私が幼かった頃、 “カタカタ” と呼ばれる玩具で遊んだ記憶があります。
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歩き始めたばかりの子が手押し車を押して歩くと、前方に仕掛けてあるアヒルや動物が上下に動き「カタカタ」と音を立てて進むヤツです。
私の遊んでいた玩具は数羽の黄色い鳥が順番に上下していました。
その時に出るリズミカルな「カタカタ」という音が幼心に心地よく楽しかったのを今でも覚えているのです。
前回のブログに出てきた「積み木ケースの車輪」と「ベビーカーの車輪」を、どうにか再利用できないかと考えている最中に思いついたのが玩具の “カタカタ” の製作です。
私が幼かった歳頃に近づいた孫たちに、 “カタカタ” で遊ばせてあげたいと思ったのでした。
でも私は “カタカタ” の仕組みを理解していた訳ではありません。
『私に “カタカタ” は作れるだろうか… 』
私が好きなTV番組に「ピタ□ラ▽イッチ」があります。
工夫を凝らした “仕掛け” を駆使し、思いがけない動きや結末にいつも感心させられます。
今回私が作ろうとしている “カタカタ” も、車輪の回転を “カム” の仕掛けを使い、アヒルや動物の木型を上下に動かしているようです。
すぐにweb検索をしましたが、私が調べる範囲では “カタカタ” の仕組みを詳しく教えてくれるページを見つけることができませんでした。
そこで、私の得意の『✖️ルカリ』を見てみると、 商品紹介の写真の中に “カタカタ” の仕組みを知るヒントがありました。
前輪に比べやや大きな後輪をもち、後輪の軸にアヒルや動物の木型を上下させる “カム” を仕掛けるのがポイントのようでした。
前輪に「積み木ケースの車輪」を、後輪に「ベビーカーの車輪」を使うことを決めました。
そして、前輪の車軸は自転車の荷台に使われていた金属棒を、後輪の車軸は径の太い木製の丸棒を使うことにしました。
ただし、「ベビーカーの車輪」の軸穴は8mmなので、元々使われていた金属製の軸を太い木製の丸軸に深く差し込み接着剤で固定しようと考えました。
『実際に上手くいくでしょうか?… 』
先ずは車体作りですが、手持ちの端材を使います。
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これは、… トイレ収納の端材?
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これは椅子の背もたれ部分で…
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長方形の板材も使って…
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『何かイイ感じに行ってますョ!』