ボブ・ディラン
彼をなんと表現すればいいのだろう
とにかく、俺の「人生の分岐点」には
必ず彼が存在する
偶然なんだろうけれど
とにかくそういう人生なんだろう
俺の人生って
今回の「テンペスト」
は前作から3年
35作目となる節目の作品は
全米初登場3位を記録
2012年という時代にも
「ロックのパワーは色褪せていない」
と俺たちに思い知らせてくれた
「ロックのパワー」
いや
「本物にしか出せないサウンド」
それこそ
「ロックを創ったオリジネーターしか出せない凄み」
なんだと実感した
現在の「ポピュラー音楽」は
Jポップに至るまで
ビートルズとボブ・ディランの焼き直しである
これは100%そうであり
実は、手を変え品を変えて出されている無数の作品は
よほど吟味しないと本質は見つからない
さて、この「テンペスト」
サウンドお支えるのは
「前回の来日時に俺も大変お世話になった」
(詳しくはBob Dylanのバックナンバーをどうぞ)
彼ら
長年ボブを支えるトニーの下
ツアーメンバーだった
スチュやチャーリーのギターコンビも無事入閣
しかも、中ジャケに写真までも
おめでとう
サウンドはそれこそ
「あの来日公演」
を思わせるタイトさ
ボブの声は震えが来るくらい美しく、エグイ
大迫力で迫るヴォーカルが全てを流していく
この作品によって「人生が変わる」
という人間がいるかどうか・・・
俺には分からないけれど
俺の人生は確実に「変わってしまいそうだ」
ボブにヤラレ続けて来た男
彼の傑作「Time out of mind」
を新譜時に50人くらいに声を掛けて
唯一購入してくれた女性と付き合うと
彼女のバースデーはボブと同日
それで結婚してしまったようなものだからね
Zeppツアーを全日追いかけて
皆さんご存知の様な結果には当然
「人生が変わった」
このアルバムを聴いた時
全てが違う方向へ流れて行きそうだと実感した
「俺の目を覚ませてくれた」
し
「大切なものが何なのか」
を再確認させてくれた
俺の人生は必ずしも最高ではないかもしれない
でも、この作品をリアル・タイムで聴けたこと
これは「最高の瞬間」だ
ボブにまた救われた
気づいたら涙が頬を伝っていた・・・
そう
俺はボブにまた救われた
のだ
当然当店でも発売中
黙って聴け
そういうことだ
<10/2 MASH>
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