TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

散歩道の風景

2023-06-18 21:22:00 | 散歩
私が所属する山岳会の夏合宿案が出始める時期になりました。

昨年は、2人目の孫の子守りや3人目の孫が生まれる予定日がお盆辺りだったのと、まだまだコロナの波の勢いがおさまらなかったのもあり、夏合宿には参加できませんでした。

今年の夏もコロナ逆襲の心配はありますが、世の中は開放的なムードに移行していますので、今の時点では山岳会の先達の計画に乗っかり北アルプスに行く気になっています。

ただ、日頃の体力づくりが全くできていないので、孫の子守りを理由にサボっていた散歩を再開し始めました。

再開して1週間も経っておらず、ユックリしたペースで体を慣らしているところです。

今朝、散歩に出ようとすると連れ合いも、

「私も一緒に歩こうかなぁー」

と言ってきたので、本当に久しぶりに一緒に歩きました。

歩いていると、二人の子の母になった娘から電話がかかってきました。

そう言えば今日は父の日で、電話は父の日に当たり一言感謝の気持ちを伝えるものでした。

初孫も娘の近くに居たので、昨年の夏に私と一緒に補助輪の付いた自転車で散歩に出かけた懐かしい風景を画面越しに見せてあげました。

昨年、娘がお腹が大きかったので、その孫を連れ毎日のように2人で冒険散歩をしたり海や山間の川に泳ぎに連れ出していたのです。



暑い中自転車のペダルを踏んで進んだ散歩道を久しぶりに目にした孫の表情が、一瞬で変わったように感じました。


孫にとって去年の夏の経験は、成長と自信に繋がった日々であったみたいです。

歩きながらビデオ動画を通じて話していると、道端に紫色の花が咲いている場所を通りました。

その紫色の花にモンシロチョウたちも集まっています。


去年の夏、たわいも無い話をし、虫や植物を見つけては2時間近く散歩した日々を思い出します。



その時は4歳だった初孫は、今はまだ小さな妹の姉としてしっかりと成長してくれています。










最近の散歩

2022-08-06 14:54:00 | 散歩
久々のブログ更新です。

ここ数日、山形・新潟・石川・福井などで集中的な降雨による災害が続いています。

被災された地域の方々にお見舞い申し上げます。

まだ被害の状況が分かっていない地域もあるようですが、これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。


さて、今日のブログは最近の私の散歩のお話です。

多良山系にオオキツネノカミソリを観に行った山行では足がツル事もなく、無事下山できて “ホッ” としました。

 “ホッ” とし過ぎて次の日は散歩をサボってしまうほどでした。

ちょうどその頃、孫(里帰り出産で帰省している娘と一緒に我が家に来ている初孫)の自転車をパパさんが自家用車に載せて我が家まで届けてくれていました。

孫は補助輪の付いた自転車に乗れるようになったばかりで、自転車に乗りたくてしかたなかったようです。

それで、電話口で泣きながらパパにお願いし、週末に持って来てもらっていたのでした。

愛用の自転車が届いた日、孫はパパやママと我が家の近辺をグルリと自転車でお散歩しました。

パパが帰ってしまうと、お腹の大きなママ1人では孫の自転車散歩に付き添うことはできません。

そこで、私が孫の自転車散歩にお付き合いすることになりました。

孫の自転車散歩にオヤツは必需品です。

その他に、水筒、ハンカチ、お気に入りのヤマネのぬいぐるみ、ヤマネのぬいぐるみ用の手作りマントです。



私は通常、早足で1時間程散歩しています。

孫の自転車散歩が私にとってトレーニング代わりになるとは思えませんが、30分自転車を漕いでは10分のオヤツタイムを繰り返しながら2時間近くかけて戻ってきます。

孫にとっては自転車散歩が楽しいと言うより、オヤツタイムが楽しみのようです。

孫がイイ色に日焼けしてきました。










久々の散歩にて…

2022-07-17 12:57:00 | 散歩
先週の日曜日に山岳会の方々と山に登りました。

大崩山や祖母山登山が雨でお流れになったので、本格的な山行としては冬の根子岳以来半年振りでした。

また、このところ日課の散歩にも行かず、冷房の効いた部屋の中で怠惰な生活をしていたツケが回り、最初の急登で不覚にも両足がツリ歩けなくなってしまったのです。

何とか山頂には辿り着いたものの、その後の縦走路の下りでも再び足がツッてしまい、年配の女性陣にも私の荷物を分担して持ってもらう始末… 。

何とか復活を果たしたものの、下山まで貸してもらったトレッキングポールは手放せませんでした。

同行のメンバーの方々にご迷惑・ご心配をかけてしまい、反省するところ満載の山行でした。


『日々のトレーニングは欠かすべからず!』

『怠惰な生活は身を滅ぼす!』

『山仲間の優しさに感謝!』


と言うことで、サボっていた散歩に久しぶりに出かけたのでした。


目に映るモノ全てが新鮮な感動でした。


ツユ草も… 、


名も知らぬ花も… 、


田植えが済んだ田圃も… 、


そして、


蓮の花も!







