TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

Facebook『小梨平キャンプ場』

2021-10-28 14:38:00 | 独り言
2年前、涸沢と上高地にテント泊をして1人で穂高に登ってきました。

いくつもの幸運が重なり、61回目の誕生日の朝を涸沢カールで美しいモルゲンロートを見ながら迎えることができ、忘れられない日となりました。



急に思い立って行ったのではありません。

その数年前に学生時代の山仲間から「小梨平キャンプ場」の話を聞いたことがきっかけで、退職後の楽しみとして少しずつ準備して実現させた “夢の計画” でした。

その準備の一つとして、上高地や涸沢・穂高連峰の最新の情報を集めるためにFacebookを始めました。

そして、今でも一日一度は『小梨平キャンプ場』のFacebookを見ているのです。

『今日は晴れているかな… 』

『紅葉はどんな感じかな… 』

『もう穂高は雪を被ったかな… 』

 ・・・・・


次の2枚は小梨平キャンプ場のFacebookに載っていた写真です。

これは10日ほど前の、小梨平キャンプ場から見た穂高です。




そしてこれが2日前。




上高地の小梨平も冬景色を始めました。

キャンプ場も間もなく今季の営業を終了し、閉鎖されます。









トイレの日めくりカレンダー

2021-10-27 15:03:00 | 独り言
我が家のトイレには相田みつをさんの日めくりカレンダーが置いてあります。

かれこれ30数年になるのですが、朝トイレに行く時にはすでに新しいカレンダーに捲られているのです。

そうなのです。

毎日、連れ合いが朝一番にカレンダーを捲ってくれているのでした。

数日前の日めくりカレンダーです。



 捨てる

 どうでもいい

 ものから

 捨ててゆくんだね



私はなかなかモノを捨てられない

空き瓶や空き箱や木片まで、取り敢えず

『何かに使えるかもしれない』

と考えてしまい、ついつい取って置いてしまう。

でも、大概のモノは使われる事なく忘れ去られている… 

想い出も、過去も、全てを自分の中に仕舞い込んでしまったら、その置き場に困り自分自身が身動き取れなってしまうこともあるかも知れない。

『どうでもいいものから捨てていく』勇気も必要なのかも…


もう、何度も目にしている日めくりのカレンダーですが、見るたびに新しい気持ちにさせてもらっています。


日めくりカレンダーの脇に生けてあるオレンジ色の花… 、

その花が、一段と凛と感じてしまった朝でした。








今日は連れ合いと一緒に見にきました

2021-10-26 14:24:00 | 日記
今日は晴れ、良い天気です!

日曜日見た普賢岳と眉山の姿がキレイだったので、今日は連れ合いにも声を掛け、公園が隣接する干拓堤防までやってきました。


夏に体調を崩した連れ合いですが、随分体調も回復してきたものの、まだ散歩を復活させるまでにはなっていません。

家の中ばかりいるよりも少しは外の空気を吸った方がいいかなと思い、その日の体調を見て山野草展に連れ出したりしています。

今日は東与賀海岸です。

有明海の周囲をグルッととりまく干拓堤防は、どこも同じような景観なのですが、ここ東与賀海岸だけは他と違っています。

干拓堤防の外側で “シチメンソウ” を見ることができるのです。

下の写真は堤防上から写したものです。


今日は潮が引いており、随分先の方まで干潟が現れています。

この干潟に愛嬌のあるムツゴロウや片方のハサミだけが大きなシオマネキ、エイリアンに喩えられるワラスボが生息しています。

その干潟が始まる辺りに、塩生植物の “シチメンソウ” が見られるのです。

近くで見るとこんな感じです。


この東与賀海岸は秋になると “シチメンソウ” の紅葉で赤く染まるのです。


実は、ここへ来るまで “シチメンソウ” の事は私の頭の中には全くありませんでした。

ただ、青空をバックに


雲仙普賢岳や

多良岳や

天山や脊振が見えれば… 、と考えていたのでした。

思ってもいなかった『海の紅葉』を見ることができ、連れ合いも私も幸せな気持ちになりました。










有明海ごしの雲仙

2021-10-25 11:31:00 | 散歩
散歩に行こうと外に出たら、遠くの山がよく見えています。

晴天ではないのですが、意外と空気は澄んでいるようです。

車で30分ほどの有明海の干拓堤防まで行くことにしました。

南に向かって愛車を走らせると、正面に雲仙普賢岳が見えます。

ドンと構えており存在感があります。

干拓堤防上の道を暫く走り、有明海越しに島原半島が見える所までやってきました。


日曜日の雲仙普賢岳です。



一番左に見えるピラミダルな山は眉山…

島原出身の私の友人は、地元の言い方で “まんやま” と呼んでいます。

“まんやま” 、いい響きです。


私も学生時代から普賢岳と眉山を見てきています。

北側から見たその山容がとても好きで、天気のいい日には南に目をやり普賢岳が見えているか確認してしまいます。







皆さんもご存知だと思いますが、かつて雲仙普賢岳は火山活動を活発化させました。

その時発生した火災流により、地元の島原の方々をはじめ火山研究家、報道陣など多くの方の尊い命が失われてしまいます。

有明海を超え、私が住んでいる所にも灰が降ってくるほど大規模な火災流でした。

雲仙普賢岳の活動が続いていた期間に山頂と東側に溶岩ドームが盛り上がり、まるで東側にコブができたような山容に変わってしまったのです。

北海道の昭和新山の話は聞いた事はありましたが、有明海ごしに見える雲仙普賢岳が短期間で形を変えてしまった事に驚きを禁じ得ませんでした。


今日の雲仙普賢岳は、あの日の事が嘘のように海の向こうにドッシリと腰を据えていました。












山野草展を見に行って…

2021-10-24 13:01:00 | 日記
連れ合いと地元のテレビ局のニュースを見ていたら、近くの神社の境内で山野草展が行われていると伝えていました。

金・土・日の3日間開催されるとのこと。

私はあまり惹かれなかったのですが、連れ合いが行ってみたそうです。

七五三の時期と重なっていることでもあり、土・日は人が多くなりそうな気がして金曜日の昼過ぎから二人でチョット覗きに行くことにしました。

神社の駐車場に車を停め、まずは参拝です。

私はお賽銭に100円玉を投げるつもりでしたが、連れ合いは10円玉を摘んでいたので私もお付き合いで10円玉で。

10円で “コロナ退散” は図々しかったかもしれませんが、神様は金額で相手を見るような事はきっとされないでしょう… 


しっかりとお願いしてから山野草展が開かれているとこへ。

そこには地元の山野草の会の会員さんが丹精込めて育てた鉢が400個も並べられていました。

山野草はミズヒキソウやタデ、イトススキ、ホトトギスなど野山に自生している植物で、どちらかと言うと地味な草花達です。

その山野草が趣のある鉢の中で自分の世界を創り出しているのでした。

それほど乗り気では無かった私も、気が付けば山野草の魅力に引き込まれ、帰りには山野草2種類を手にぶら下げていました。

家に戻り着き、直ぐに父が使っていた植木鉢に植え替えました。

心癒される山野草です。


山ラッキョウです。

*背後の掛け軸はこの家が完成した時に父が書きました




桜タデです。

*背後の白壁は私が漆喰を塗りました






今日も山野草の可憐さに癒されています。