🌀☔🌊 台風14号は、伊豆諸島の西の海上を東よりに進んでいて、伊豆諸島ではこの72時間に降った雨の量が400ミリを超え、平年の10月1か月分を上回っているところがあります。土砂災害に厳重に警戒するとともに、東日本の太平洋側では暴風や高波にも警戒が必要です。
気象庁によりますと、台風14号は、10日午後4時には伊豆諸島の八丈島の西南西280キロの海上を、1時間に15キロの速さで東北東へ進んでいるとみられます。
🌀🌀 中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心の北側130キロ以内と南側75キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
東日本の太平洋側と伊豆諸島を中心に雨が降り続いています。
☔☔ 午後3時までの1時間には伊豆大島で38ミリの激しい雨を観測したほか、浜松市佐久間で21.5ミリの強い雨が降りました。
▼▼▼ 特に伊豆諸島には発達した雨雲がかかり続け、三宅島の坪田では午後3時までの72時間に降った雨の量が421.5ミリに達し、平年の10月1か月分の雨量を上回っています。
☔☔■☞☞ 雨量が多くなっている伊豆諸島と紀伊半島では土砂災害の危険性が高まっているところがあり、伊豆諸島の三宅村と御蔵島村、それに奈良県の一部の地域に「土砂災害警戒情報」が発表されています。
🌀🌀 風も強まり、静岡県東伊豆町稲取では午後3時すぎに24.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
雨降り続き 大雨のおそれ
台風からのびる前線の活動が活発になり、紀伊半島や伊豆諸島では局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
☔☔☔ 11日昼までの24時間に降る雨の量は、多いところで、伊豆諸島で300ミリと予想されています。
風と波の予想は
🌀🌀 予想される風は次のとおりです。
▽伊豆諸島
最大風速 28メートル
最大瞬間風速 40メートル
▽東海
最大風速 25メートル
最大瞬間風速 35メートル
▽近畿
最大風速 23メートル
最大瞬間風速 35メートル
▽関東甲信
最大風速 20メートル
最大瞬間風速 30メートル
🌊🌊 波も高く、
▽伊豆諸島で8メートル、
▽近畿・東海で7メートルの大しけとなり、
▽四国と関東でもしける見込みです。
🌊🌀■☞☞ 気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、川の増水のほか暴風や高波にも警戒するよう呼びかけています。
大阪や中部の空港 発着航空便には欠航も
✈XX 10日、欠航が決まっているのは次のとおりです。
東日本の太平洋側と伊豆諸島を中心に雨が降り続いています。
▽日本航空
大阪発 羽田行きと沖縄行きの2便
▽全日空
羽田と八丈島を結ぶ4便
▽アイベックスエアラインズ
中部と仙台、松山、大分を結ぶ5便
大阪発新潟行きの1便 合わせて6便
✈◆◆ このほかにも、日本航空で羽田発南紀白浜行きの朝の便で、1時間の遅延が発生するなどしています。
⏰□☞☞ 航空各社は、天候によってはほかにも条件付き運航になる便が発生する可能性があるとして、ホームページなどで最新の運航状況を確認するよう呼びかけています。