TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

まもなく、ブログを始めて1年

2021-05-31 12:54:00 | エール
明日はもう6月ですね。

私がブログを始めたのが去年の6月6日で、もうすぐ1年になります。

初ブログは、コロナ禍の自粛生活の中にあって、蒔いた朝顔の種子が思いの外ゴッソリ芽を出した話題でした。



投稿2回目は数日の空きがあり6月9日でした。

その日以降、今まで毎日欠かさず投稿を続けることができたことは自分でも驚いています。

私の拙いブログにほぼ毎日のように訪問してくださる方々がおられることと、スタンプやコメントが励みとなって続けられたことだと有り難く感じております。


ブログを始めようと思ったきっかけは、大学の頃からの仲間が2人以前からブログを開設していて、誘いがあったからなのですが、実際に始めるまでには6年もかかりました。

文章を書くことが苦手でしたし、私事を敢えて公開することに躊躇いがあったからだと思います。

でも一歩が踏み出せなかった最大の理由は、日々の仕事に追われブログに時間を割く余裕もなかったのです。

ブログに誘われて6年目に、大学時代の仲間たちと会い、久しぶりに山にも登りました。



実に40年ぶりのことでした。

私をブログに誘ってくれた仲間の1人は7年前に一念発起し、単身海外で現地の若者のために頑張っており、年に2回は日本へ里帰りしていました。

みんなで久しぶりに山へ登って以来、コロナ感染が世界中に広がり仲間は日本に戻ることができていません。

また、仲間が住んでいる国もコロナ禍により彼を取り巻く社会全体が大きく変わり、感染の不安に加え仕事を続けられるかどうかの生活の不安も生じたのです。

私は去年の5月頃に、そんな仲間の様子を彼のブログを通して知りました。

『昨夜は眠れただろうか… 』
『今日はどうしているだろうか… 』
『新しい仕事は見つかったのだろうか… 』

『私にできる事が何かないだろうか… 』

そんな思いで、慣れないスマホを操作して私もブログを開設したのでした。

初めてのブログの投稿ではとても緊張したのを覚えています。

初めは何を話題に書けばいいのか毎日悩んでいましたが、遠く海外で頑張っている仲間の気分転換にでもなればと思い投稿を続けることができました。

仲間の住む国とは時差があります。

でも、ブログにアクセスすれば彼はすぐそこにいるように思えます。

遠く離れていても確かに繋がっているのです。









久しぶりの渓

2021-05-30 09:46:00 | 
外に出るのは散歩か買い物くらい… 。

気分転換に我が家のメンテナンスをしたり、庭の実のなる木の様子をみたり、家庭菜園の世話をしたりしながらコロナの第3波をやり過ごしてきましたが、大自然の中に我が身を置きたくなりました。

と言うことで、久しぶりに渓流釣りに出かけました。



一人で行く渓流釣りは誰にも会うことがありません。

そもそも渓流釣りは孤独な釣りで、他の人には釣り場を教えることはありません。

なるべく他の人には知られないようにこっそり竿を振るのです。

釣りに行き、川岸の空き地に車が止めてあればそっとその場を離れますし、釣り上がりながら釣り人の踏み跡など見つけたらすぐに川から上がります。

それほど渓流釣りは人を避けるのです。

そんな渓流釣りだからこそ、自分一人だけで自然の中に立ち入り、渓魚と出会えることを楽しみに竿を振るのです。

久しぶりの渓は清らかで梅雨の晴れ間の陽光で溢れていました。




小さなヤマメばかりでしたが私のお相手をしてくれたのでした。

10時半に渓流に足を踏み入れ、ふと時計に目をやればすでに午後3時。

持ってきたおにぎりも食べず、もちろん誰とも会うことなく、ただ水の音を聴きながら自然の中に我が身を浸しておりました。


帰り道、田植えの終わった棚田が私の目に留まりました。











イイもの見つけました!

2021-05-29 16:52:00 | 日記
子どもたちもそれぞれ自立し、かつては狭く感じていた家が広く感じられるようになりました。

家は離れたものの、衣類や小物・雑誌類などそれぞれの持ち物が使っていた部屋に置いたままになっているものがあります。

勝手にではありましたが、捨てられるものは捨てて少しスッキリとさせようと思い片付けていると、こんな箱が4つも出てきました。


そうです、そうです、思い出しました!

