先週のカレーの日用にカレー・シチュー用の牛肉をいつもの精肉店に買いに行きました。
最近は売り切れになっていることも多かったのですが、その日はパックされた黒毛和牛の塊肉が2個だけ残っていました。
カレー・シチュー用の牛肉は、これまでの買い物経験から考えて、消費期限が近くなった牛肉のようなのです。
ブランド牛の名前が書かれてあるシールや10桁くらいの番号が印刷された紙もお肉と一緒にパックされています。
時には厚さが均一のステーキ用のお肉がカレー・シチュー用の肉のところに置いてあることがありました。
そんなお肉でカレーを作ったことも何度かありましたが、いつも以上にとろけるようなお肉でした。
もし、私の想像が当たっているとすればステーキ用の肉ではないにしても、カレー・シチュー用のお肉はお買い得品のはずです。
それで、先週はつい大きな塊肉を買ったのでした。
いつもの様にいつもの分量の肉をカレーに使っても他にも肉料理が作れるくらいの分量です。
我が家に戻り、密閉パックからお肉の塊を出してカレーに使う分を切り分けました。
カレーに入れる分を切った残りの肉の塊は2人で食べる量としては充分でした。
さて、このお肉の塊で何を作りましょうか… 。
すぐにローストビーフが思いつきましたが、連れ合いの持っている料理本をパラパラめくっていると牛のタタキが目に留まりました。
もちろん作ったことなどありません。
赤ワインと玉ねぎ、ニンニク、それに塩コショウとオリーブオイル・ローリエがあれば仕込みができるみたいです。
早速、準備して一晩冷蔵庫に入れておきました。
翌日の夕飯前に、肉だけを取り出してフライパンにオリーブオイルを引いて全体に焼き目がつくくらいまで火を通しました。
その後は、弱火にしてボールを被せ10分ほど蒸らします。
その間に、醤油・オリーブオイル・酢・塩・コショウを混ぜたタレを準備します。
10分ほど蒸らした肉の塊がまだ熱いうちにタレに浸けてからませます。
これで4〜5日は冷蔵庫で保存できるみたいです。
翌日、薄くスライスしたら、火の通り具合も私好みでちょうどいい感じでした。
ローストビーフと牛のタタキとの料理法の違いはよく分かりませんでしたが、つけダレの醤油と酢の塩梅が私好みで充分満足できました。
連れ合いは赤いお肉はちょっと苦手で、自分の食べる分だけレンジで “チン!” して食べてました。