TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

東生垣の改修に手を着ける…<その⑩>

2022-11-25 16:34:00 | メンテナンス
板打ちは順調に進んで行きます。


1時間程で半分が終わりました。

一気に終わらせたいので、孫の子守りもそっちのけで午後からも作業を続けます。


この調子で行けば3時頃には完成です。


ところが、あと2枚板を張れば完成するというところまできた時に、残りの釘の本数が1本だけ足りないことに気が付いたのです。

板を張るのに使っていた釘は、いつも使っている釘とは少し違い、釘の頭がツルツルに平べったくなっているものを使っていたのです。


この釘だと、板を張り付けた後の仕上がりがキレイに見えるのだそうです。

その仕上がりがキレイに見える釘が1本だけ足りないのです。

道具箱の置いてある部屋に戻り、釘がありそうな場所を探すのですが、普段使っている釘は何本もあるのに、頭がツルツルの平べったい釘は見つからないのです。

諦めかけた時、電動ドリルのドリルの軸を入れている箱の底にその釘が1本だけ転がっているのを見つけたのです。



『あったーーー!!!』



最後の最後に、思ってもみなかったアクシデントが待っていましたが、見つけた1本の釘を慎重に打ちつけ、我が家の板塀は完成しました。


柊木の幹から作った杭は、よく乾燥させてから柱の補強に使いたいと考えています。




        < 完 >





東生垣の改修に手を着ける…<その⑨>

2022-11-24 15:44:00 | メンテナンス
アルミの支柱の中には角材を入れ込んでいます。


これは、南側の垣根作りでも葡萄棚作りでもやっています。

アルミの支柱の補強もありますが、中に材木があることで釘やネジを使えるのです。


ピッタリサイズの蓋も売ってあり、雨水も入らないし見かけも良くなります。




杉材の支柱が家側に若干傾いていた件は、基礎ブロックと柱の間に樹脂を塗ったり留め金具の隙間にタガを噛ませて最後の調整を施しました。

また、中央の支柱が両端の支柱より僅かに飛び出していますが、長さ360cmの塀での5㎜の誤差ですから、

『素人の仕事としては上出来!』

と、目を瞑りました。

いよいよ板張りの作業に入ります。

買ってきたのは長さ200cm・幅10cm・厚さ1cmの杉板20枚です。


その20枚と家に残っていた2枚の板に、防腐・防虫効果がある油性塗料を半日かけて塗りました。


板は下から張り始めます。

最後の板を張った時に柱の頭とピッタリと揃うよう、正確に水平を出し直します。


『出ました、原始的水平器です!』


ホースの途中に気泡が溜まらないよう注意しながら水を満たし、両端の柱に縛り付けています。

板を張り始めます。


板の間に厚さ1.5cmの材木を挟むことで隙間が均一になり、作業が捗ります。

アルミの支柱には角材を入れ込んでいるので、ドリルで穴を穿ったら釘を打って板を張り付けていきます。


作業は快調に進んで行きます!












東生垣の改修に手を着ける…<その⑧>

2022-11-23 14:47:00 | メンテナンス
中央の柱を試しに立ててみると、ほんの少しだけ家側に傾いているではありませんか。

基礎を据える時に水平器で確認しながら細心の注意を払ったのですが… 。

基礎はコンクリートで固めているので、やり直しはききません。

柱の底を削り直すという手もありますが、微妙な傾きなので上手く行くか自信がありません。

『両端の支柱を立ててみて、対策を考えよう!』

仮に立てていた杉の角材を外し、塗装することにしました。


塗料の色はこげ茶色です。

この塗料、以前、我が家の濡れ縁を塗る時に使ったのですが、ガーネットと組み合わせたら連れ合いから異議申し立てがあった因縁の塗料です。

南側の庭にデッキを作るゾ!…【第8話】 - TANEの独り言

「エーッ!この色にするのー」「アバンギャルドだね!」※“アバンギャルド”とは「先がけ」「前衛」「革新的」の意。ファッションでは大胆かつ独創的なデザインを指して使用さ...

goo blog

 
少し残っていましたので使ってみることにしました。


『単色だとなかなかイイ色ですよねー… 』


サッシの枠の色とマッチしていて違和感はありません。

両端のアルミの支柱もこげ茶色です。



アルミの支柱を立てるためにコンクリートを捏ねてモルタルにします。



3本の柱が一直線に並ぶよう、張った水糸を頼りに両端のアルミの支柱の位置を決めました。

支柱に傾きが無いか垂(スイ)を下げて確認します。



杉の角材が思ってたより5㎜大きかった分、中央の柱が僅かですが前に出ていますが、3本並べてみるとあまり気になりません。



いよいよ、板を張るだけになりました。













東生垣の改修に手を着ける…<その⑦>

2022-11-22 13:24:00 | メンテナンス
板塀の支柱を立てる基礎も設置できました。

植えていた柊木も全て掘り返しました。

いよいよ支柱を立てる作業に入ります。

3本の支柱のうち両端の2本は5cm角のアルミ製支柱で中央は10cm角の杉材を考えています。

板塀の高さは、道を歩いている人から家の中が見えない程度で、かつ、家の中から外を見た時に圧迫感を感じない程度にしたいと考えています。

支柱の頭はどれも同じ高さになるようにしたいのですが、支柱の底部分の高さが3本ともバラバラなので準備する支柱の長さも違ってきます。

葡萄棚作りの時はホースに水を入れて水平を出しましたが、今回は家の基礎を基準にして水糸を張り、必要な柱の長さを求めました。

先ず、中央部の杉の角材を買いに行くと、10cm角ではなく10.5cm角… 。



わずか5㎜ですが板塀の中央部が凸らないか気になります。



中央に据えた基礎の上面が窪んでいたので、意味も分からずその形状に合わせて、柱の底を形成してみました。


黒い丸印は基礎ブロックと柱を固定するために穴を穿つ部分です。

金具も買っています。


ドリルが垂直に入っているか、孫を連れて来ていた娘にチェックしてもらい、ついでに写真も撮ってもらいました。


塗装する前にちゃんと立つか試してみましたが… 



僅かですが、柱が家側に倒れているではありませんか!

基礎を据える時に水平器を使って調べてはいたのですが… 。











東生垣の改修に手を着ける…<その⑥>

2022-11-21 14:47:00 | メンテナンス
板塀の柱を立てるための基礎が固まる間に植えてあった5本の柊木を全部掘り返しました。


と、簡単に書きましたが、とても大変な作業でほぼ1日1本のペースでした。

堀り出しましたが、板塀ができるまでは柊木が無いと家の中が丸見えになってしまいます。

なので、“毛刈が終わった羊” 状態の柊木をまた元の場所にもどしておくのです。

板塀の支柱を立ての作業が完了し板を張る時点で、置いただけの柊木は簡単に移動できるのですから。

5本ある柊木のうち、差し障りのない雨戸前の木1本だけは完全に掘り出しました。


立派な幹です。

太い幹をノコで切ります。


何をしているかと言うと… 


杭を作っているのです。


細めの幹も、何かに使えそうなので捨てずにとっておきました。