忘れられない一品

度々思い出す

忘れられない料理がある

あれは、20代の後半だったでしょうか

仕事である家に伺った時のこと

茶の間にはすぐ通されたが

そのまましばらく待たされたんです

薄暗い部屋で人気が全くなかったな

テーブルの上には

里芋の煮付けがドンと置いてあり

その里芋の大きいこと大きいこと

ゴロゴロと切られた里芋は

甘じょっぱく味付けされていることが

一目見て十分にわかるほど

色濃く煮込まれていた

その煮付けを見た瞬間

思わず食べたい衝動にかられ

誰か来る前に(食べてしまおうか)と

ついつい考えてしまうほど

食べたくて、食べたくて・・

それだけ

その煮物が、美味しそうで

物凄く魅力的だったんです


でも何故そんなに美味しそうに見えたんだろう


ただ、芋だけ・・

ゴロゴロ無造作に切っただけ・・

ハイカラな器でもなし・・

いかにも「田舎の煮物」という感じで

お洒落な料理とはほど遠い料理なのに・・


今でも不思議です


何だかその芋を見ていると

料理を作る過程とか

家族の暖かさとか

日常の生活とか

その家族の全てが見えてくるようで・・


とても不思議な芋でしたね


その後、無事に家族の方とお話が終わり

とうとう「食べたい」と言えず

後ろ髪を引かれる思いで帰ってきました

食べられなかった後悔の念と共に

今でも度々思い出す

忘れられない一品です



その時の芋には、

まだまだかないませんが、マンネリ料理をどうぞ(笑)

一瞬回鍋肉みたいですが
キャベツと豚肉を焼肉のたれで炒めただけ・・


我が家の洋風スープ
かぶとキャベツが安くゲットできたから


いつもの舞茸&卵のオイスター炒め


いつものいもサラダ
マヨネーズはカロリーオフのヘルシーなもの使用


春雨の中華サラダ
ドレッシングは手作りだよ～


では、またね