昨日もハンチングコーチと狩猟に行きました。夕なずむころの1チャンスです。昨日は娘さんも一緒でした。娘さんはM嬢とします。車より約1キロ歩き、牧場の凹みに着きました。凹みと言っても寝ると分からないぐらいの凹みです。私を中心に座りましたが父娘はすぐに草の上に寝転びました。ジート空を眺めています。遠くで鳴き声がします。尋ねるとオジロワシの声でした。上空にも3羽大きく旋回しています。オジロワシか5文字だな、と関係ないことを考えているとコーチは軽い寝息をしています。
風があり、月も残っているため今日はこの辺で待つそうです。私は緊張していたので軽装てすが、父娘はしっかり着込んでいます。座っているため風が当たり体が震えてきました。手の感覚がなくなりかけています。父娘を見ると両手をポケットに入れ寝転がっています。体力の消耗を避け、神経だけアンテナのように張り巡らしていたのです。疲れてきたので拙も横になりました。コーチは時々上体を起こしますが、腹筋が強いのでゆっくりと上げます。拙は腹筋の代わりに脂肪しかないのでシーソーのように起きますが、これでは近寄ってきた鹿が驚いて逃げるので、寝転ぶのは中止しました。気がつくとM嬢は隣にいません。音もなく消えていたのです。
15:30 コーチが体を啄きました。「右」、えっ前か左から来るのではないの。ゆっくりと体を回すと30メーターぐらいの所に牝鹿がキョトンとたっています。銃を構えるまでの長かった事、不自然な姿勢でしたが発砲しました。スコープよりハミ出るほどの近くでしたが失中!次弾を送り逃げて行く鹿へもう一発。コーチも同時に発射していました。少しグラリとし、鹿は休みながら逃走しました。近くに馬がいる方へ逃げたのでこれ以上の発砲はできません。走って追いかけましたが笹薮にはいられました。
後ろ足に当たっていたので笹薮から追い出せば確保できましたが、拙の追い出しでは無理でした。第一発目を発射する際、もっと姿勢を固めてやれば良かったのです。動けば逃げられる、この呪文に体の動きが縛られていたのです。
コーチについてはBE-PAL12月号の8ページから11ページに紹介されています。
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