ちやの日記~ごめんね、いつも長くてさ。

テレビドラマや今日の夕飯、そして、ちょっと愚痴。なんでもない日々を書きます。

春のお彼岸

2014-03-21 17:01:23 | 日記・エッセイ・コラム

お墓参りに行ってきました。
いつもは、父のところ(墓)だけだけど。

同じ市内にあるおじさんのところと
義理のおじさんのところもおまいり。

「母も逝きましたから、よろしくお願いします。」

と、お願いしてきました。

おじさんたち「もう、来たのか!!」と
驚いていると思います。

なんかね、
やっぱり、お骨になってしまうと
悲しくて、

そして、お墓にはいってしまうと寂しいものですね。

で、
過去にもどって
お葬式の話しを書きたいと思います。

それは、それは、にぎやかで楽しいお葬式でした。

本人は、生前「死んだら、お香典集めみたいなことは、したくないから、

自分は、家にもどさないで病院から葬儀場につれていっちゃって、家族だけで葬式をやって。」

と、申しておりましたが、

実際は、たおれて病院にいき、家で急になくなったので警察で監察医の診断を受けねばならなくて、
なんか、そのまま、葬儀場につれていくのは、しのびなくて
家につれてもどりました。
で、どうする?
親戚も少なくなったので、家でやろうか?と同居していた妹が、言ってくれたので、
「そうしよ!」
ひとが集まるってちょっと大変なのですが、
たまたま、ほんとに近所に大きな公園があり、駐車スペースもかなりある。(すみません、お借りしました。)
父のときも家でやったので、
そのときは、とても大変だったのですが、7年もたっていますので、
まぁ、今度は、もっと来る人も少ないだろうし、
忌中払いの食事もケータリングすれば、OKだし~。

家でやろう、
故人の遺志を尊重して、お香典はいただかないとの由を玄関内に貼紙しました。

友引をはさんだので、金曜日になくなって、土日があり、月曜日にお通夜、火曜日に葬式と
お通夜まで2日あるから、どうなんだろうと思ったのですが、

結果的に

家は、良い。

たぶん、会場を借りていたら、そこにいって疲れていただろうけれど、

母に生前気にっていたミッソーニのバスタオイルをかけて

周りにお花をいっぱいにして、

自動演奏してくれるピアノだったので、母の好きだった石原裕次郎の『粋な別れ』などかけて、

昔からの友人や近所のお友達が、たくさん来てくれて、

あれ?楽しくなってきた?

家に(母が)いると

いろいろしてあげたいことが、できるのは、良かったです。

次の日は、自分のメイクどうぐをもってきて
ちょっと目元のクマをコンシーラーで消して、眉を描いて、ラメ入りの頬紅にメイクしてあげました。

妹が、母の持っている『美空ひばりカラーの口紅』を出してきてくれたので、それをぬってあげて、

メイクは、完璧!!

娘の私がいうのもなんですが、「きれい!」

ご友人方「きれい!生きてるみたい!」

そうね、ラメ入りの頬紅が、ポイントよね♪

母が、うちに泊まったときには、毎晩、おふろあがりにパックしてあげたりしてたな~と懐かしい思い出が、蘇りました(泣)

うちの娘「きれい!このまま、ここに寝かしておきたい。」

ほんと、そうね。

こんなに友達が、きて、にぎやかに昔ばなしをして、お茶など飲んで楽しい会場。
本人が、死んでいるのが、もったいないくらいでした。おかしな話だけど。

近所のおじさんは、「〇〇さん(母)、粋な人でした!」

ありがとう!
そう、ちょっと何年か前までは、
竹をわったような性格で、めんどうみの良い母でした。

近所のおばさん「〇〇さんは、『ボーナスはいったから、おごるよ!ついておいで』と毎回、誘われて、一緒にでかけて、ちょっとしたブラウス買ってもらってごちそうになったのよ。」

そうだったねぇ~私もきいてました。

昔からの友達が、『〇〇さん、天晴れな生き方でした。あの世で、また、カラオケできる日まで待っててね!』

ありがとう!ありがとう!みなさん!!

すごく良い方々に囲まれて、幸せな人だったんだなと改めて思いました。

いろんなことがあったけど、

今は、ただただ、感謝のみ!

私もがんばるね!
カフェのみんな、ありがとう。