるとみる。ドルは他の主要通貨に対してまだ10%、過大評価されている水準にあるという。


 ○○   ドル安の市場への衝撃は比較的小さいかもしれない。ドル安は金融緩和効果をもたらし、米国の輸出業者の利益を押し上げ、外国にとってはドル建て債務返済が楽になるからだ。


 ¤¤¤⇨   ドルが弱いままだと見込まれている局面では、外貨建て資産を保有する米国の投資家もあえてドル急騰に備えるプロテクションを買うことはしなくて済むため、取引の収益性も高まる可能性がある。ソーンバーグ・インベストメント・マネジメントのポートフォリオ・マネジャー、レイ・ワン氏は「今、自分のポートフォリオはノーヘッジ」と話す。強力なドル安の局面の流れに完全に乗ろうとしているからという。


 ▼▼▼   ただ、ドル安が長期化すれば、それは米国の財政や経済成長への懸念や、世界の支配的な通貨としてのドルの地位が弱っていることを反映している可能性があり、もっと不吉な合図を送ることになる可能性もある。

¤¤¤⇨    バンク・オブ・アメリカの調査では、回答者の半分近くが、世界的なドル準備が来年に減少すると予想している。


¤¤¤⇨    トロソ・インベストメンツ/ATACローテーション・ファンドのポートフォリオ・マネジャー、マイケル・ゲイド氏は「ドルを巡っては最近、暴落するとか世界的な準備通貨としての優位を失うといった臆測も多い」と話した。


¤¤¤⇨    投資家のリスク志向の意欲が再び弱まったり、米経済の良いニュースが出たりすれば、ドルは支えられるとの見る向きもいる。ブラックロックの債券グローバル最高投資責任者、リック・リーダー氏は、ドルの下落は結局小幅にとどまるとの見方だ。通商と商業が世界的にドルに依存していることが、ドル暴落の防波堤になる可能性が高いとしている。
        
    (Saqib Iqbal Ahmed記者)


ロイター ; 9月01日16:00分、 〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、「コマ」の形状で方向感定まらず

2020-09-01 20:27:21 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

  

◎◎ 〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、「コマ」の形状で方向感定まらず

 

2020/09/01 16:00

    [東京 1日 ロイター] - 


    <15:55> 日経平均・日足は「小陽線」、「コマ」の形状で方向感定まらず


    
¤¤¤⇨     日経平均・日足は上下に短いヒゲを伴う「小陽線」。気迷いを示す「コマ」の形状となり、方向感が定
まらない様子がうかがえる。終値で5日移動平均線(2万3132円04銭=1日現在)をわずかに上回っ
たものの、強さは感じられない。
    
△△    直近の動きをみると、8月25日高値2万3431円01銭を付けた後、イレギュラー的な下げとなっ
た同28日を除いて、100─200円の狭いレンジの右肩下がりの波動を描いている。このことが改めて
2万3000円台は重いとの印象を与えており、相場が上向きに転じるには新たな強い買い材料が欲しいと
ころだ。
    
    
    <15:10> 新興株式市場はしっかり、直近IPOを買う動きが活発化
    
◇◇    新興株式市場はしっかり。東証マザーズ指数、日経ジャスダックが堅調に推移した。「全体的に方向感
が定まらない中で、直近IPOを買い直す動きが活発化している」(国内証券)という。
    
    東証マザーズ指数は続伸。2.93%高で取引を終えた。ティアンドエス<4055.T>が続騰したほか、B
ASE<4477.T>が商いを伴って上昇し1万円を回復。駅探<3646.T>、Sun Asterisk<4053.T>
どがストップ高となったが、アンジェス<4563.T>はさえない。
    
    日経ジャスダック平均は0.33%高で終了。出前館<2484.T>が商いを伴い一時ストップ高となったほ
か、日本テレホン<9425.T>が連日のストップ高。ワークマン<7564.T>もしっかりとなった。半面、日本マク
ドナルドホールディングス<2702.T>は軟調に推移した。
    
    <14:35> もみあい、新たな材料待ちで模様眺めに
    
 ◐◐   日経平均はもみあい。商いも細っている。市場では「後継首相に菅官房長官というところまで織り込ん
だ段階で、手掛かりがなくなった状態。新たな材料待ちで全体は模様眺めとなっている」(国内証券)との
声が聞かれた。
    
    
    <13:15> 日経平均は弱もちあい、2万3000円台の重さを再認識
    
  ◐◐  弱もちあい。日経平均は、前日比変わらずの水準で一進一退となっている。市場では「上値を新たな材
料が見当たらない。そうした中で、前週末の安倍首相の辞意表明でイレギュラー的な動きを除くと、直近1
週間の相場はじり安。2万3000円台の重さを再認識させている」(国内証券)との声が出ていた。
    
    
    <11:50> 前場の日経平均は続伸、6円高 プラス圏とマイナス圏を行き来
    
 ☆☆   前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比6円10銭高の2万3145円86銭となり、小幅に続
伸した。オーバーナイトの米国株市場でダウとS&P総合500種が下落するなど買い材料に乏しく、マイ
ナス圏とプラス圏を行き来する方向感に欠ける展開となった。