娘が大学生の時にレザークラフトを始めて、毎月、箱に入った教材が送られてきていたのです。

最初は簡単なキーカバーとかカードケースから始まり次第に難しい大型のレザークラフトへとステップアップしていってたようです。

私も娘から出来上がったレザークラフトを何個か貰っていました。

そして、それは今でも使っているのでした。



コインケース

キーケース&キーカバー

トゥールケース


今回、見つけた4つの箱の中にはこんな物が入っていました。


トートバッグの材料とこれまで送られてきたレザークラフトの道具です。

ホック打ち台やホック打ち棒、カシメ打ち棒、ポンチ穴開け棒、縫い糸、縫い針、カシメ金具、木槌なども入っています。

道具の使い方さえマスターすれば、トートバッグ用の材料で別のモノも作れそうです。

使わなくなった連れ合いの本革のバックを解体して、ペンチやドライバー入れの付いた皮ベルトだって作れるではありませんか!

部屋の片付けも時にはイイものです。

新たな趣味の世界に足を踏み入れるかも…








今日も枇杷三昧② … <枇杷ジャム>

2021-05-28 14:22:00 | お料理当番
今回は枇杷ジャムに挑戦です。

枇杷3房を捥いで小さな瓶3個分できればと思い作り始めました。

枇杷の皮剥きと種子取り・薄皮剥きにも随分と慣れてきました。

それでもタップリ1時間はかかってしまいました。

皮を剥いた実が茶色に変色しないように、剥いたらすぐに薄めの塩水に浸けます。

初めてのジャム作りなので、スマホ画面のレシピと睨めっこです。

砂糖の量は剥いた枇杷の重さの25%にしました。

「水の量はレシピに書いてないなぁ… 」

と私が呟くと…

ジャム作りでは水を加えないことを連れ合いが教えてくれました。

『そうか、水は入れないから書いてないんだー… 』

何も知らずにジャムを作っています。

鍋に枇杷とグラニューを入れ、熱を加えます。


枇杷はヘラで潰していきます。


次第に水分が飛んでいきます。


次第にトロトロになってきました。

最後の仕上げにレモンのしぼり汁を垂らします。

まだ熱いうちに瓶に詰めたのですが、ギリギリ瓶2個でした。

「あれー、2個分しかなかったー!」
と私がジャムを詰めた瓶を眺めて嘆いていると…

ジャムを詰めた瓶は逆さにして置いておくことを連れ合いが教えてくれました。



そんなことレシピには書いてありません。

きっとジャム作りでは常識なのでしょう…

鍋の底に残ったジャムをヘラで掬い取りクラッカーにのせ、連れ合いと分けて食べました。


本当のジャムみたいにトロッとはしていませんでしたが、枇杷の甘みと爽やかな酸味もあり、贅沢な味がしました。


エプロンこそ持っていませんが、段々とハマってきました… 。







我が青春の山『甲斐駒ヶ岳』

2021-05-27 11:56:00 | 山行
想い出の山なのに登ってはいないのです… 


大学生だった40年前に霧ヶ峰→八ヶ岳→南アルプス北部→富士五湖周辺を自転車で廻りながら登山をしました。

一日に一度はもの凄い坂道を登り峠を目指しました。

大変苦労した合宿でしたが、自転車で広範囲を移動できたお陰でそれぞれの地域の趣きのある山々に登ることができました。

ただ、南アルプススーパー林道の入口で自転車の進入を認めないとその日一日足止めを喰らい、予定していた計画を後ろにずらさざるを得なくなりました。

結局は次の日の朝に通してもらえましたが、予定がずれ込んだこともあり、登る予定だった山を諦めて先を目指したのです。

その登るのを諦めた山が『甲斐駒ヶ岳』でした。

ピラミッド型のその山容は美しく、山頂部の花崗岩が風化して白く見えるのです。

まるで雪が積もっているかのように白く、ピラミッドのような山容と相まって遠くからでも目立つ象徴的な山でした。

今でもテレビやスマホので甲斐駒ヶ岳の姿を見ると、つい見入ってしまうのです。

40年前のその合宿時の写真を見ると、甲斐駒ヶ岳をバックに仲間から写してもらった写真があります。


それも1枚だけではありません。


登れなかったことが相当に悔しかったのでしょう。


去年、南アルプスの多くの山は前年の豪雨により登山道やアプローチの道路が甚大な被害を受け、入山できなくなりました。

今年は、全線ではありませんが殆どの道路が復旧し、2年ぶりに入山が可能になったのです。

40年前に登ることを断念した甲斐駒ヶ岳や、自転車の通行を認めてくれた方との約束を守り最後まで自転車を押して上がった北沢峠にも立つことができるのです。




近々、青春時代の “忘れ物” を探しに行こうと思っているのです。