家を建てて何年も経てば、いろいろメンテナンスが必要になってきます。
風や雨、地震など自然災害によるもの、
白アリなど害虫に起因するもの、
ものを落としたりぶつけたりして床や壁が傷つくなど、生活していく中での破損・劣化などです。
この他にも予期せぬ事が生じて、家を建てた当時の煌めきは次第に失せていきます。
それも"味” や"歴史” と言えるかもしれません。
もし、壊れたり傷んだりしたものを少し手を加えて心地よいものに変えることができるなら、そちらの方がよりポジティブな選択であると思っています。
それも、自分の手でできるなら経費の面で助かるでしょうし、家に対する愛着も増すのではないかと思います。
昔は、障子やふすまの張り替えはどこの家でも自分の手でやったものです。
壁紙を貼り替えたり漆喰を塗ったりするのはなかなかハードルが高いように感じられますが、やってみると案外簡単にできてしまったりします。
また、やり始めると新たな発見があったり、問題を解決していく達成感もあって自分自身の成長や変革ももたらしてくれるように思います。
私が障子の張替えの域を一歩踏み出し手を付けた最初のメンテナンスは、サッシの網戸替えや壁紙貼りだったと記憶しています。
階段の壁の壁紙が一部分破れていて気になっていました。
同じ色の壁紙が売られておらず、リビングの壁紙と同じ白い壁紙を手摺りより下全体に貼りました。
壁紙の裏にはノリが塗ってあり、シールを剥がしながら階段の上の方から下まで1枚通して貼りました。
壁紙が破れやすくて手こずる場面もありましたが、多少のトラブルがあった方がいい経験になると思っています。
こんな感じで、4.5年前に壁の色が燻んできたリビングも少しずつ壁紙を貼っていき、数カ月かけて完了しました。
現在、2階の部屋の壁紙貼りの途中です。
と言っても、あたこちいろんなところのメンテナンスをやっているので、ここ数カ月中断したまま… 、
完了するのはいつになることやら… 。
壁紙貼りは、こんな道具を使います。