泥田の中に凛と咲く蓮の花が私に語りかけてきました。

『ひとに優しく、自分に厳しく!』








久しぶりの散歩

2022-05-30 20:21:00 | 散歩
ほぼ1ヵ月程散歩に行っていませんでした。

4月の末に山に行く予定があり、それまで雨の降らない日は1時間程度の散歩を欠かさなかったのに…

4月末の山行は、登山する日に天気が悪くなる予報が出たために中止になりました。

その山は私にとって初めて登る山で、なおかつ、沢沿いでテント泊する計画だったので、小さく収納できる渓流竿をザックに入れていくつもりでいました。

その川(祝子川<ほうりがわ>)は水がキレイな川として知られており、清流にヤマメの姿も見られる渓流です。

釣れなくても構わないのでその清き流れで竿を振りたいと思っていたのでした。

また、アケボノツツジやミツバツツジの鮮やかなピンク色が輝く光景を思い描いていたのでした。

でも、夢はそう簡単に現実のものとはなりません。

今までも似たような経験を重ね、

『次こそは… 』

と、さらに心を強くもち夢を現実にかえてきたのに…

でも、今回私が受けたダメージは意外に大きかったようです。

パッタリ散歩にも出なくなり、周りの人たちが花を求めて山を目指しても、私は意地でも家から離れようとはしませんでした。

ところがです、今朝は違いました。

朝食を終え、雨が上がった空を見たとき、

『久しぶりに散歩に出てみるか!』

と心の中で呟いたかと思うと、その10後にはいつもの散歩スタイルで我が家の玄関を出ていました。

久しぶりに歩く散歩コース。

目に入ってくる風景は1ヵ月前とは随分違ったものでした。



コレは舗装道路を外れた畦道です。

名も知らぬ花が私の歩く方に白い絨毯を伸ばしたように続いていたのです。



これまで、この畦道を通るときは道の真ん中をズンズンと進んでいた私でしたが、今日は違ってました。



白い絨毯を踏まないように、畦道の端をつま先立ちながら歩く私がいました。


『何故、久しぶりに散歩に出る気になったかって?』

 …

『また、夢をもてたからですよ!』















ナンジャモンジャの木

2022-04-26 18:01:00 | 散歩
私の散歩コースに『ナンジャモンジャ』の木が植えてあります。

毎年、春のこの時期になるとこの樹全体が真っ白い花で覆われます。



花びらは細く繊細です。

今年もいつものように花が咲きました。



花の時期は短く、「アッ」と言う間に花は落ちてしまうのです。

おそらく、今日の雨で花は落ちてしまうのでしょう。

花の命は儚いものです。


実は、この樹の名前を知ったのはほんの数年前のことでした。

近所の方から教えてもらい、
「へぇー、これがナンジャモンジャなんですねぇー… 初めて知りました!」
と、私は妙に感心しながら見上げたものでした。


つい先日、私が所属する山岳会の会長さんの奥様が運転される車に便乗させてもらった際にこの木を見て、
「えーっと、この木!名前ばよー忘るっ…(名前をよく忘れてしまう)」
と、言われました。

私はすかさず、
「ナンジャモンジャですよ!」
と、得意気に答えました。

「あーそうそう、ナンジャモンジャ、ナンジャモンジャ!」
と、奥様は名前を思い出されたようでした。

私も、何の疑いも無く『ナンジャモンジャ』が正式名称だとばかり思っていたのですが… 。

今日のブログを書くに当たり、スマホで検索してみると… 。

『ナンジャモンジャ』はそんな単純な樹では無かった訳で、ややこしい事になっていたのです。

ナンジャモンジャとは、特定の場所に生えている見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。あんにゃもんにゃとも呼ばれる。

他を見ると、

関東地方で、その地方には見られない種類の大木を指していう称。千葉県香取郡神崎町神崎神社境内のもの(クスノキ)、東京都明治神宮外苑のもの(ヒトツバタゴ)が名高く、…(中略)… 。一説に、仏教で論議のとき、質問を発する人を “難者” とか “門者” とかいうのからきた語という。

水戸黄門様まで登場する解説までありました。


ややこしい話は置いといて… 、

私の散歩コースに植えてある樹は、毎年この時期になると観る者の心を真っ新にしてしまうほど清らかな白い花を咲かせる。