先週の木曜日の午後3時、女帝(母)より電話。
女帝「〇〇ちゃん(女帝の次女=私の妹)が、いない!ちょっと来てちょうだい。」
駐車場に車は、あれど、姿が見えない・・・と、いう。
私「2階の自分の部屋で寝てるんじゃない?」
女帝「いないみたいなの。足が、痛いから、2階にあがれないし。」
かけつけるにしても、実家まで、バス10分のり電車で一駅行き、再びバスで13分、乗り継ぎ時間があるので、早くて40分くらいかかる。
女帝に干渉されるからと
日中は、たいてい、妹は、二世帯住宅の2階部分で寝ていると前に言ってたから、
今日も寝てるんじゃないかと言ってみた。
私「倒れたような音でもした?とりあえず、携帯の番号を教えて電話いれてみるから。」
女帝、探して、教えてくれた。
一度、女帝の電話を切って、妹に電話した。
電話にでんわ。
しかたがないから、留守電にいれておいた。
女帝、去年の11月ころから、ちょっと妄想する。レビー小体認知症というそうで、亡くなった父が、あらわれてしまう。
そんなだったから、電話番号もわからないんじゃないかと思ったけど、ちゃんと調べていたから
フツーじゃん?と思って、ホッとした。
私が、再び、電話して、女帝に「〇〇ちゃんに留守電いれておいたから、出かけていれば、電話くると思うよ。
私が、かけつけてもいいんだけど、2階で寝てるだけだと思うから、それだったら、きまずいじゃん?」
女帝「わかった。」
(ここから、愚痴ばなしが、続く)
女帝「机に指輪をおいておくとお父さんが、持っていっちゃうのよ!」
キターーーーッ!これが、妄想か・・・・。
私「お父さん、死んじゃったから、ちがうと思うよ。おかあさんは、きちょうめんだから、どこかにかたづけて、しまいこんじゃったんじゃない?今に出てくるでしょ。」
女帝「そうか。」
私「家にとじこもっていると想像しちゃうから、あったかくなったら、外に出て身体うごかした方がいいよ。すっきりするから。」
女帝「そうだね。」
40分くらい、話して、
女帝「アンタは、人の気をそらさないね~。ちょっと、すっきりした。
△△(うちのダンナ)の身体にきをつけてやりなさいよ。」
と、電話が、切れた。
そして、夕方、また、女帝から電話で「いたわ。2階で寝てたみたい。ごめんね~。」
よかった。やっぱりね。
で、その次の日の10時に
妹にこういう事があったよと電話をした。
妹「そう。今日は、部屋にごはんをもっていったら、布団の中で『お前は~!!』って、怒っていたから、朝からけんかもいやだから、ごはんを机において、放ってある。いいよね?」
私「いいんじゃない?」
なんて、20分、話して、電話きれて、
私、給料日だったので、ATMにいってから、スーパーに行って買い物して、帰ってきたら、
また、妹から電話
「おかあさんが、死んじゃう!!すぐ、来て。」
すぐに病院にかけつけると
救急に寝かされてた。
なにもつけていないので、これから医師に処置されるのだろうと思っていたら、
警察官が、やってきて、
妹に事情を聴くという。
死んじゃったんだ!!!!!!!
指、冷たくないと思ったんだけど、
あらためて、触ったら、冷たかった。
私からの電話を切ったあと、妹が、「お昼は、どうするの?」と部屋をのぞくと
ベッドの横にうずくまっていたので、
死んだふりして、驚かそうと思っているのかと思ったそうで。
声をかけたけど、起きないから、身体を起こすと、もう、意識がなかったそうで。
救急車で、はこんだときには、もう、だめだった。
死因は、虚血性心筋梗塞。
あっけない。
憎まれっ子、世にはばかるっていうじゃないか!まだまだ、イケルと思っていたのに。
本人も前の日の電話で
「早くおむかえが、きてほしい。」と言うので、
私が、「寿命ってものが、あるだから、それまでは、来ないよ。生きてるからには、身体動かして、元気でいないと。」とは、言ったら、そうだねと答えて、
本当におむかえがくるとは、思っていなかったと思います。