ただいま!
イギリスから火曜日に帰ってきました。
一番、疲れたのは、成田から自宅まで。
なにせ、ひさしぶりの海外旅行なので
近隣みやげで、大荷物。
日本でめちゃ高いフォートナム&メイソンの紅茶が、本場では、お手ごろ価格だったので買い込みまして、それは、かさばるが、軽い。そこへ免税でうれしくなって、普段かえない・・・・・すてきシャンプーを2本買ったのが、致命的でした。
だって、キールズのシャンプーを使ってみたかったし、モルトンブラウンのシャンプーには、憧れていましたし。
ああ、重っ。
でも、ケチだから、宅急便は、使わない。
で、へたりました。
イギリスは、楽しかった。
毎晩、爆笑。
そこかぃ?ってか!?
すてきなマダムたちとおしりあいになり、楽しい夕食をともにしました。
マダム、・・・・最初は、
カツラかぶっていて、口紅をべったりぬっていて、人口の毛皮のチョッキをつけていたので、
浅草のデーハーなおばちゃんか?と思いましたが、
相席になり、
明るい楽しいひとがらに
すっかりはまりました。
デーハーなマダムは、40年来のお友達という方とのふたりづれ。
お友達のほうは、地味なおばさんでしたが、このかたもいい味だしており、ただものではない。
私たちをふくめて33人のツアーだったので、
いろんな方と同席し、
マダムとは、同席1かいめのときに
マダムの隣に現地の運転手さんがきまして、様子をみてたら、
運転手さんの英語に
一生懸命、日本語であいのてをいれている!!!!
必死なところに、人柄のよさを感じました。
あたしなんざ、にこにこしてるだけじゃき。
で、
次の日に
ワーズワースの庭・ライダルマウント庭園でのこと。
けっこう、アップダウンのある広い庭で自由散策になり
ぐるっとひとまわりしてきたら、
終点のみやげもの&cafeで
このデーハーおばちゃんが、お茶をしていたの。
で、眼があったら、
おばちゃん「マダムは、お茶をしています。」
私「優雅ですね~。」
おばちゃん「まだ、ポットに(紅茶が)あるわよ、飲む?」
私「(カップが、無いやんけ)いただきましょうか?同じカップで。」
で、ふふふと笑いあったの。
で、この方をマダムとあだなをつけました。(たしかにマダムだしね
で、次の朝から
朝食会場でみかけると
私「グッモーニン!マダ~ム!」と声をかけるようになりました。
マダムの隣にいるお友達は、おねえさまとお呼びして。
そして、次の日に
お夕飯のときに同席することになり、マダムとおねえさまが、
学生時代に知り合って
40年来のお友達であることと、
おねえさまは、102歳のおかあさんを家でみていらして、
今回はショートステイにあずけて、久しぶりに海外旅行に来たことなどをおききしました。
家にいるから、102歳もボケていなくて、元気らしい。
えらいなぁ。
ショートステイにあずけるとしばらくは家でも歩けないそうなんだけど、
三日もしたら、杖で歩けるようになるそうで、
おねえさま「預けて出かけられるのは、助かるけれど、今回は、どんだけできなくなってるかが、怖い。」「でも、また、がんばるわ。」
ふだんは、同じ敷地に隣同士ですんでいて、
3食をさしいれて、一日おきに入浴介助をたのんで、
あいた時間にご自分もフォークダンスサークルに通っているそうで、
一日フル回転している様子。
パワーあるな~。
マダムは、もとお役人のご主人と息子さんと暮らしていて、
フツーの家庭のかたでした。
ちゃらんぽらんな遊び人の風体なのに(私が、勝手に想像していたんだけど)
マダム「朝は、野菜ジュースを毎日、主人のために作っている。」ときいて
私「まじめなんですね。意外に~!」
「意外に」の言葉に一同、爆笑。
おねえさまとマダムの学生時代から
たすけあってきた人生話・・・あかるくはなされるので苦労話とは聴こえない。
若かりし頃、転勤族だったおねえさまの急なお引越しにこのデーハーなマダムが、あかんぼを背負って、てだすけにきてくれたこと。
みためとちがうマダムのまじめな面と
私らのちょっとしたジョークに笑い転げる姿。
私、明るいおばあさんになろう。
見習わなきゃな。
と、勉強させてもらいましたん。
ツアーで最後の夕飯のときも一緒になり、
おねえさまとマダムは、ビールをたのんだのですが、「のみきれないから、はじめにもらって。」といわれ、
グラスをたのんで、もらいビールで乾杯!
余談ですが、私は、ふだんビールは、飲まないのだけれど、このステラというビールは、フルーティーで、おいしかったな。
このときは、マダムとおねえさまと私らと独り参加の鈴木さんともうひとりの独り参加の方6人テーブルで
食事がおわり、
この鈴木さんが、酒代を席でまとめていたら、
マダムが、「お金(コイン)が、よくわからないから、お札で出す。」と言ってお札でだしたので
私「最後だから、コインつかっちゃったほうがいいよ。見せて。」と
マダムにコイン財布をださせ、
コインを計算しようとしました。
が、うすぐらい店のなかでのコインの判別にめんどくさくなった私は、
先にテーブルで自分のコインを広げて計算している鈴木さんに
私「悪いけど、みてあげて!」
と、まる投げ。
人の良い鈴木さん(私より年上)は、マダムの小銭要れからコインを出して計算してくれました。
ちやちゃん、やりたい放題。いいたい放題で、
ノンストレス。
むしろ、この旅でストレス解消しちゃったんじゃない?
まだ、これには、つづきがあって、
小銭解消のために(紙幣じゃないと日本でポンドは換金できないから)
こうして、みなで小銭を計算して
まとめておいたら、
その小銭をレジにもっていくのが大変だろうと
マダムのお友達のおねえさまが、
「紙幣に換えようか?」
一同「(今までの苦労が)なんにもならないじゃん!」と、またまた、大爆笑となったのでした。チャンチャン♪