定年退職後、しばらくした頃から週に1回、金曜日にカレーを作るようになりました。
ニンジンも玉ねぎもジャガイモも高いモノではないので、せめて肉くらいは美味しい肉が食べたいと思いました。
年寄りが2人で食べる量なので300gもあれば充分です。
さて、どの店で肉を買おうかと考えた時に思いついた店が1軒ありました。
その店は、私が髪を切りに行っていた理髪店の女主人が、
「○○精肉店のお肉は美味しいですよ!」
「あの店の肉を食べたら他の店の肉はもう食べられなくなりますよ!」
とまで絶賛するお店でした。
ただ、その頃は自分で買い物をして何か作るという事はなかったので、
「へぇー、そうなんですかー」
程度で、あまり関心はありませんでした。
週1で、料理とも言えないカレーを作るようになり、少し高くても美味しい肉を入れて作りたいと思った時に思いついたのが、その “○○精肉店” でした。
幸いな事にお店の名前は覚えていたのでスマホの地図アプリで検索してみると… 、
すぐ出てきました。
そして、そこはウワサに聞いた事のある “△△マーケット” 内にあるお店だったのです。
私が作っているのは金曜日の夕食分だけですから、あまり大したことでもありません。
パンも時々焼く(機械に材料をセットするだけ)のですが、朝起きると焼きたてのパンの香りが家中に広がっていてなかなかいい気分になります。
「贔屓」はスマホが変換しただけですから…。
毎週金曜日は、料理に関してTANEさんの腕の振りどころになっているようで、
奥様もこの日は、台所から解放されてお喜びになられていらっしゃるのでしょうかね!
それにしましても、恥ずかしながら、正直「贔屓」(ひいき)と云う漢字は全く読めず、
漢和辞典で調べました。
表題の件についても、納得出来ました。
良い勉強になりました。