ちやの日記~ごめんね、いつも長くてさ。

テレビドラマや今日の夕飯、そして、ちょっと愚痴。なんでもない日々を書きます。

ひよこのおばちゃん

2024-12-02 21:28:47 | まち歩き
買い物にいったら、



その店のそばの公園で催しものがありました。



こどものフェスティバルのようで、ステージで歌をうたう青年も。



それを見物しながら、奥にすすむと



移動ふれあい動物園?



大きな柵をひろげて、



あひる、うさぎ、にわとりが、放されて。



そのまた奥に柵をわけて、



プラスチックの衣装箱3つ。



2つが、ひよこ。

1つが、ハムスター。



え?かわいい~~。



もちろん、ひよこに寄っていくよね。(違う?



ひよこをさわるなんて、何年ぶり?

中学生以来かも?



ふわふわ。軽っ。



手にのせたら、重さを感じなくて、

ふわふわも猫を触るより、はかなくて、



あまりに指に感触がないので、私、加齢による不感症かとおもいました。(そんなのある?



つつかれてもいたくない。



ひよこを楽しんでいたら、



赤ちゃんづれのママさん。そして、そのおにいちゃん(推定年齢4才)



赤ちゃんつれてるからママは、柵の外にいる。



おにいちゃん、ひよこをさわりたそうにしているので、



私「手をお水くむみたいにして、ごらん。」



おにい「・・・・?」



私「ひよこをのっけてあげるから。」



小さな手にそうっとひよこをのせてあげました。



自分もちっちゃいのに

ひよこもちっちゃい。



ほのぼのしました。



なかなか、無い移動動物園、楽しかったなぁ。

上野の桜は、超見ごろ!

2013-03-25 17:15:56 | まち歩き

ダンナが、生命保険やさんに

その保険会社が後援している現代美術の展覧会のチケットをもらってきました。

「上野だよ。」

おお、花見とかねていこうではないか。

で、ついでに
竹橋で催されている『フランシス・ベーコン展』にいくことにした。

はじめは、

フランシスコ・ベーコンと名前をまちがえていたくらい知らないお方。
なんや、キリスト教の伝道師かいなと
それは、ザビエル??
くらいの知識で
いくまえに勉強しておこうと
雑誌を買ったら。

「怖っ!!」

大口あけた顔が半透明のおじさんの絵があって、
怖くて、ページをあけるのがいやになったくらい。

そんなこわがりな乙女・・・ちやちゃん♪(自分で言う~w)

そんな怖さもだんだん、見慣れてくるので、不思議なものです。

で、
ベーコン。
名前をうろおぼえだったもので、

そのあと、
友人に「エル・グレコのチケットがあるんだけど、行く?」ときかれ、
私「うん。行くことになってるんだ。」ともらってしまいました。

もうすっかり、ベーコンがエル・グレコになっていた。

いただいてチケットをみて、自分のまちがいにきずいたのだが、かえすのもはずかしくなり、いただいだ。ありがとう~。

で、エル・グレコもみなきゃね。
よかった、これも上野だ。

エル・グレコって、誰よ。
イメージは、オリンピックのレスリングの選手名。

いや、教会の絵を描いたヒトでした。

もう、訳わかんない。

で、どうまわるか。

ダンナ「上野のかっぱ寿司で夕飯を食べよう。」

寿司を食べながら飲みたいので夕飯にしたいとのことで。
うち、夜は、家でメシのヒトなので、めずらしいな。

このかっぱ寿司は、18時までは、半額だということなので、その時間までに食べないとね。(細かい~)

で、昼は?

