◎◎ 霧が峠から滝のように流れ落ちる「風伝おろし」 三重 御浜町
◇◇◇ 三重県南部の御浜町で13日朝、地元で「風伝おろし」と呼ばれる霧が峠から滝のように流れ落ちる現象が見られました。
☁☁☁ 三重県の御浜町と熊野市の境にある熊野古道の風伝峠では、朝晩の寒暖の差が大きい時に峠からふもとに吹き降ろす風が霧を巻き込んで巨大な朝霧が発生します。
□□☞☞ 地元ではこの現象を峠の名前にちなんで「風伝おろし」と呼んでいて、13日は午前6時ごろ霧がふもとに向かってゆっくりと流れ落ちていく様子が見られました。
📹📷⇨⇨ 「風伝おろし」を撮影しようと、三重県紀北町から訪れたという男性は、朝日を浴びた幻想的な霧を写真に収めていました。
男性は「風伝おろしがこれだけはっきり見えるのはあまりないので、よい写真が撮れたと思います」と話していました。
また風伝峠を挟んで山向こうの熊野市紀和町では、13日朝、雲海が広がっている様子も見られました。
○☁⇨ 名古屋から夫婦で熊野市を訪れたという女性は「すばらしくて感動しました」と話していました。
📆⏰⇨ 「風伝おろし」は、気象条件が整えば12月ごろまで見ることができるということです。