狩猟事故が続発している。
11月4日 静岡県 11月7日北海道 11月12日 宮城県 11月19日 宮崎県 11月24日 栃木県
これ以外にもあるかもしれないが、労災で使われるハインリッヒの法則を適用する。
1つの事故の後には29件の軽い事故、300件のヒャットした事故の卵があったはずだ。上記の5件を適用すると1,500件の報告されていない事故の卵があったと断言できる。
拙も過去に2回体験した。1回は鴨猟の時だった。池の鴨を撃ち成果もあり、仲間と一服のため土手に座った。自動銃の拙は機関部を解放し座った。2連銃で折っていない友がいたので忠告すると、快く承知し銃を取りあげた。ドーン、弾が出て池に水柱が立った。全て撃ったはずなのに一発残っていた。矢先が池だったので事故にはならなかったがゾーとした。
もう一回は大物猟の時である。隣のタツマで猪が止まった。弾がないので止めに来てくれと連絡があった。一番近くに拙がいたので急行した。崖(2M)から飛び降りた時転倒した。直ぐに起き上がり走り出そうとしたが、腰のナイフが鞘から出て倒れていた腹の下にあった。それ以降は絶対にナイフを腰に装着せずリュックに入れている。
この2件は300件の中に入るだろうが、一歩間違えば大きな事故(死亡)に結びついた。敢えて恥の体験を書いたのは、猟友諸氏の安全を望むからである。まだまだ楽しい猟期は続くが無事故で過ごして欲しい。
もっとも最近のようにアパートに籠っていては、事故の心配はないが如何なものであろう。
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