長くなるので、簡単に行程を説明しましょうかね。

まず、竹橋にいきエル・・・いや、ベーコン展をみて、
美術館のそとのお堀ばたのベンチでダンナお手製のおにぎりをたべる。これがランチ。
敷物をしいてね。
桜も少々みえまして。
で、
上野。

すごいヒトヒトヒト。

上野動物園のとなりの都美術館でエル・グレコ。
きれいだった。
縦長にゆがんだヒトを描いてると思っていたが、(チケットに描いてあったのよ。)

意外に実物がきれいな絵だった。
印刷では、良さがわからなかったな。

で、上野の桜見物して、
上野の森美術館でボッカ展をみて、
桜をみる。

御徒町にいき、かっぱ寿司でたべる。
みずだこを塩とレモンで食べるのが、すごくおいしかった。
ああ、まだ、食べたい。

安いので、気持ちよく食べられました。

で、食べ終わっても、まだ、はやかったので、
東京駅へいき、
ダンナにもこのあいだのように
東京駅ステイションホテルのきれいなトイレを教えてあげました。
(どんだけ、そこのトイレが気に入ったんだか・・・・)

で、せっかくだから、
ホテルのラウンジでコーヒー飲みたかったのですが、

ダンナにとめられましてん。

ダンナ「大丸とキオスクにいきましょ。」
大丸でお酒と私用のカクテル缶をかいまして、

キオスクでチータラとゆで卵を買った。

ダンナ「ほら、コーヒー代で二人分のおつまみと酒が買えちゃうんだよ。」

夢がないわね。

でも、土曜日の7時のすいた電車でゆで卵たべたり、酒をのんだり、こりゃあいい花見だったわ。

あれ?何しに行ったんだっけ・・・・・?


東京スカイツリー

2013-03-20 15:16:56 | まち歩き

友人に「どこか行きたいねぇ。」といわれて

私「三菱1号館美術館の印象派の展覧会がいいらしいよ。」

友人「私、ラファエロ展がみたい。」

私「・・・・・・。」

さいしょから、言えよ!と思いつつ、
負けちゃイケナイぜ!!オレ~~~~!!(私やて・・・)

私「じゃ、両方へ行こ!」

最初に
東京駅さ~着いて、
丸の内のきれいになったところへみちびき、
ホテル側のトイレにいきます。

ここさ、鏡のしたにトイレットペーパーなどを収納する場所も鏡ばりで
ピッカピカ!!
お掃除たいへんそうなのよ。

友人「さすが、東京ステーション!!」
私「イェ~~ス!!」
アメリカかぶれなふたり。

さて、見物が、おわって、
2階建てバスをみりゃ、乗りたがり、案内所にいってみたり、
なかなか美術館につきゃしません。

さて、やっとこ、着いて。
みて。
きれいだった!!
『奇跡のクラーク・コレクション』
アメリカのクラークさんの美術館を、ただ今、建築家安藤忠雄さんが、建築中なので、

そのあいだに絵を借りて、この催しができたそう。

今までみたことがないルノワールが観られてよかったなと思った。

さて、
丸ビルでフォーと巻物とデザートで、1500円ランチ。

上野に参ります。

『ラファエロ展』
これもまたきれいだった。
無宗教なので、教会などの絵にてんで興味がないのですが、
さすがに
チラシにも載っている
『母子像』は、色も赤ちゃんもおかあさんもきれいでみとれました。

友人「これがみたくてウィッフィ美術館(イタリア)に行ったけれど、なかったのよ。」

・・・・別の美術館だったそうで。
『それがそんなにみたけりゃ、美術館を間違えるなよ』と心の中で思ったしだいであります。

で、
友人「常設展が観たい。」

けっこう、へとへとでは、あったのですが、
このチケットで常設展もみられるので、観ましょう~。

常設のなかでの企画『素描の風景』が、すばらしかった。
やっぱり、大画家は、ちょっとしたスケッチもかっこよくて、憧れます。

ささっと描くって、かっこいいよね。(ミーハー)

さて、帰りましょ。
すでに外は暗くなっておった。18時。

で、上野駅をみあげると

ピッカ!!!!!!!!

光り輝く、あの、・・・・・・・スカイツリー!!


