<time datetime="2020-02-25T19:57">2020年2月25日 19時57分</time>新型コロナウイルス
サッカーJリーグは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来月15日までのおよそ3週間にわたって、予定されているJ1からJ3までのリーグ戦などすべての公式戦の延期を決めました。
<nav class="module--footer button-more none-screen"> </nav>これはJリーグの村井満チェアマンが25日夕方、記者会見して明らかにしました。
それによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期が決まったのは、来月15日までのおよそ3週間にわたって予定されている合わせて94試合です。
このうち、
▼J1は第2節から第4節の27試合
▼J2が第2節から第4節の33試合
▼J3が開幕節と第2節の18試合
▼Jリーグカップが1次リーグの第2節と第3節の16試合となっています。
2011年の東日本大震災や台風などの悪天候で試合が延期になったケースはありますが、ウイルスの感染拡大による延期は初めてで、「国の専門家会議がこれから1、2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際になるという見解を示すなかで最大限の協力をしていく」としています。
そのうえで、来月18日に予定している試合からの再開に向けて、準備を進めていくということです。
Jリーグでは今月21日から23日までJ1とJ2の開幕戦が行われ、スタジアムに消毒液を設置したり、一部のクラブでは独自に応援歌を禁止したりするなどの対策がとられていました。
村井満チェアマン
Jリーグの村井満チェアマンは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、来月15日までのすべての公式戦を延期したことについて「国の専門家会議でこの1、2週間が感染拡大を抑えることができるかできないかの、大きな瀬戸際であると発表したことを受けて判断した。ファンには大変申し訳ないが、ある種の国難と言ってもいい状況のなかでリーグとして協力していく」と話しました。
そして、来月18日の再開を目指すとしたことについて「余裕をみて3週間の期間をとったが、日々状況は変わっている。専門家からの助言をもらいながら準備を進めていくが、試合を延期する期間をさらに延長する可能性はゼロとは言えない。一方で、プロスポーツは元気や勇気も与える。万全の準備を進めていきたい」と話しました。
そのうえで、延期となった試合の日程については「オリンピックの期間は使わず、平日開催でやりくりできると考えているが、延期となる試合がさらに増えれば、オリンピック期間にも試合を組み入れるプランを考えなければいけない」と話しました。
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そして、来月18日の再開を目指すとしたことについて「余裕をみて3週間の期間をとったが、日々状況は変わっている。専門家からの助言をもらいながら準備を進めていくが、試合を延期する期間をさらに延長する可能性はゼロとは言えない。一方で、プロスポーツは元気や勇気も与える。万全の準備を進めていきたい」と話しました。
そのうえで、延期となった試合の日程については「オリンピックの期間は使わず、平日開催でやりくりできると考えているが、延期となる試合がさらに増えれば、オリンピック期間にも試合を組み入れるプランを考えなければいけない」と話しました。
広島 選手会長
J1のサンフレッチェ広島で選手会長を務める荒木隼人選手は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公式戦の延期が決まったことについて、「延期になることは残念だが、感染が広がっているのでやむを得ない。体調を崩さずに調整し、再開したときにはサポーターを魅了するプレーを見せたい」と話していました。
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