TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

山岳会入会、その後… <第③話>

2021-09-30 15:38:00 | 山岳会
初めての沢登りが予定されていたその時期、私には心配事がありました。

実は、8月に入り連れ合いが体調を崩していたのです。

少し動くと気分が悪くなり食欲も落ちるといった状況でした。

病院でも診てもらいましたが、血液検査をしても悪いところは無く夏バテか熱中症とのこと。

連れ合いは台所にも立てない程でしたので、8月の上旬から3週間余りの間は私が料理を作ることになりました。

以前のブログにも載せていますが、昨年あたりから自分でも料理を作ることを始めていました。

金曜日は『カレーの日』と決め、怪しいアーケード内にある精肉店で美味しい肉を手に入れ、毎週1回の夕飯だけは作ってきていたのです。

某家電メーカー製「ヘ▽シオ△ットクック」の力を借り、カレーをはじめ角煮、ミートソースなど男子特有の肉料理をレシピを見ながらですが… 。



それが毎日3食となると肉料理ばかりではやって行けません。

それで、“天下の宝刀” だけに頼らず、フライパンや鍋を使った料理にも果敢に挑戦することになりました。

朝は味噌汁と卵焼きか目玉焼きかスクランブルエッグ、昼は残り物か手軽な冷凍うどんなど簡単にできる冷凍物で済ませ、夜は食材を宅配してくれる『⬜︎シケイ』さんのレシピと睨めっこしながら3週間程食事作りを担当しました。



連れ合いはなかなか体調が回復せず辛かったと思いますが、私にとっては味噌汁をはじめ煮物、炒め物、揚げ物、サラダetc… 格段に料理の腕を上げるキッカケになったのでした。

連れ合いの体調は少しずつ戻って来てはいましたが、私の初沢登りの日も日一日と近づいていました。

体調が万全ではない連れ合いを家に残し、私一人だけ沢登りを楽しむことはさすがにできません。

連れ合いの体調が回復することを願いながら一方では沢登り当日の天気も気になっていました。

いっそのこと雨天になれば沢登りはできないのでキッパリと諦めがつくのですが… 


沢登りを予定していた日の数日前から台風接近のため天候が怪しくなってきました。

そんな時に会長さんから「天候不順により沢登りは中止する」旨の連絡が入り、再度、日程を調整して計画を立て直すことになりました。

私の中では少しホッとしたと言うのが本音でした。

また、決して無茶な活動はしない山岳会の姿勢は私にとって安心材料になったのです。


        <つづく>







山岳会入会、その後… <第②話>

2021-09-29 07:41:00 | 山岳会
8月下旬に沢登りに連れて行ってもらうことになり、急遽、最低限の装備を揃え始めました。

渓流釣りをしているので、沢靴と水に濡れても大丈夫な衣服は揃っています。



ザックは取り敢えず、釣りで使っていた小さなザックを持って行くつもりです。

その他に会長さんから教えてもらった装備は、ハーネスとヘルメット、それにカラビナ2個です。

ネットショップやネットオークション、それにメル◇リを覗いてみましたが、なかなか気に入ったモノが見つかりません。

また、ハーネスもヘルメットもカラビナも自分の命を預ける重要な装備ですから、コンディションや耐久年数などを考えると不安が残ります。

専門店で実際に自分の手に取って選ぶことにしました。

登山用品の専門店は車で30分程です。

愛車を走らせ、一番安いハーネスと一番安いヘルメットとカラビナ1個を1万5千円弱で購入することができました。







2個のカラビナのうち白い方は、随分昔にお守り代わりに買っていたモノで、やっと陽の目を見る時が巡ってきました。


        <つづく>






山岳会入会、その後… <第①話>

2021-09-27 11:08:00 | 山岳会
地元の山岳会に入会すべく、会の会長さんら4人で脊振山系へ “お試し登山” に行った事を3月のブログに載せました。




“お試し登山” は入会試験&面接みたいなもので、私の体力や力量・人柄等がチェックされるのです。

特段問題が無ければ、月に2回開かれる例会で会員に紹介され正式入会となるのですが、今年の春以降もコロナの波が収まらず、例会自体が開けなかったり開けても私自身が大人数が集まる例会への出席を躊躇ってしまい、なかなか正式入会ができずにいました。

人の良い会長さんから何度か例会の日時の連絡があり、慎重派の私もついに覚悟を決めて例会に出席したのが4月の下旬でした。

その例会で会員への紹介があり、会員証もいただき正式に入会することができたのでした。



ところが、変異したコロナウイルスの感染力は衰えるどころか逆に威力を増し、その後の山岳会の活動にはまったく参加できていなかったのです。


山岳会会員の年齢幅は総じて高く、半数は高齢者または後期高齢者なのです。

重症化したり亡くなる確率の高い高齢者はコロナに感染しないようにより慎重になるのですが、そのような中、5月辺りから1回目のワクチン接種が始まりました。

7月に入る頃には多くの方が2回目のワクチン接種を終えられていたと聞きました。

夏頃にはコロナ対策をしながらの山行や沢登りといった活動が復活し始めました。


そして、私も7月の初めには1回目の接種ができ、その月が終わる頃に2回目を打つことができました。



学生時代からの山仲間が、ロックダウン下にある海外の街で仕事もできず外出もできず、帰国することも叶わずにいるのに、いとも容易くワクチン接種ができる事に罪悪感さえ感じましたが… 


7月、8月と山岳会の会長さんからは山行や沢登りのお誘いがチョクチョクありました。

私も10年以上渓流釣をやっており、一度は沢登りを体験してみたいと思っていたので、8月下旬に予定されていた沢登りに参加することにしたのでした。

沢登りをするためにはそれなりの装備が必要です。

会長さんから最低限必要な装備について教えてもらい揃え始めたのでした。









秋の実り

2021-09-25 10:58:00 | 
またまた久し振りのブログ更新です。

いやー、この夏はいろいろありました。
楽しい事も、そうで無い事も… 。

それらの内容については後日ゆっくりと書かせてもらうことにして、今回は我が家の庭の『秋の実り』についてです。


『秋の実り』と言えばサツマイモや柿などいろいろありますが、我が家の庭の『秋の実り』は栗。




アレはやっぱり栗の赤ちゃんでした。



栗の赤ちゃんは、カンカン照りが続いた時期も雨が続いた時期も、少しずつそして着実に大きくなっていきました。

台風が接近した時にはイガが幾つも落ちてしまいましたが、それでも多くの実が強い風に耐え細い枝の先で踏ん張ってくれました。





最近は、少しずつ茶色くなってきていて、今朝見に行くと、落ちていたイガ栗の割れた隙間から艶々の栗の実が顔を覗かせていたのです。

早速、足で押さえて2個の栗の実を取り出しました。



この秋初めての収穫です。

高い枝にはまだ沢山のイガ栗が付いています。




ささやかな、我が家の庭の『秋の実り』の話でした。