ふと、みると

『スカイツリーシャトルバス』が、停まっているではないか。

友人と顔をみあわせ、「行っちゃう?」

バスにかけより
私「このバス、スカイツリーまで行くんですか?そして、また、上野までのバスも在りますか?』

あるというので、乗っちゃいました。

スカイツリーの輝きにみせられた夜の蝶~それは、私たち。ひらひらひら。

なんどか、スカイツリーは、遠めにみたことがあるんだけど、
昼に見るスカイツリーは、
ここだけの話し・・・・焼却炉のえんとつ、もしくは、21世紀少年の塔みたいで
怖いなとおもって、いきたくなかった。

夜は、女の気持ちをも変えるわね・・・・w

つうか、私、子どもが幼い頃からの習慣で、

未だに夕方4~5時になると家に帰りたくなっちゃう派なのですが、

もう、待っている子どももいないし、

自分のワクをとびこえたいという願望もあり、

チャレンジしました。

そう、「船には乗ってみろ!ヒトには添ってみろ!」とは、母から伝えきいたおばあちゃんの言葉。

行ったよ。

スカイツリー!

さすがに着いたのが7時で、
展望台に1時間まちだというので、帰りのバスがないと困るので
展望はできなかったけれど、
外から充分に楽しみました。

ふう。

12時間も遊ぶなんて!

やればできるんだと自信がつきました。(・・・つかなくていいって!?)


松本俊介展にいってきました。

2012-12-02 10:57:27 | まち歩き

昨日は、世田谷美術館に

『松本俊介展』をみにいきました。


このひと、36歳で亡くなったんです。


中学生のときに病気になって、なおったときに耳がきこえなくなり、
その後、

お兄さんにもらった油絵の具で絵画にめざめたのでした。


オトナになって、

兵役も逃れたけれど、

まわりの友人がみんな戦地にいって、

それゆえか

家族は疎開させたんだけれど、自分はひとり東京にのこって、絵をかきつづけたの。

東京大空襲のなかで松本さんの家の地域は奇跡的に戦火をまぬがれた。

のに、

戦後1年たったころ、まぁ、そのまえから持病の喘息にくわえ、結核にもなっていたのだけれど、

展覧会の絵をかいて、展覧会をひらいた会期中に突然亡くなったのです。


それは、私は、展覧会にいってから知ったのだけれど、
戦争中の絵は、赤かった。

そして暗かった。

書簡も展示されていて、内容もおもしろいというか、エッセイの才能もあるというか。
疎開した家族にむけての手紙は、

『戦後の東京を歩いているアメリカ兵は、

勝ち誇っている風でもなく、ただ、もう、すでにそこにいた人のように街を歩いている。
亀のようにじっとかたまっている日本人が哀れである。』

と、書かれていた。

そのころの日本人の姿が、眼にうかび、悲しくなった。

『国防国家のなんたら』とかいうタイトルで
戦争中の軍人さんが、芸術家との対談で

もっと戦争を鼓舞するような絵を描けという話しが書かれている記事もあった。

それに対して、後日、松本が「絵は自分のなかにあるものしか、描けない。」という反論を

記事を書いたそうで。

国防軍を作るなんていう話がでる昨今の日本に危機感をおぼえ、

っつうか、戦争なんてしたくない!!!と


平和ボケしてて、すぐに上陸してきた敵国のひとに撃たれちゃうだろうな、わたし。

でも、死にたくないけれど、撃ち殺したくはない。
撃たれていいとも!
ごめんね、家族をまもれなくて。


なんて、思いました。


絵はね。

きれいだよ。

暗い色のなかに使われた青色がなんてきれいにみえるんだろう。


画家になりたてのころに書かれた青色が多用されている風景がすきです。
色の面と

繊細な線。

あのまっすぐな線は、ものさしを使っているべな。

だんだん抽象画になってきて、

そのあと、先にかいたような赤の風景になって、

最後は、

また青い色の面に

繊細は線の絵にもどってきて、
これ、きれいだな~すきだな~もっと見たいなとおもわせる。

亡くなってしまって、残念です。

ま、だから、生誕100年記念で展覧会をもよおすんだろうけどね。

その話しを娘にしたら、
娘曰く「リリーフランキーは、誰かのことを
『山田かまちのように夭折していたら伝説の人になれたのに

生きているのが惜しい男である。』って、書いてたよ。」

・・・・・・


生きているのが惜しいといわれないように、がんばろ(汗