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 日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース ; (注目記事) 8月16日、 お盆明けは20以上の「台風ラッシュ」がやってくる…気象予報士が指摘

2020-08-16 08:46:01 | 日本;自然災害、台風 熱帯低気圧、実況と予報、被害状況…


◎◎  お盆明けは20以上の「台風ラッシュ」がやってくる…気象予報士が指摘


(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース


🌀   異常気象が続いている。東京では今月1日に梅雨明けしたばかりで、例年より10日ほど遅い。かと思えば、全国各地で40度以上の猛暑日を記録している。だが、気象予報士が最も懸念しているのが「台風」で、7月は気象庁が統計を取り始めた1951年以来、初めて発生がなかった。

🌀🌀   ■東京は「1時間50ミリ以上」でアウト  

 毎年、7月から10月までは台風シーズンだ。気象庁の統計によればこの時期、平均すると1週間に1個程度発生するというが、7月はゼロ。昨年の7月は4個の台風が発生し、上陸も1つあった。ウェザーマップの気象予報士・片山由紀子氏にその事情を聴いた。

   【Q】今年はなぜ、台風が来ないのか。 「今年はインド洋の海面水温が平均より高かったことによる、太平洋の高気圧が影響しています。それによって、逆に台風発生域のフィリピン近海の対流活動は活発にならず、積乱雲も発生しにくい状況です」  ただし、例年最も多く発生・上陸するのが8、9月だ。1951年以降の上陸数でいえば8月は73回、9月は66回に上る。

  【Q】お盆明けには増えるのか。

   「昨年は29回、台風が発生しましたが、今年はきのう(13日)時点で発生数は4回。もちろん、上陸数はゼロです。そもそも、例年20個以上は平均して発生するので、8月から年末にかけて、つじつまを合わせるように連続して発生する可能性はあります。日本への上陸数も増えるとみています。

  というのは9月になると、日本の上空を強い西風が吹くようになり、台風はこの強い西風に乗って、速度を速めて北上する。日本列島に近づきやすいコースを取るようになります。今は日本列島で40度を超える猛暑が続いていて、近海の海水温も高くなっている。台風が日本列島の近くで大きくなる好条件が揃います。近年、温暖化によって、台風一個一個が大きく成長する事例が増えましたから、上陸する時は大型になる確率が高いでしょう」

🌀🌀   日本の台風というと沖縄を連想するが、上陸数が最も多いのは鹿児島県だ。1951年以降、上陸数は41回に上る。次いで高知(26回)、和歌山(24回)、静岡(21回)、長崎(17回)となる。関東では千葉(9回)が唯一、上位10県に入っている。昨年には関東で観測史上最強クラスの勢力の台風19号が千葉県に上陸し、甚大な被害が出た。ただ、首都圏は“台風慣れ”していない分、ひとたび上陸すれば被害も大きい。

☔☔   去年の19号では、東京都心など関東平野でも1時間に80ミリを超える猛烈な雨が襲った。公共交通機関は終日の計画運休を実施していたから被害は少なかったが、多摩川が世田谷区の二子玉川付近で氾濫するなど、緊急事態に都民は翻弄された。


 【Q】そもそも鹿児島では、この程度の雨量では大きな被害にはつながらない。

🌊  東京はなぜ、もろいのか。 「九州の河川なら1時間に100ミリを超える雨も受け入れられるだけの規模があります。関東の河川は川幅が狭く、周囲に住宅地がありますから、整備されていてコンクリートやアスファルトに覆われています。雨がダイレクトに川や下水に流れ込んで、短時間で水が上がってくる『都市型水害』と呼ばれるもので、その分、氾濫もしやすいです」  都内の水害リスクといえば、荒川や江戸川など海抜ゼロメートル地帯ばかりが注目されているが、台風19号で氾濫したのは多摩川沿いの一部だった。濁流が流れ込んだ川崎市の武蔵小杉周辺のマンホールから内水氾濫が発生したのも、記憶に新しい。この時、都市型河川の周辺住民の元でもアラームが鳴り響いた。

  神田川近くに住む記者も、携帯の通知に慌てふためいた。

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