9年前、山仲間の一人が定年前に長年勤めた仕事を辞めてベトナムに渡りました。
発展の途上にあるベトナムで頑張っている青年の力になりたいと決意してのことでした。
彼は家族に会うために夏と冬に日本へ帰国しており、その時に山仲間が博多に集まり彼を囲んで美味しいお酒を飲んだものでした。
この本は、その山仲間達とひと時の憩いを楽しむために8年程前に私が購入したモノです。
上巻と下巻に分かれていて、この下巻には奥秩父以南の山と温泉が紹介されています。
この下巻の表紙を飾っているのが奥飛騨温泉郷にある「新穂高の湯」です。
私が学生だった頃から知られており、私もずっと以前から行きたかった野趣溢れる温泉です。
私が実際にこの温泉に行ったのは、コロナ感染症がこの世に現れる前の2019年の秋でした。
一人で『涸沢・上高地キャンプ』に入る前日に浸かってきました。
タイトル画面はその時に撮った写真です。
あの本の表紙の写真通りの素晴らしい景観の中にあり、硫黄の匂いが強くお湯は透明で文句の付けようのない温泉でした。
温泉のすぐ隣は清流流れる渓流です。
私は、温泉の湯に浸かりながら渓流の上を吹く風を感じることができました。
今年の夏、コロナが落ち着いたなら、山仲間にも声をかけこの温泉に浸かりに行きたいと思っています。
車で12時間で行けますよ。
その代わり、4時間おきにしかトイレ休憩はとりませんがね!