「菜園」かと勘違いしそうな我が家の「グリーンカーテン」ですが、ついに待ちに待った朝顔の花が咲きはじめました。
でも、まだ地面近くに数輪だけです。
理想とする「グリーンカーテン」は、かつて飛騨高山の街並みで見た朝顔の日除け。
あれはもう20年以上前のこと、当時の愛車トヨタのエスティマに布団やキャップ道具を積み込み、家族5人で行った信州方面でのオートキャンプ。
出発直後から中部地方の天気は崩れはじめていました。
名古屋あたりまできたところで、山間部では集中豪雨になっている所もあるとラジオは伝えていました。
行ける所までと思い進路を北にとり、高山方面に車を走らせました。
飛騨高山は時々雨が降る程度だったので、風情のある古い街並みもゆっくりと楽しむことができたのです。
その時見たのが、葉の緑とピンクや紫色の花が鮮やかに映える朝顔の日除け、朝顔の「グリーンカーテン」です。
ちなみに、その後の天気は…
買い物を楽しんでいるうちに雨が次第に強くなり、山間部ではあちらこちらで川の氾濫や土砂崩れが発生しはじめていました。
また、道路が寸断され孤立する集落も出てきました。
キャンプどころではありません。私たちは予定を変更し、急遽、飛騨高山で宿を探し1泊することになったのです。
夜中の豪雨は凄まじく何度か目を覚ましましたが、翌朝には雨は上がっていたように記憶しています。
少しホッとしたからでしょう、朝食に出された朴葉味噌と炊きたてのご飯の美味しさはよく覚えています。
朝食後逃げるかのように富山まで下ったのでした。
キャンプはできたかって?
そこは転んでもタダでは起きません。
そのまま北上し、能登半島の能登島にある名も無きキャンプ場で海水浴を楽しみました。
今となっては、旅行に行ければどこでもよかったんだと思います。
…「グリーンカーテン」の思い出でした。
3枚重ねの使い方もいいし、最後の1枚はなんとも郷愁をかきたてますね。逆光で写したのは、将来ブログにアップするためだったんですね…