●●○      8月31日の米国株市場では、ダウは0.78%安、S&P総合500種が0.22%安となった一方
、ナスダック総合はハイテク優良株の上昇が追い風となり0.68%高で取引を終えた。新型コロナウイル
スの流行の中でも好調に推移するとの見方でハイテク株の買いが膨らんでいる。
    

◐◐    寄り付きの日経平均は前営業日比50円13銭安の2万3089円63銭となり、小反落スタート。そ
の後はプラス圏とマイナス圏を行き来する方向感に欠ける展開となっていたが、8月の中国製造業購買担当
者景気指数(PMI)が発表された後はプラス圏に浮上、一時66円90高となった。その後は上げ幅を縮
小し、小幅高での水準で午前の取引を終了した。
    
◇◇    財新/マークイットが1日発表した8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.1と、前
月の52.8から上昇し、2011年1月以来、約9年半ぶりの高水準となった。需要の回復に応じて製造
業者が生産を拡大させる中、新規輸出受注が今年に入って初めて増加した。PMIは景況改善・悪化の分岐
点となる50を4カ月連続で上回った。アナリストは52.6への小幅低下を予想していた。
    
    TOPIXは0.23%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9157億9200万円だった
。東証33業種では、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連、保険業、繊維業などの25業種が値下がり。半面
、その他製品、精密機器、卸売業などの8業種は値上がりした。
    市場では「米国株がまちまちで手掛かり材料に欠けるなか、PMIなどの中国の経済指標で景気回復の
兆しが確認できると株価上昇につながる。例えば、非鉄金属はPMI発表後プラスとなった。ただ、国内政
治や米大統領選など不透明感があり、全体的には積極的には買えない地合いとなっている」(国内証券)と
の声が出ていた。
    
◇◇    個別では、三菱商事<8058.T>、三井物産<8031.T>、住友商事<8053.T>、丸紅<8002.T>、伊藤忠商事<800
1.T>
などの商社株がきょうも堅調。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウ
ェイが、日本の5大商社の株式をそれぞれ5%超取得したと発表したことが引き続き材料視された
。伊藤忠商事は連日の上場来高値更新したほか、双日<2768.T>もしっかり。市場では「商社株は景気敏感で
割安で高配当。バークシャーの買いが、ほかの海外投資家の日本株買いの呼び水となる可能性も期待したい
」(ストラテジスト)との声が聞かれた。
    東証1部の騰落数は、値上がりが831銘柄、値下がりが1228銘柄、変わらずが112銘柄だった

    
    
    <10:09> 日経平均はマイナス圏、「下げにくくなった」との見方も
    
▼▼    日経平均はマイナス圏、2万3068円付近で推移している。寄り付き後にプラス圏に浮上する場面は
あったが、上値が重く、再びマイナス圏に沈んでいる。


¤¤¤⇨    市場からは「自民党総裁選については菅官房長官を軸に展開するもようで、株価もそれを織り込み始め
た。一方、米バークシャー・ハザウェイが5大商社を買っていたことが分かり、下げにくくなった。今後、
海外投資家による中長期的な日本株投資への期待も出てきそうだ」(野村証券の投資情報部投資情報二課・
課長代理、神谷和男氏)との見方が出ていた。 
    
    
   


bloomberg ; 9月01日16:23分、 きょうの国内市況(9月1日):株式、債券、為替市場

2020-09-01 20:03:26 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

◎◎  きょうの国内市況(9月1日):株式、債券、為替市場

 

 
 

★★  東京株式相場は小幅に反落。材料が乏しく自民党総裁選を控え様子見ムードが広がる中、米金利低下の影響をうける保険が安く、情報・通信や陸運、小売りなどの内需株、自動車など幅広い業種が下落した。

  • TOPIXの終値は前日比2.37ポイント(0.2%)安の1615.81
  • 日経平均株価は1円69銭(0.01%)安の2万3138円07銭

¤¤¤⇨  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは「材料が少ない中でしっかり買う状況ではなく、次期総裁を両院議員総会で決めるとの報道に反応し、菅氏が有力となり政策の継続性が期待できることを好感した動き」があったと指摘した。

  • 東証33業種では陸運、水産・農林業、倉庫・運輸、不動産、保険などが下落
  • バフェット氏が投資を公表した商社株は上昇
  •  

●債券は長期債中心に上昇、10年債入札は弱い結果もプラス金利に需要

  債券相場は長期債を中心に上昇。この日に行われた10年債入札が弱い結果となり一時売られる場面もあったが、プラスの金利に対する根強い需要を背景に再び買いが優勢となった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.04%。午前に0.035%まで買われた後、10年入札が弱い結果となり、一時0.045%まで上昇。その後は再び低下に転じた
  • 長期国債先物9月物の終値は11銭高の151円70銭。夜間取引の流れを引き継ぎ小安く始まった後すぐプラスに転じ、一時151円80銭まで上昇。入札結果発表後には上げ幅を縮小した

