(和歌山みかんでお遍路さんに「お接待」)
① ""和歌山みかんでお遍路さんに「お接待」 200年の伝統 徳島""
2019年3月30日 13時41分
徳島県鳴門市の寺で、和歌山県のグループが、各地から訪れるお遍路さんに特産のみかんなどをふるまう伝統の「お接待」を行っています。
和歌山県有田市などの住民でつくる「有田接待講」は、200年余り前から毎年春のこの時期に「お接待」をしています。
30日、徳島県鳴門市の「霊山寺」で、巡礼に訪れたお遍路さんや観光客に特産のみかんなどを配りました。
ことしの「お接待」は30日から４日間行われます。
有田接待講の世話人の田中宏さんは「桜のもとでお接待させていただけることに喜びを感じています。八十八か所巡りの一番最初の寺でしっかりとお接待することでお遍路さんがすがすがしい気持ちで巡礼を始めてもらえたらうれしいです」と話していました。
