nokoの花図鑑

「みんなの花図鑑」に1か月あまり投稿していました。みなさまの投稿写真を見て刺激を受け、花の写真を撮りつづけます。

ニガナ・自宅の前の公園

2018年05月01日 | nokoの花図鑑
学名:Ixeris dentate  科名:キク科  属名:ニガナ属
自宅の前の公園のこの間までは、スミレが目立っていましたが、今は、ニガナがたくさん生えています。
ブタナも少し、生えています。道路を隔てた家の塀の下の隙間にはオニタビラコ(4月28日投稿)ばかり生えます。
なぜ、混ざらないのか不思議です。色は、黄ですが、ニガナ・ジシバリの中では一番地味です。

草丈30cm前後、花時には時に50cmほどになる多年草です。日あたりのよい草地や林縁に生育します。
茎は細く繊細な印象があります。細い茎を立ててよく枝分かれし、春から初夏にそれぞれの茎頂に、
径1.5cmほどの黄色の花を多くつけます。花弁(舌状花)は細長く、5枚~7枚と似た他の種よりも少ないのが特徴です。
根生葉は変異が多く、長さで3~10cmほどで細長い楕円形~披針型で様々に裂れ込みが入りますが
茎葉は普通長楕円形でややまばらにトゲ状の鋸歯(葉の縁のギザギザ)があります。ただ、触っても痛くはありません。
茎葉は茎を抱きます。葉や茎を切ると白っぽい乳液を出します。この乳液は舐めるとやや苦味があります。
日本全土から東アジアに分布します。

名前の由来
葉や茎を切るとにじみ出る白っぽい乳液を舐めると苦みがあり、食用にできるので「苦菜(にがな)」です。
ただ、生の葉を噛んでもほとんど苦みは感じません。
万葉集や多くの和歌集には詠われていません。文学的にも記載はないようです。
江戸時代の「本草綱目啓蒙」や貝原益軒による「大和本草」などにその名が現れています。
平安時代初期に編纂され、現存する最古の薬物辞典(本草書)とされる「本草和名」にもその名が現れているようで
古い時代から身近な存在だったようです。


多摩の緑爺の「多摩丘陵の植物と里山の研究室」を参考にしました



 

 

 

 

 
コメント (2)

バラ(ロジャーランベリン)・自宅

2018年05月01日 | バラ
植物名:バラ オールドローズ・返り咲き ロジャー・ランベリン
英名:Roger Lambelin  科名:バラ科  花色:赤  花の大きさ:8〜10cm
高さ:2.5m  花期:四季咲き  1890年作出 フランス・Schwarts

クリムソンレッドに白の糸覆輪が入り、花弁が大きく切れ込むのが特徴。重ねは30弁で房さ
きになる。ツルはよく伸び、フェンスに向く。ハオブリッドパーペリュアルの人気品種で
ときどき返り咲く。香りは少なめ。(5段階)樹形は直立性で大型のシュラブとなり、枝が伸びればつるバラのように
フェンスやトレリスに這わせて仕立てることもできます。

大きくなる品種ですので、強めの剪定を行います。春の花が終わった後に花がらを早めに摘み取ります。
また、12月頃に新しいシュートの3分の1を切り詰め、細い枝や古い枝は元から切り取ります。
思い切って樹高を低くする剪定を行うと翌年たくさんのシュートが出ます。

管理 ・ 作業記録(H22・05・01)鉢植え
私の、大好きな花です。去年は、うまく咲きませんでした。もう少し可愛がらなければ!!
購入後、鉢に植える。(赤玉中5・ピートモス3・パーライト1・燻炭1)
植え込み後、マルチング(敷きワラ・ピートモス)をすることで、乾燥防止・病気の予防・雑草防止になる。

つる薔薇で育てておられる方のお花、大きくて素敵でした。実物は、写真より、濃いい色です。













コメント