「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

【ハードパンチ社説】惜しい!「カーリング女子の銀メダル!」そして、いよいよ危機迫る「ウクライナ情勢」を「コトの発端から今に至るまで」みんなも簡単に知っておこうよ!

2022-02-20 21:57:01 | 編集長「MASH」筆【ハードパンチ社説】

勿論
「カーリング女子の銀メダル」
に湧くのもイイ!
ただ、今日も書くことになる…
そう!「ウクライナ情勢」だ。

本紙では昨日掲載した様な
「暮らし記事」
も大人気なんだけれど
「責任ある記事」
もトコトン書く!

先週は俺自身
何度もウクライナ記事を書いて来た
そこで
「アメリカとロシアをめぐる
ヨーロッパ諸国との関係…」

「アメリカとロシアの情報戦」
という点から割とライトに書いて来たけれど
日々混迷を深めて危ない状態になって来た…。

今「一番の問題」
となっている事柄が
「ウクライナ東部ドンバス地方(以下ドンバス)」
を巡る
「情報戦」
なんだよ。

ここは
「ルガンスク人民共和国」
「ドネツク人民共和国」
という
「世界が認めていない国」
がある事をご存知かな?

そもそもコトの発端は2014年に
ウクライナで親欧米政権が生まれたのに対し
「ウクライナはロシアの影響圏」
と見ていたプーチンが
ウクライナ南部のクリミア半島を巧みに併合した。
俗に言う「クリミア併合」だ。

「ロシアによる強引なクリミア半島併合」
を仕掛けた後は、同じ年にロシアは
「東部ドンバスの親ロシア派への支援を始め
ドンバスをロシア寄り地域に変えさせて
ウクライナ軍と対峙させている…」

これにより
「ロシアへの編入を求める」
そんな分離独立派がドンバスの2つの地区を
「ルガンスク人民共和国」
「ドネツク人民共和国」
と名乗り、一方的に独立を宣言した…。
というワケなんだ。

勿論ウクライナはコレを認めず
「この両国を反政府武装勢力」
と見なし
「ウクライナ軍」と「ロシア派武装勢力」
による
「武力衝突がずっと続いている」
というワケなんだ。

そして今回、この地域での
「ウクライナによるロシア派への大量虐殺」
をプーチンがほのめかし
それに合わせてドンバスの首脳からも
「ウクライナの大統領が間もなく我々への攻撃を命じる」
と70万人への避難を呼びかけたのよ

それを聞いたアメリカは
「ロシア軍がロシア派を助けるため!」
ロシア国民向けには
「同胞のロシア人の為に攻め込む!」
というのを口実に
「ウクライナへ攻め入る…」
と見ているんだ!
だいたい分かってくれたかな?

当初俺は、前にも書いた通り
「軍を撤退させる」
と言っていたプーチンを
「信用こそしていないものの、攻め入る気は無い」
と見ていたんだ。

だって
「大国としての責任」
はモチロン
「クリミア併合」
の一件により
「G8から外され、経済は大打撃を受けた」
ワケでしょ?

今回攻め込んだら
「欧州は天然ガスのパイプラインをも止める覚悟」
で来る感じに変わって来たんじゃないかな?
それこそロシアは孤立し、
経済的にも大変な状況に追い込まれるハズ…。
「ヤル意味が無い」
と俺は思っていたんだよ。

しかしながら、ここに来て「撤退を口にしていた」
プーチンやロシアが出して来る情報は真逆!
「間違い無くヤラレタからヤリカエス!」
「自国民保護の為にロシアは立ち上がる!」
みたいな方向性…まさに
「悪いシナリオ」
へと突き進んでいる様に見えるのよね。

正直ここ2日で
「事態は急変し、よりマズイ方向へ向かっている…」
とにかく
「ロシアが内向きになればなるほど危ない…」
そんな気がするよ。

「アメリカや西側諸国」
そして当事国
「ウクライナ」
からの情報と
「ロシアやドンバス」
からの情報を
俺たちは
「しっかりと見極める必要」
がある。

今回だけは、
「戦争を回避しなきゃダメ」
だ!
「戦争は何一つ生み出しはしないし、
誰一人として笑顔にはならない!」
ワケだから…。

歴史から学び、
知恵の有る人間だからこそ
「国家というツマラナイ枠に当てはめず
人間という大きな枠組みで物事を考えるベキ」
だと俺は思うぜ!

今こそ、Love & Peace!

《 編集長「MASH」筆》