“逆U字型” の金属製留め具を自作すると簡単に言いましたが、そう簡単なことではありませんでした。
留め具の長さ、太さはクーラーボックスの蓋の厚みやネジ穴の径に合うものを選ばなければいけません。
また、留め具の横幅は蓋に開けてあるネジ穴間の長さとピッタリサイズでなければダメです。
さらに、U字のカーブの曲げ具合はアルミ管の丸みにピッタリ合わせた方が見栄えが良くなりますし、ガタつかず強度的にも安心できます。
留め具の材料としてパッと閃いたのが、以前に垣根作りに使った軸の長いネジです。
長さ8cmのネジが2本余っていたのです。
まず、ネジの頭を金切ノコで切断します。
次に、アルミ管の丸みに合うようにネジの軸をペンチで曲げていきます。
同じ長さになるように曲げなければいけませんし、ネジ穴に真っ直ぐに入るようにする事も求められます。
さらには、アルミ管の直径よりもネジ穴間の長さが短いので、単純なU字ではないのです。
(作業に夢中になってしまい留め具の全体像が分かる写真を撮り忘れてしまいました… )
微妙な調整を繰り返し、やっとのことで2個の留め具をネジ穴に挿し込むことができたのです。
ナットを締め、
とび出た部分を金ヤスリで削りました。
外観はこんな感じになりました。
これで完成ではありません。
あと、一歩で完成です!