今年の大谷選手を見ていると、いかにも、チャンスに弱いという印象がある。今日も延長10回、折角の好機に二塁ゴロしか打てなかった。しかも、二塁手が落としていなかったらゲッツーになっていたところだった。打席に入る彼は、緊張しているだろうと思える表情をしている。確かに、一平ショックもあるだろうし、新妻を娶ったという責任感もあるだろう。しかも、日本国内では、毎日のように彼の打席の成績がニュースになる。そんな諸々のストレスが現れているようで気の毒でならないが、しかし、例え、うまくいかなくても、それが人生であろう。本当のことを言えば、自分の為に野球をしているのであってファンの為にしているのではない。それこそ、今の彼に必要なのは、全ての雑音をシャットアウトして、無心の境地になることだろう。