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村上春樹が朝日新聞に「領土問題」について寄稿!彼の視点はシニカルで素晴らしい!

2012-09-28 08:32:58 | 過去のハード・パンチ・コラム

村上春樹

 

言わずと知れた

日本を代表する世界的作家である。

 

そんな彼が「現在のアジアと日本

について「領土問題」の観点から

今日付けの朝日新聞に寄稿し、

同紙は一面トップに掲載し

三面に全文を載せた。

 

国境を越えて魂が行き来する道筋を塞いではならない

と訴え、日本国内の人には

中国の書店で日本人作家の書籍が引き上げられたことを受け

報復的な処置をとらないでほしい

と訴えている。

 

また、尖閣諸島や竹島などの領土問題を

実務的に解決可能な問題

と言い切り

それを声高に叫ぶ政治家や論客により煽られた

「国民感情」

安酒による酔い」と表現し

後に残るのは頭痛だけだ

と切り捨てている。

 

今回彼が寄稿したことに、正直驚く。

ただ、野田総理の昨日の演説も含め

この国が危険な状態であることに変わりは無い。

 

政治が無い場所に、幸せな国民は生まれない!

のである。

 

現在の日本に政治は存在しない。

利権争いの「クダラナイお遊び」は

「民主党野田の再選」

「自民党安部の再登板」も含め

残念ながら続き付きのストーリー

なのである。

 

原発問題は収束しておらず

国民の目線を変えるために使われていく

ありもしない「領土問題」

に僕らは冷静になるべきだ。

 

「戦争になれば自衛隊が何かしてくれる」

と思って強硬な発言をしている人がいる。

しかし、彼らは何もしてはくれない。

若い人が戦地に行き、無駄な死を遂げるだけの話だ。

 

領土の為に命を投げ出す必要なんて無い!

 

そこが基本姿勢でなければ

すぐにこの国のプロパガンダに乗ってしまうのだ。

 

彼が寄稿せざる得ない今の状況こそ

もっとも危険な状態だと認識させられた。

 

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