TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

手押し車 "カタカタ” を作りたい!<その❺完成編>

2023-10-04 10:22:00 | 
 "カタカタ” の構造をもう一度思い浮かべてみました。

 "カタカタ” の車体の上面は、後輪側に板が張ってあります。

その板は、カムの仕組みが見えない様にするためのモノかと思っていたのですが、それだけでなく、跳ね上がった棒がそれ以外後方へ行かない様にするストッパーの役目も持たせてあったのでした。



『全ての部材にそれぞれの役割があるんだなぁ〜 』

と、妙に感心してしまいました。

ストッパーの板材を取り付けた "カタカタ” は孫のお気に入りの玩具になりました。



ただ、孫が余りにも勢いよく「カタカタ」を押すので音が五月蝿く、動物の木型を取り付けた角材の底に消音の為のフェルトを貼りました。

このため、私が作りたかった玩具の "カタカタ” は、音の静かな "コトコト” になってしまいました。









手押し車 "カタカタ” を作りたい!<その❹>

2023-10-03 13:03:00 | 
ブルーナの絵本から3つの動物キャラクターを選んで木の板に写し、連れ合いが寝静まった夜中にノコで切り抜きました。

なるべく角が立たない様、丁寧にノコを入れていきます。

型を切り抜いたらヤスリをかけて切断面を滑らかにしました。

我が子が中学生だった頃の絵の具セットが3つも残してありましたので、そのアクリル絵の具を使って着色します。


色塗りは、部材を切断したり組立てたりする作業に比べると静的で穏やかな活動です。

これまでの作業と違い集中力を使う感覚があります。


思った以上の出来栄えに孫の喜ぶ顔が目に浮かび疲れも吹っ飛びました。


動物の木型の底と、細い角材の上面にドリルで穴を穿ち、丸棒で拵えたダボを使い取り付けました。


翌日、 "カタカタ” を見つけた孫が手押し車を勢いよく押すと、なんと、跳ね上がった動物の木型が跳ね上がったまま降りてこないのです。


 "カタカタ” という玩具は、なかなか奥の深い玩具なのでした。










手押し車 "カタカタ” を作りたい!<その❸>

2023-10-02 16:02:00 | 
木製の車軸と金属の軸はシッカリ接着できたのでしょうか… ?

夜が明けてそーっと動かしてみると、後輪もダボを差し込んだ木製の車軸も回転しました。

また、6本のダボは細い角材を順番に上下させました。



『やったー、上手く動いてる!』

と喜んだのも束の間、孫がやって来て手押し車を勢いよく押した途端、車輪は外れてしまいました。

『そうだよねー、外れるよねー… こうなる事は予想してたんだよねー… … 』

何が起ったか理解できないでいる孫はキョトンとしています。

私は既に次の手を考えていました。

 “木には木を!” 作戦です。

直ぐにホームセンターへ行き径10mmの丸棒を買ってきました。

今度は簡単に外れないよう、差し込む軸に彫刻刀で刻み目を入れました。



車輪も抜けないように、外側からワッシャー(中心に穴の空いた円盤)を当ててネジで留めました。





完全に接着するまで一晩置いている間に、細い角材の上に乗せる動物の木型づくりです。



私が幼かった頃に遊んだ “カタカタ” には黄色い鳥が取り付けてありましたが、孫の “カタカタ” にはブルーナの絵本に出てくる動物のキャラクターの中から選びました。











手押し車 "カタカタ” を作りたい!<その❷>

2023-10-01 07:47:00 | 
自転車の荷台に使われていた金属棒を前輪の車軸に使うために、金切りノコで適度な長さに切断しました。




幸いにも金属棒の片方の端は少しだけ幅広くなっているので車輪が抜けることはありませんが、もう片方は円形の切断面なので車輪が抜けない工夫が必要みたいです。







問題は後輪です。

後輪の車軸になる木製の丸い棒の中心部に、5cm程の穴を垂直に掘り込まなければなりません。

かなり難易度の高い作業になります。

そしてその穴に後輪の金属製の軸を差し込み接着剤で固定するつもりです。



斜めに差し込んでしまうと、後輪は上下左右に振れてしまいます。

もう一つ心配事があります。

木製の車軸と金属製の軸がガッチリと固定されるのかという不安です。

ココは “ダメ元” でやってみるしかありません!

上手く行かなかたらやり直すか、または別の方法を教えましょう!

後輪を取り付ける前に木製の車軸に6個のダボを打ち込みました(タイトル画面の写真)。

後輪に打ち込んだダボは “カタカタ” と音を立て上下する動物の動きを生み出す仕掛けと関係します。


後輪の車軸に差し込んだダボが当たる位置に細い角材を取り付けます。

角材が横方向にズレないよう、適当な長さに切った紙ストローを間に通しています。


ソレを車体に取り付け、車輪の回転によりダボが細い角材の端を押し下げ、テコの原理で反対側の角材の端が跳ね上がるのが確認できました。

手押し車の握り棒も取り付け、細い角材を受ける板も取り付けました。



後輪は多少左右に振れていますが、車体に触れない程度なので上出来でしょう。

あとは木製の車軸と金属製の軸がしっかり固定できているかが問題ですが、接着剤が乾くまで一晩待つことにしました。