◆下村博文文科相 「政治とカネ」告発状が受理 博友会の実態解明なるか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9544
政治資金規正法違反の疑いがかけられている下村博文・文科相について、大学教授らがつくる市民団体「政治資金オンブズマン」が東京地検特捜部に提出していた告発状が、23日受理された。24日付各紙が報じた。
告発されているのは、下村氏の支援者でつくる「東北博友会」「群馬博友会」などが、実質的に政治団体として活動しながら、政治団体の届け出をしていない点だ。
また、下村氏を招き、会費を集めてパーティを開いたにもかかわらず、集まった金の使途を明らかにしないなど、政治資金規正法違反と疑われる活動を行ったことなどがある。
今回、特捜部が告発状を受理したということは、少なくとも捜査が行われることを意味するが、今後、下村氏にかけられた疑いは、どこまで立証されるのか否か、注目が集まる。
これまで下村文科相は、国会で「政治とカネ」の問題を追及された際、「関係はない」「知らない」などと発言し、その後、支援者である地方の博友会の会員や役員から、内情を暴露される事態が相次いだ。
政治家にとって支援者の信頼を失うことは致命的だが、これだけ世間を騒がせた下村氏は、一連の問題について、一度、有権者に説明を尽くすべきではないか。
教育は国家の背骨を形づくるが、その分野を管轄する大臣が「カネ」の問題で騒がれている国家の国民は不幸である。せめて、子供たちに恥ずかしくない教育のトップであってほしい。
【関連記事】
2015年5月号記事 ウソを重ねる下村文科相は教育行政のトップにふさわしくない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9382
2015年3月29日付本欄 下村博文・文科相を市民団体が告発 会費名目で資金が流れている
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9420
◆早くもHSUプロフェッサーらの論文が、米心理学学術書に掲載
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9545
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の、人間幸福学部の黒川白雲プロフェッサーや、千田要一プロフェッサーらの「祈りの治癒力」と題する26ページの論文が、アメリカの心理学の学術書「Advances in Psychology Research. Volume 104」に掲載された。
HSUは、4月、千葉県長生村に開学したばかりの宗教法人「幸福の科学」が運営する高等宗教研究機関である。
論文は、HSUの人間幸福学部で教える、幸福の科学教学に基づく祈りの本質や心構え、肉体と精神の関係性などの理論について、精神科医でハッピースマイルクリニック院長でもある千田氏が具体例を検証したもの。クモ膜下出血や統合失調症などの事例が挙げられている。
千田氏は米精神医学会に所属しており、以前から心理学の学術誌に100本を超える論文を投稿してきた。現在の精神医学では、唯物論的な考え方から、うつ病などを薬で治療しがちだが、千田氏は「人間の本質は魂にある」という幸福の科学の考え方に基づき、心を治療する立場で研究・発表してきた。
黒川氏は、今回の論文掲載について、次のように述べた。「HSUでは、学問の新しいフロンティアを切り開いていきたいと考えています。今回は、幸福の科学教学の心理学への応用に取り組みましたが、今後、宗教学や哲学、経営、自然科学、政治、芸能など、様々な分野で、学生とも力を合わせて新しい学問をつくっていきたい」
HSUは、人間幸福学部・経営成功学部・未来産業学部の3学部で開学。「日本や世界の未来を担う人材を輩出する」という理念を掲げ、宗教的な考え方をベースにした学問を学べる。
【関連記事】
2015年5月号記事 日本の未来を担う - HSU開学
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9375
2015年4月号記事 ハッピー・サイエンス・ユニバーシティで育てる人材とは
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9252