狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

JR北海道

2013年11月19日 | スピーカーズ・コーナー

線路の異常放置による脱線事故から次々と問題が炙り出されている。国土交通省の特別保安監査が期限を切らずに実施されている。まさしく泥沼である。データーの改竄が組織的に行われていたようだが、動機や背景についてくわしく調査するそうだ。

だが考えてみると今までの監査が如何に「ええ加減」であったかだ。数値の異状さえ気づかずに調査していた。監査員は北海道の旨い物を食いに来た、その程度であろう。野帳に記入された手書きの字、チェックの赤鉛筆・・・なにも気づかずに見過ごしていた。本当が知りたければ道内の列車を全て止めて線路の調査をすればよい。銀行のシャッターを降ろさすやり方である。

保線関係が槍玉に上がっているが、他はどうだろう。下司の勘ぐりで一番危ないのは乗務員(車掌・運転士)関係である。選抜や試験が正しく行われていただろうか、毎日の管理は適切であろうか、飲酒による事故が発生していないのは上手く隠している・・・と邪推する。駅関係も???である。金の過不足はゼロでは?ゼロならば誤魔化している。カードの使用は適切ですか。川清くして魚棲まず、ではあるが安全を信じて、いや仕方なく乗っている乗客にとってはやり切れない。まあ監査も75日すれば幕切れでしょう。

おそらくこれからは本社・国への報告が増えるであろう。些細なことも全て報告だが、受ける側の目が節穴では何もならない。本社では今までデーターの改竄をしてきた者がチェックすると良い。鬼平犯科帳の密偵と同じ理屈だ。マニアルの条文を目くじら立てて現場に物申す偉いさんで推移するだろう。現場はその対応で疲れきる。しかし「上に施策があれば下に対策アリ」の格言は生きている。つまり働く人間の意識が変わらなければ何をやっても同じである。

最後に、釣瓶井戸の水を汲むためには、底まで釣瓶を落とさなければならない。膿を出すのではなく肉も血も出し、世の中の底までJR北海道が落なければ再生しない。それは鉄道が必要とされていれば、の話である。必要のない事業(会社)は速やかに退場するのみである。

されど、されど、頑張れ!!JR北海道

追記 11月21日  車掌の不正が報道された。残念ながら氷山の一角でしょう。底まで鶴瓶は落ちていません。極論すれば「これって悪い事なの?」このような意識が常識でしょう。この車掌の同期について調査しましたか。一人発覚すれば30人はチョッロトやっているでしょう。管理者の皆さん、プライバシーを犯して社員のロッカーを開けてみなさい。それが真実なのです。真実は恐ろしいし、バレたら梯子を外されますからね。定年までアイドリングで行きましょう。JR北海道は不沈戦艦ですからね。

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