¤¤¤⇨  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 10年債は昨日あたりから買われてしまい入札で買いたい水準からかい離
  • プラス金利に対する潜在的な需要はあるので、一定の水準であれば買い需要は結構ある
  • 3日の30年債入札はこの反省を踏まえ、事前にあまり買われ過ぎないよう少しずつ甘くしていくアプローチになるのではないか

10年債入札

  • 最低落札価格は100円53銭と市場予想の100円63銭を大きく下回った
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.15倍と前回の3.64倍を下回り、2016年2月以来の低水準
  • 小さいほど好調を示すテールは11銭と前回の3銭から拡大
  •  

●ドル全面安、米金融緩和の長期化観測で-対円では下げ幅限定

▼▼  東京外国為替市場ではドルが主要通貨に対して全面安。米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長の講演を受けて米金融緩和の長期化観測が広がった。安倍晋三首相の退任後も円安をもたらした経済政策アベノミクスが継承されるとの見方からドル・円相場は下げ幅が限定的だった。

 
  • ドルは主要16通貨に対して下落
  • ドル・円は午後3時55分現在、前日比0.2%安の105円73銭。106円03銭を午前高値に、一時は105円60銭まで下落
  • ユーロ・ドルは0.4%高の1ユーロ=1.1983ドル。一時1.1997ドルと2018年5月以来の高値。ユーロ・円は0.2%高の1ユーロ=126円70銭
  • オーストラリアドル・ドルは0.3%高の1豪ドル=0.7398ドル。一時0.7414ドルと18年8月以来の高値。同国中銀の金融政策据え置きには反応薄

¤¤¤⇨  バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • 欧州復興基金や米金融緩和の長期化観測を背景とした大きなドル売りの流れが続いている。米欧の経済指標や新型コロナウイルスの感染状況を比較すると、ユーロ・ドル中心に相場はそろそろいいところまで来た感はあるが、モメンタムがついている
  • 安倍首相の後任に誰が就いてもコロナ対策の大規模な財政出動と金融緩和を続けざるを得ないが、最もアベノミクス継続を見込みやすい菅義偉官房長官が有力とされる中、追加的に円を買っていこうという動きは限定的だ
  • 豪ドルは中銀の政策決定には反応薄だったが、全般的なドル安に引っ張られて上昇。どの国も追加緩和の余地は限られ、グローバルなリスクセンチメントに振らされている
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 
 
 LEARN MORE

bloomberg ; 9月01日15:47分、 日本株は小幅反落、自民党総裁選控え様子見ムード-保険・陸運に売り

2020-09-01 19:55:41 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

 ◎◎ 日本株は小幅反落、自民党総裁選控え様子見ムード-保険・陸運に売り

更新日時 
  • 自民総裁選、菅官房長官が優位な情勢-両院議員総会で選出へ
  • 米国株はダウとS&P下落、米国10年債利回りは0.70%に低下

★★  1日の東京株式相場は小幅に反落。材料が乏しく自民党総裁選を控え様子見ムードが広がる中、米金利低下の影響をうける保険が安く、情報・通信や陸運、小売りなどの内需株、自動車など幅広い業種が下落した。

  • TOPIXの終値は前日比2.37ポイント(0.2%)安の1615.81
  • 日経平均株価は1円69銭(0.01%)安の2万3138円07銭

<きょうのポイント>

  • 自民総裁選、菅官房長官が優位な情勢-両院議員総会で選出へ
  • 米国株はダウとS&P下落、中国の新たな輸出制限措置を懸念
  • 米国10年債利回りは1bp(1bp=0.01%)低下の0.70%
  • クラリダFRB副議長、YCCに含み-経済予測を「微調整」も

▼▼  米国株の下落を受け小安く始まった日本株は、開始直後に日経平均が一時上昇に転じたものの安値圏で推移。二階自民党幹事長が両院総会での総裁選出方針を提示したと伝わると両指数とも上昇に転じる場面があった。午後に入り、自民党総務会が石破茂氏に有利な党員投票を見送る決定をしたとの報道で下げ幅を縮めた。

 

¤¤¤⇨  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは「材料が少ない中でしっかり買う状況ではなく、次期総裁を両院議員総会で決めるとの報道に反応し、菅氏が有力となり政策の継続性が期待できることを好感した動き」があったと指摘した。

¤¤¤⇨  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「FRBのクラリダ副議長が金利抑制政策に含みを持たせ、金融緩和長期化でリスクテイク意欲は高まっておりリスク資産に資金が向かいやすい状況は続いている」と指摘。ただ、「きのう上昇した反動から、総裁選を控え様子見ムードが強く、もみ合う」と話していた。

  • 東証33業種では陸運、水産・農林業、倉庫・運輸、不動産、保険などが下落
  • バフェット氏が投資を公表した商社株は上昇
TOPIXの推移
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 
 
 LEARN MORE