Jamバンドとして人気を博した
ストリング・チーズ・インシデント
(SCI)
俺がそれほど彼らにフォーカスしていないのは
周知の事実でしょうが
彼らの2005年の作品
「One step closer」
はとてもよく出来たアルバムでR
今この秋の入り口に
本作を聴いている
SCIと言うとJAMに特化したLiveが売りだろう
この「One step closer」みたいな歌物を
チーズ・ヘッズがどう受け止めたかは知らない
でも、俺は好き
なんだよ
この湿ったアメリカン・ロックのフィーリングがさ
本作は詞にデッドでお馴染みの作詞家
ジョン・バーロウ
と
ロバート・ハンター
が参加していて
素晴らしい歌詞を提供しているんだよねぇ
俺はこのアルバムに曲、演奏云々よりも
「歌詞の重要さ」
を感じている
インスト中心のJamバンドが言葉にコダワリ
「意味のある言葉を歌う」
というのはどういうことだろう
こういうことなのだ
「時には川が氾濫するし、時には干上がる」
(Sometimes a river)
から
「踊ろう音楽が終わるまで、明日が来ないかのように」
(Until the music's over)
しなければならないのだ
各曲前後の歌詞はご自身でご確認してもらうとして
深い人生観から裏打ちされた歌詞が
「文学のように並んでいる美しさ」
そこに王道のメロディが付け加えられているんだ
そう
これは一気に聴ける
13の短編集
俺にはそう思えてならない
ラストの
「Brand new start」
で物語は希望に満ちた切なさで終わる
ある種、理想のアルバム
そう思える作品であり
生涯聴き続けられるアルバムが
この「One step closer」なんです
少なくても俺にとっては
大切な一枚
なんですよ
ちなみに
佐野元春先生が
ライナーにコメントを寄せています
好きなんでしょうねぇ
<10/3 MASH>
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